性欲って何？どうして起きるのか？

このサイトのテーマは衰えつつある性力を回復させるにはどうしたら良いか、と言うものなんだが。
そんなサイトを作っている管理人の不肖がっちゃんにも下半身の暴走を止められない時期があった。

何を見ても勃起するというのが１０代後半、紅顔の美少年の頃の私であった。

いや、１０代後半ってそういう時期よ。モテモテだったような気が・・・・・しないでもなかった。
まあサカリがついてたんだね。ホルモンが体内を駆け巡ってて。いつでもどこでも勃ってた。

 

今は昔だけど、あらまあ、また勃ったのね、などと言われた栄光の時代もあったんだ。

若かりし頃の思い出を居酒屋で話して大受けしたネタが有るんだけど。
ボッティチェッリの名作で「ビーナスの誕生」という大変有名な絵がある。
あれを画集で見てたらなんだか下半身がムラムラしてきて。ピンピンに勃った事がある。

今観ても全く勃たない。だけでなくて何でこんなものを見て勃ったのかもわからない。
友達からもこれで勃つようでは病気だったんですか？と言われた^^;

でもそれが健全なんだよね。青春時代は悲惨でもあったけど、今思うと光り輝いていたなああああああああ
あの頃の恋人たちはどうしてるんだろうか（遠くを見る目）。

 

性欲は人類繁栄のためにプログラムされた

人類が繁栄したのは何故？

文明が発達するはるか前に人類が地上の支配者になることが出来た理由は２つあるとされている。

一つは可食範囲の広さ。

多くの生物は食べられるものが限られている。だが人類は植物も食べれば昆虫・動物などのタンパク質も摂取する。
なんでも食べられるという特質は人類繁栄のもととなったと。食べ物があれば餓死する可能性が減る。
例えば、現在パンダの絶滅が危惧されているそうなんだが。それは竹しか食べないパンダの生息領域が少なくなって来ているから。
竹は冬でも枯れないので、パンダにとっては非常に好都合の食べ物だが、数十年に1回一斉に花を咲かせ、枯れてしまうという成長サイクルがある。
今まではその場合移動して枯れていない竹林で食料を漁ることが出来たわけだが。生息可能地域が狭まっているのでその地域の竹がすべて枯れてしまったら餓死するしか無い。
このようになんでも食べられるというのは生存には大変有利に働く。

もう一つがメスに発情期がないこと。

これは動物の中でも人類がほとんど唯一の存在だ。
だから生理の時以外はいつでもセックスOK。
セックスすれば子供が出来る。結果子孫が繁栄する、ということで他の動物よりもはるかに恵まてた子孫製造システムを獲得したお陰で人類は今現在地に満ち満ちているわけだ。
人間と枝分かれした時期が最も最近である（共通の祖先から８００～９００万年前に分岐したと考えられている）チンパンジーにも発情期がある。
チンパンジーの場合、というか殆どの動物はメスは排卵期だけに発情する。

チンパンジーのメスの排卵期は月に１週間ほどと僅かしかないのに加えて、妊娠後出産すると、赤ちゃんが離乳するまでの６年間は全く発情しない。
発情しないから、オスとの交尾もない。雄はいつでもスタンバイしているから、発情期のメスの取り合いは壮絶なものとなる。
更にはメスを発情させるために子殺しが行われたり、他の集団を襲ったりすることも日常茶飯事だ。
動物は子孫を作ることに対する強い衝動が湧き出るようにプログラムされている。

人間はその点、オスがメスの子供を殺さなくても、交尾は出来るので、その分子供も安全になった。
子殺しを解決した人類は素晴らしかった。これでますます繁栄する事ができたわけだ。

人々がセックス大好きなわけ

私達がセックスするのはなぜか？といえば、気持ちがいいからだ。
何故気持ちが良いかというとそのように遺伝子にプログラムされているからだ。
何故そのようにプログラムされているかと言えば。
気持ちが良いことはドンドンやりたいと思うわけだから。
そう思わせて子孫を作らせようとする遺伝子の意志がそこに働いている。

子孫を作るのはすなわち遺伝子のコピーを次世代に残すこと。
自分の遺伝子を残すことが生物としての私達の主たる務めだからだ。

私達人類が繁栄しているのは、セックスをするのが「気持ちが良い」「喜ばしい」という感情を持っている人たちの遺伝子が増えた結果である。
もしセックスが不快だという人たちの遺伝子がドンドン拡散していったら人類は滅亡していたはずだ。
まあ、そういう人たちは子孫を残さないわけだから拡散しようもないけどね。

この様に動物は自分の遺伝子のコピーを増やすことに繋がる行動をすると「気持ちがいい」「楽しい」といったプラスの感情が湧き出すように作られているということだ。

つまり性欲とは➖子孫繁栄のため自分の遺伝子コピーを残したいという（つまりは　やりてえええ、って思う）衝動のことを言う。

子供はいらないという人も多いと思うが、でもセックスはしたいと思うのであれば、それは自分の子供をたくさん作れという遺伝子の指示に従っているわけだ。

実際。
女性の場合、排卵期前後には性欲が高まる。排卵時にセックスすると子供ができやすいからだ。遺伝子を残すために自然に性欲が湧き出てくる。
これと反対に生理前や生理中には性欲が控え目になるのが普通。

今は体は遺伝子の乗り物にすぎないという「利己遺伝子」の概念も広まってきて、人間の行動について、生物学的なアプローチが行われるようになってきているから。
とりあえず愛だの恋だのといった複雑怪奇なプロセスを抜きにして「性欲」を語ることが出来るようになった。
もちろん湧き出した感情も嘘ではなくて実際にあるものだけど。行為に至るまでの愛のかけひきについてはまた別記事にしたい。

戦略はさまざまあれど、「性欲」（つまりは　やりてえええ、って思うこと）は自分の遺伝子のコピーを残したいという根源的な欲求から出ているんだ。
そして「性欲」のボタンが押されることで、子孫を作るために行動を開始せよ！というプログラムが発動。
愛の感情も芽生え、相手を口説き、ついにはセックスに持ち込み、子孫繁栄のための神聖な義務を果たそうとするんだ。
つまり、助平心はすべて遺伝子のせいなんだよ～わたしのせいじゃないんだよおおおおおおおお

きっと今の説明で、私が単なるスケベじゃないってことも理解してもらえるはずだ^^;

人はなぜ勃起能力が衰えてもセックスをしたがるのか？

確かにね。男性は歳を取ると男性ホルモンの分泌が少なくなって性力は衰えてくる。
それとED治療薬の解説のところでも書いたけど。

薬と精力剤の違い 　精力剤の効果が人によって違うわけ

脳が性的刺激をキャッチして実際にあれが勃つ仕組みは以下のようになっている。

脳が性的刺激を感知⇒神経を介してNO（一酸化窒素）が放出⇒血管拡張物質cGMPを増やす⇒ペニスが勃起⇒事が終わる⇒陰茎海綿体にあるＰＤＥ5（ホスホジエステラーゼ5）によってcGMPが分解される⇒ペニスが萎える。

歳取ってくるとね。

血管拡張物質が増え、血流を増し、ペニスを膨張させ、事が終わると血液を流し込む物質を破壊し、ペニスを萎えさせるというシャッターの開閉のような役割が上手く機能しなくなるんだよね。
その結果勃たなくなる。

女性の場合は歳をとって閉経するとホルモンバランスが崩れ、膣内分泌物の生成が行われなくなってきて、性欲が減少する。

人間は本能だけでセックスはしない

普通の動物であれば、医療も受けられず、栄養状態・生活環境も悪いから、性力が減退して生殖力がなくなれば死んでしまう。
でも現代の人間は、完全に生殖能力を喪失しても食物等の外部エネルギーを取り入れたり、過酷な自然環境から保護されて生き続ける場合が多い。
つまりは外のエネルギーを取り込んで延命している。こういうことが出来るのは人間だけだ。

アンチエイジングなんて言うのもすでに体内で作られなくなったビタミンやミネラルアミノ酸なんかを取り入れるから実現できる。
そして生殖能力がほぼ失われてもセックス願望はやまない。老人ホームで痴話喧嘩するなんてことはよく聞く話である。
遺伝子のプログラム上ではすでに終了を告げられているはずの性力はなぜか脳内には存在し続けるんだ。でも勃たない以上仮想現実？

また人間の性行為というのは本能だけで行われるのではなくて、愛の技法を磨いてより快感を得られるようにするなど、さまざまな学習がそこに加わる。
本能による性行為に終わらず、愛のコミュニケーションの手段として機能するのである。
またさまざまな愛の技法も研究されてきた。これは本能というわけじゃなくて、その上に作られた精神文化と言える。

カーマ・スートラなどの話は以下の記事で。

精力剤って？その効果はなぜ保証できるのか？

そしてそのうち足を舐めたらそれでオーガズムを感じる人が出てきたり、ホモとかレズとかいう。
子孫繁栄には関係ない、つまりは遺伝子にプログラムされた行為から逸脱して擬似セックスをする人たちが出てきた。
そういうのを見ても人間のセックスが本能だけでなされていないことを思い知らされる。

（ただし同性愛に関しては現在では社会心理学的なものではなくて、生物学的構造に基づくものだと考えられている。
胎児の時の性分化の時期にホルモンの状態によってたとえば男性の体を持った胎児にの脳が女性ホルモンによって女性化されてしまうことがある確率で起こると言うことだ。
これは別記事で書いてみたい。）

フロイト派心理学者岸田秀は「人間は本能が壊れた地球で唯一の動物である」と言っていた。
自分の頭の中だけで作った自分自身の物語（アイデンティティ）が破綻すると、自殺してしまうのは人間だけだ。
本能ではなくて脳内妄想に肉体が支配されている。

養老孟司はこれを「唯脳論」というかたちで展開している。
大ベストセラーになった「バカの壁」は色んな所から持ってきて切り貼りした本なんで、決してできがいいとはいえないけど。
人間は頭だけ（人工）で生きてるんだけど、それを支える体（自然）のことは何一つわからないし思い通りにもならない。
すべてを脳で覆ってしまって自然とかけ離れてしまっている。でも基底では自然に支配されている人間のおかしさを喝破してた。
脳ってのは自分に都合のいい情報だけを集めて来るんだってね。
それで自分の世界を作ってしまうから、バカの壁ができてしまうんだとさ。

このように本能にはもちろん規定されてはいるが、それを裏切る事をするのも人間なんである。

だからもちろんセックスだって脳内妄想の力が大きい。
そんな人間だもの。
自分の「息子」が中々奮い立たなくなっても（つまりは遺伝子プログラム的には生殖行為は終了しているにも関わらず）セックスの快感は経験として残り、その当時の快感をまた味わいたいと思ってもなんの不思議もないんである。

”脳内麻薬”はやめられない

セックスによって、快感が脳にフィードバックされるとエンドルフィンが大量分泌されるけど。

このエンドルフィンは”脳内麻薬”と言われてて別名「幸せフェロモン」。モルヒネの７倍近くの鎮痛効果があって、穏やかな気持にさせ、苦痛を和らげる。
俗に言うランナーズハイは走っているときの苦痛を和らげて高揚感を与えるものだが、その時に脳から分泌されるのもエンドルフィンだ。

そしてエンドルフィンの分泌が同じく”脳内麻薬”と言われているドーパミンの大量分泌を促す。別名「ドキドキフェロモン」って勝手に名前をつけているわけだが。
ドーパミンは快楽を誘発するので女性が「イクッ」とか言って絶頂に達する場合にはこのドーパミンが溢れんばかりに分泌されているはずだ。

詳しいことは別記事に書くけど。

簡単に図式すると以下のような感じになる。

セックスして気持ちが良くなるとエンドルフィンの大量分泌→制御系神経ＧＡＢＡの分泌を抑制→ドーパミンが大量分泌→Ａ－１０神経は最高に活性化 →オーガズムを感じる 

”脳内麻薬”は中毒性が強いので、またやりてえな、ってことになる。
それが歳を取ってナニが勃たなくなっても”脳内麻薬”を分泌させてなんとかまたあの時の快感を味わいたい！
その思いが中年のおじさんを精力剤に走らせるのである。

昔から「死ぬまで勃起していたい」という男は多かったんだね。

その課題を解決するものとして性力を増す健康法や精力剤が数千年の昔から研究されて来たのも当然だ。

ED治療薬も若い人が使うことはめったにないかもしれないし、私の若い友人なんか、薬を使って勃つぐらいなら死んだ方がいいなどと言いたい放題であるが。
年をとっても私のように若い彼女ができたらば。
なんでもいいから「息子」が元気になっていて欲しいと思うようになるはずだ。

遺伝子プログラムを裏切る人間の性

人間が本能だけでセックスをしていないという最大の例は避妊である。
人間は自分たちに備わった性の快楽を追求することに熱心だが、その結果として子供が生まれてしまう。
それを育てるというのは大変なことである。
セックスはまさに禁断の果実でもあった。
昔は特に子供を産むということは死と隣り合わせであって、母子ともに死亡率は高かったからそれも当然である。
女性にはセックスに対する恐怖心が根強くあった。

それが安心してセックスに励むようになったのには２つの理由が考えられる。
一つは子供と母親が出産でほとんど亡くならなくなったこと。
これは産婦人科のお医者さんのおかげである。これはすごいことで、特筆に値する。

もう一つは避妊具の進化。

コンドームやピルを使用するようになって人類は妊娠を心配せずにセックスに励めるようになったのである。
日本のコンドームは超薄型で、付けても付けてないような感触が得られるようになった。

ピルはさまざまな問題があると私は思っているが、とりあえず強姦されても妊娠しないという画期的な効果があったのは事実である。

でも避妊具の方は遺伝子が画策した本当の目的を台無しにしているわけだ。
このように、本能によって性欲はプログラムされているとは言え、人間は性欲が起こる意味を書き換え、子供を産まずに快楽だけはしっかり享受しようとして成功したわけだから。
いいようなものだが。

人間に限らず動物は皆そうだが。生あるものは必ず死ぬ。
そんな私達はどのようにして永遠の生命を手に入れるかと言えば、これは遺伝子をコピーし、それを取り入れた新しい生命に委ねるしか無い。
もちろん以前の自我は消えるわけだけど、生命ってのはこうやってその種が生きつづけるかぎり生命を保ち続ける。

私は２０年ごとにすべてを作り直す伊勢神宮式年遷宮を見ると遺伝子による命のつながりと同じだなと感じざるをえない。

わたしたちも頑張って次世代に残せる自分の遺伝子を拡散していきたいものだ。

 

追加2018-04-19

 

ただし現在はより効果があるものとして。
サイト全体ではシアリスをおすすめしている。

いわゆる精力剤の多くは効果が判然とせず、それにもかかわらず高価だ。
下記で勧めている龍覇王(Ryu Ha Ou)は確かに即効性はあるが非常に高い。

その点シアリスジェネリックであれば、前立腺肥大の薬として保険適用されている。
それほど安全なものなので、毎日飲むことができるし、それにより、勃起力は回復し、確実な効果が見込める。

シアリス（タダラフィル）は安全で毎日服用でき、ED 治療薬としてだけでなく、前立腺肥大や高血圧の薬として使えるってご存知でしたか？

 

画像をクリックするとオオサカ堂の姉妹サイトに飛ぶけどオオサカ堂とまったく同じ条件なので安心してほしい。
というかこちらの姉妹ショップの方がオオサカ堂よりも安い。

[シアリスジェネリック]タダシップ(Tadacip)20mg 【1箱4錠】

【商品説明】
タダシップは「シアリス」のジェネリックで、タダラフィルを主成分とする勃起不全（ED）治療薬です。陰茎の海綿体の平滑筋の緊張をゆるめて血流を改善することで、勃起をもたらします。

タダシップはシアリス同様、タダラフィルを主成分としているため、シアリスと同等の作用が期待できます。「バイアグラ」の主成分であるシルデナフィルと比べ、勃起を促す作用はやや緩やかですが、作用が長時間（最長36時間）にわたり安定して継続します（薬剤の半減期が長い）。また食事や飲酒の影響を受けにくいという特長もあります。

週末のデートなどに際して服用しておけば、服用と性行為のタイミングを気にかけることなく、長時間にわたり効果を体感することができるので、大変便利です。

【効果効能】
勃起障害・勃起不全の改善

※効果には個人差がありますことを予めご了承ください。

【用法用量】
１日１回、10mg（0.5錠）を性行為の約１時間前に経口服用してください。
※十分な効果が得られない場合、増量服用が可能ですが、１日の服用量が20mg（1錠）を超えないようにしてください。
※服用間隔は24時間あけるようにしてください。

単位	1錠あたり	1箱あたり	価格
1箱	298円	1,193円	1,193円  ($10.39) 獲得ポイント：2～91pt
3箱	149円	595円	1,786円  ($15.56) 獲得ポイント：2～136pt
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7箱	108円	431円	3,017円  ($26.28) 獲得ポイント：5～230pt

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20mg1錠で108円プラスαだ。
保険適用のシアリスを5mg買うと1錠あたり69円。
ジェネリックは1錠20mgだからピルカッターで4等分にすると、27円。