この記事は前記事の続き。

テストステロンを増やすためのアナボリックステロイドは有効か?危険度は?②プロビロンの効果を調べてみた

 

薬の使用に抵抗がある方へ

今回調べているアナボリックステロイドについては、それを利用するのは人としての道を踏み外す事だ、というぐらいの強烈な拒否反応が存在している。
麻薬並みである。

覚醒剤やめますかそれとも人間やめますか?

みたいな感じである。

それで。
薬を飲むのはずるい、というのはED治療薬でも言われている。
そんな薬を飲んで勃起したって仕方がないじゃねえか、という人もいる。
だがもしペニシリンが発明されていなかったら病原菌を抑えられなくて今だに多くの人たちが亡くなっているはずである。
またアナボリックステロイドとは違うが糖質コルチコイドのステロイド軟膏が発見されなかったらアトピーを治すことも出来なかったろうし、そもそもステロイド剤はリュウマチの特効薬として多くの人々を救ってきた。副作用も少ない。

皮膚のかゆみ湿疹に効果があるステロイド薬は効果があるのか危険なのか?さまざま検証をしてみた結果・・

薬を軽視する人にはこのような歴史的事実をどうするんだと聞いてみたい。
確かにペニシリンとED治療薬ではそれによって救われる人の数は違うだろう。
でもバイアグラの発見で多くの悩める男性が救われたのは事実である。

セックス関係だとか、マッチョ関係、あとハゲなどコンプレックスというか影のあるものについては揶揄されやすい。
私も自分がEDになるまではほとんど薬は飲んだことがなかった。
薬なんか毒だと切って捨てていた側の人間である。
薬なんか飲むやつは軟弱だ!
まして薬を飲まないと勃起しないやつなんかもう人生が終わっているとさえ思っていたんである。

健康とはいやらしいものだ、と山本夏彦が喝破しているが、まさに私はそういうやつだった。

しかし、いわゆる天然の精力剤成分の効力のなさとED治療薬の抜群の効果を見て考えが変わった。
人類の英知が結集されて生み出された薬を軽視すべきではないと。
活用すべきだと。

タミイ静止画1

都合がいいわねえ、ガッちゃんは


がっちゃん静止画1

30過ぎてんのに二十歳とか言ってる女に言われたくないけどね

人間の思い込みなんかいい加減なものである^^;

今はED治療薬を飲むとそれが原因で心臓麻痺を起こすとか脳溢血になるなどという俗説は科学的に否定されている。
それでも薬飲んでセックスしてるの?いやらしいねえという事になったりする。
マカは良くてED治療薬はだめとか訳がわからない。
ただED治療薬は今は安全な薬として少なくても医療関係者の常識になっている。

シアリス(タダラフィル)は安全で毎日服用でき、ED 治療薬としてだけでなく、前立腺肥大や高血圧の薬として使えるってご存知でしたか?

その点アナボリックステロイドはまだまだである。
マッチョ関係は特に軽蔑の対象になるんじゃないかな。
EDでお世話になった医者にも聞いてみたらアナボリックステロイドなんかとんでもないという話だったし。
前記事で紹介したようにアナボリックステロイドを使用しているのは恥ずべきことだ。
ドーピングなどがバレたらその人の一生はおしまいだというような記事もあった。

実際アナボリックステロイドには確実に強烈な副作用があるものが多く。
よほど知識がないと危ないことは事実。
体が壊れてしまったらもうおしまいなんである。

ただステロイドドットコムには。

Currently, steroid use is far from declining. Among 12th graders surveyed in 2000, 2.5% reported using steroids at least once in their lives, while in 2004 the number was 3.4% (9). A recent internet study also concluded that anabolic steroid use among weightlifters and bodybuilders continues (12), and by all accounts, there are no signs of it stopping in athletics any time soon.

In addition, the legitimate use of anabolic steroids for a variety of medical problems also continues, ranging from the treatment of Andropause or Menopause, and ranging from speeding the recovery in burn victims to helping improve quality of life in Aids patients, to helping fight breast cancer and stave off osteoporosis.

Thus, the history of anabolic steroids is not something that has already occurred and been written, but rather it is a continuing history being written every day by scientists, lawmakers, doctors and of course, athletes.

超訳。

現在、ステロイドの使用は減少していない。2000年に調査された第12学年のうち、2.5%がステロイドを少なくとも1回使用していたが、2004年には3.4%(9件)であった。最近のインターネット調査では、体脂肪やボディービルダーの間でアナボリックステロイドの使用が続けられていることが分かった。

さらに、様々な医療問題についてステロイをの正当な使用することにより、男性更年期や女性の閉経の治療やら傷病者の回復を加速することからはじまってエイズ患者の生活の質の向上、肺がんとの戦いを助け、骨粗しょう症を予防する。

したがって、アナボリックステロイドの歴史は、すでに発生し、書かれているものではなく、科学者、議員、医師、そしてもちろん運動選手によって毎日書き続けられている現在進行系の歴史なのである。

ということでアナボリックステロイドはたしかに毒性は強いんだが、その効果も大きいということを主張している。

ヤフー知恵袋が素晴らしい

前記事で紹介したように。
プロビロンを調べてて、普通のサイトよりもヤフー知恵袋の回答のほうが優れている場合があるということがわかって。
ヤフー知恵袋を漁って見たんだが。
素晴らしい回答がいくつかあった。

(日本のアナボリックステロイドに関する記事はあやしいものが多すぎ。そのいかがわしさは精力剤ステマサイトに匹敵する)

本来はアナボリックステロイドを詳しく解説するサイトを検証すべきなんだが。
残念ながら日本語のサイトでは基本的な事が書かれていなくて。綺麗にまとまっていたとしても参考にできないものが多い。

わたしとしては実際に試そうという立場なんで、盛った話は聞きたくない。
本当のことが知りたいだけである。

ヤフー知恵袋であってもステマはあるんで、そこは慎重に見ていかなくてはいけないが。
様々見た中で、プロビロンの説明をしている方がアナボリックステロイドについて回答をしているものが信頼が置けそうな気がした。

タミイ静止画1

根拠は?


がっちゃん静止画1

無い^^;


ただ精力剤関連と同じで、日本のサイトにまともなものは殆どない。ということがわかったが。
ステロイド関係だと、きちんと解説をしてあるステロイドドットコムというサイトが有るということを知った。
このサイトの記事の一部を先程引用しておいたが。
これはありがたい。
少ししか見ていないので噂通りのものなのかはまだ判断しかねるが。
最低基準のものはこのサイトを見ればわかるという。
ただし広告もあるので完全に第三者的立場で書かれているとは思えない。
私がサプリの検証でよく使っているexamine.comの信頼性には及ばない。
その点は考慮しつつ、それでも最低の知識は得られそうだ。

もしちゃんと勉強するつもりであればステロイドドットコムの内容をすべて読んで。
最低限の知識を抑え、それからから記事を書くべきであるとのコメントもあったが・・・・
膨大な量で、かつ英語でもあるんで。
それはまた勉強し続けるとして^^;

やはりまずは試すのが一番。
初心者は何を試すべきなのか?
あまり良く知らないで試したプロビロンは副作用も少なく男性機能改善効果は確実にあるんで。
それはそれで選択肢の一つとしておきたい。

画像↓をクリックすると商品サイトに飛びます

プロビロンは、有効成分のメステロロンを含有する薬です。男性の性腺機能低下症に関連するアンドロゲン欠乏症や男性不妊症の治療に用いられます。

プロビロンは、男性ホルモンであり、男性ホルモンの働きが充分でないときに起こる症状(声変わりしない、陰毛やひげが生えてこない、陰茎・精巣が小さい、精巣が充分な精子をつくり出せない男性不妊症)を改善します。

メステロロンは、男性の生殖器官の発育・機能の維持、FSHとの協同による精子形成の促進、男性の第二次性徴の促進、たんぱく同化の作用を有する薬剤です。

プロビロン(Proviron)25mg 【1箱50錠】1箱 3,318円 ($29.50)

プロビロンは今回は真面目に試してみると。

テストステロンエナント酸を試すわけ

それでヤフー知恵袋の回答者の中でわたしが信用できるんではないかと思った方がいる。

それで、とりあえずその方の回答の中から適当に編集をして引用をしてみたい。
重複している内容があるがあしからず。

プロフィール画像

jfi********さん

 

そもそもテストステロンエナント酸がどうして必要か把握しておられない気がしますので説明します。

経口に限らずほとんどのアナボリックステロイドはその根本的な構造故に、男性ホルモンであるテストステロンを体がつくり出さなくなってしまいます。しかし、本質的にアナボリックステロイド自体がテストステロンというわけではないので、体は言ってみれば低テストステロン症という病気と同様の状態になります。インポとかがすぐに思いつくでしょうが、そういう単純な話ではなく、体調のバランスも崩れますし、倦怠感や鬱なども伴います。(「体がシャットダウンする感覚」と表現されることもあります。)

そのため、何かしらのテストステロンを投与することで、体に常時テストステロンがある状態に持っていき、体のバランスを保つというのが最大の目的です。(副次的に、テストステロンそのもののアナボリック効果を利用する場合もありますが、それを一切求めない場合でも通常は100mg/週の投与をします。)

ですので、テストステロンエナント酸はアナボリックステロイドの効果を出すためのものではなく、本質的には体にとって必要不可欠なバランスを担うものです。そのため、正直、「必須」と思った方がいいです。

そのテストステロンですが、血中濃度が乱高下するようではこれはこれで問題があります。そのため、実は、経口摂取ができないのです。(経口剤もありますが、筋肉増強という目的での利用にはまったく合わないものです。)そこで登場するのがテストステロンエナント酸です。これは、テストステロンをエナント酸エステルと結合させることにより、ゆっくりとリリースさせるメカニズムを作り出したものです。テストステロンなんちゃら、という、「なんちゃら」の部分は色々ありますが、いずれもリリースする速度の違うエステルです。Sus250のようなテストステロンはこれを複数種類(4種類だったかな?)用いるものですが、それが単なるエナント酸より効果的なのかと言われるとかなり微妙で、価格差が2倍ぐらいになるので、なんだかんだでエナント酸を使う傾向が強いと思います。いずれにしても、筋肉注射は避けられません。

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お聞きしますが、過去にステロイドを使ったことはありますか?「いや、今回始めてやりたくて、どうせやるなら最強スタックが使いたくて」ということであれば、深呼吸して、「最強スタックがあるのにどうしてみんなそれを使わないんだろう?」というのを少し考えてみてください。

書かれてるスタックはそうとうハードな部類です。副作用も多く、扱いも難しく、基本は既に色々なステロイドを使っていて十分な効果が得られなくなった、悪い言い方をするとジャンキーに近い状態の人が使うものです。もし既にその域にいるなら、ここで質問する必要もないでしょう。

どうも、頭でっかちで一度もステロイドなんか使ったこともないようなやつがもっともらしくブログやサイト作って付け焼き刃の半分以上嘘八百みたいな情報を垂れ流してる情報ばかりが日本では目につきますので、他の方の参考にもなるように、初心者向けの話を書きます。

まず、経口ステロイド「のみ」でなんとかしようと思うのは諦めてください。テストステロンエナント酸の筋肉注射とのスタックが必須です。繰り返します。「必須」です。「注射!?怖いよ!!そんなジャンキーみたいなことしたくない!」と思うなら、ステロイドなんて使おうと思わないこと。経口ステロイド「のみ」を使う方がよっぽど怖いんです。針をケツに刺すのなんてそれと比べたら屁でもないです。

日本のサイトだと素敵な効能ばっかり書いてあるけど、そもそもどうしてアナボリックステロイドが効くのか、どうして色々な種類が存在するのかという根本的な解説が欠落しまくってます。だからわけわからないケアの話とか、経口スタックとかの情報ばっかりになってる。

メダナボル(メタンジエノン)にしてもウィンストロール(スタノゾロール)にせよ、これらは男性ホルモンであるテストステロン様の物質で、これを摂取することで体は「男性ホルモンが十分にある」と錯覚します。そのため、本来体が作り出すはずのテストステロンを作らなくなってしまいます。これは単純にチンチンビンビンにしてくれるだけのホルモンではなく体のバランスや健康維持のために非常に重要な役割を果たしますが、ステロイド使用中はなくなってしまいます。結果、倦怠感、鬱、インポ、その他諸々「最悪の状態」と形容される状態になります。

それを防ぐために、テストステロンを摂取するのですが、これは経口摂取できるものではありません。(厳密に言えば経口摂取テストステロンは存在しますが、血中濃度が安定しないし、高額だし、最悪な代物ですので、存在しないと思ってください。)テストステロンエナント酸というのは筋肉注射するもので、7〜10日間かけてゆっくりと安定的にテストステロンを血中にリリースする薬剤です。基本、これで「なくなった男性ホルモン」を補って、体がぶっ壊れたような状態にならないようにします。

問題は、このテストステロン自体がアナボリック効果(筋肉を作る効果)があるというものです。というか、当然です。男性ホルモンってそういうものなんです。ということは、もう、これ「だけ」でいきなり筋肉増強できるんです。しかも、テストステロンというのはそもそも体に自然に備わってるものなので、副作用の類はほぼありません

だから初めて使うなら、経口剤とか使わずにテストステロン一本で行けばいいだけです。250〜500mg/週。(500mgの場合は週2回、1回250mg。)通常は、ここからスタートです。初めて使うなら、もう、これだけで効果あります。カッティング(脂肪燃焼)効果もあります。

効果が十分得られるし副作用も少ないのにどうしてこれをやらないのかと言えば、注射が必要だからというのが大方の答えでしょうが、しかし、他の経口剤を使うにしてもどっちにしても注射は避けて通れません。だったら、これだけで始めるに越したことはないんです。(くどいですが、「使わない」という選択肢はありません。

それで効果が得られなくなって始めて経口剤とのスタックという話になるのですが、経口剤を使うもう1つの問題は、テストステロン様物質と言いつつ、その効果はテストステロンの数十倍、数百倍です。(だからって別に筋肉が数十倍、数百倍になるわけじゃない。そんなんできたら今頃体重1,000kgのキン肉マンがそこらかしこを闊歩してる。) この効果の強さはストレートに副作用にも現れます。さて、副作用が出たとして、テストステロンと経口ステロイド、どっちが原因でしょう?自分の体がテストステロンにどう反応するか知らない限り、答えは「不明」ということになり、調整のしようもなくなる。

さらにですね、これら強いアナボリックステロイドは、アロマ化と言って女性ホルモン化する作用も強いのです。これもまた副作用の原因になります。女性化乳房症と言ってオッパイできたりします。カッティングが目的とありますが、体脂肪率が高ければ高いほど、この女性化乳房症は発症しやすくなるから困ったものです。

そのアロマ化による副作用を防ぐために用いるのがアリミデックスとかノルバデックスとかの薬です。気付きましたか?一つのステロイドを使うと副作用が出る。それを抑えるのに別なステロイドを使うが、そのステロイドにも副作用がある。だからそれを抑えるのに今度はさらに別な薬剤を飲む。その「別な薬剤」ももちろん副作用がないわけじゃないんですがね。

さて、もう一つ、経口ステロイドには問題があります。先ほど、テストステロンエナント酸は7〜10日、安定的に血中濃度を維持すると書きましたが、経口摂取した薬ってどうなるかというと、体のデトックスマシーンである肝臓がせっせと分解されます。肝臓代謝です。ところが、代謝されてしまっては効果がなくなる。だから、ステロイド(に限りませんが多くの薬剤は)17αアルキレート加工と言って肝臓で代謝しにくい形に加工された薬剤として提供されます。これである程度は安定してくれますが、問題は「代謝しにくい」ということは肝臓が「代謝するためにいつも以上に頑張る必要がある」ことで、それだけダメージも受けます。これを肝毒性と言います。ひどくなると黄疸出たり、運が悪いと死にます。そもそも肝臓が悪い人は飲んじゃいけません。で、肝臓をいたわるために今度はシリマリンという薬を飲みます。どんどん薬剤増えます。。。

さて、サイクルが終わりました。というか、終えます。なぜ止めるのか?そのままやり続けない理由は?

血液検査すればわかりますが、肝臓だけではなくコレステロール値も悪化してますし血圧も上がってるはずです。薬剤の種類によっては水分が体内に蓄積されてかなり浮腫んだ状態にもなてます。止めないと、元には戻せないほど体がダメージを受けてしまいます。

だからって止めたら全て万事オーライなのかといえば、そうじゃないんです。肝臓やコレステロール値はまぁなんとかなるでしょう。問題は男性ホルモンです。経口剤の摂取によってテストステロンが生成されなくなると書きましたが、薬剤の投与をやめたからっていきなり復活はしません。すごーく長い時間がかかり、その間も低テストステロン症という病気のような状態になってしまう。だから、クロミッドとかノルバデックスという薬を使ってブーストしてやります。それも4〜5週間。それで完全復活するのではなく、体が自然と作れるようになるためのブースト期間が終わるだけで、まだしばらく時間がかかってもとに戻ります。男性ホルモン(テストステロン)の働きが弱い時、筋肉はカタボリックによって分解されてしまいます。だから、ステロイド利用で得た筋肉は一定割合は失ってしまいます。詐欺みたいな話ですね。

ここまでで、通常、16週間です。4ヶ月。長いっすよ。毎日、毎日、薬を飲みます。週1で注射も打ちます。3ヶ月。それでも、やります?

くどいですが、経口摂取「のみ」にすると、そもそも、テストステロンの生成が止まって筋トレすらする気になれないほどの倦怠感だったり、諸問題が付いて回ります。それでもノルバデックスとかアリミデックスとかでアロマ化の副作用を回避しないといけないし、事後ケアしても時間かけてじゃないと男性ホルモンのレベルは正常に戻らず、その間、せっかく得た筋肉もカタボリックで失います。

というわけで・・・・
まったくの初心者であれば、
・テストステロンエナント酸500mg/週(週2回、各250mgの筋肉注射)を10〜12週。
・クロミッドを50mg/日を2週間、25mg/日を2週間、最後の注射から2週間後から開始
一番簡単かつ効果もあって副作用も少ないパターンです。

まったくの初心者じゃないよ!というなら、
・テストステロンエナント酸250mg/週1回の筋肉注射を12週
・アナバー(オキサンドロロン)15mgを1日2回(朝晩)計30mgを5週目〜8週目まで(合計4週間)
・シリマリン150mgをアナバー服用中毎日
クロミッドを50mg/日を2週間、25mg/日を2週間、最後の注射から2週間後から開始

なお、アナバーをお勧めする理由はカット力が強く、さらにアロマ化しない数少ないステロイドなのでアリミデックスが不要、さらに女性化乳房症を気にしなくていいからです。でも、くどいですが、まったくの始めてならテストステロンだけでいけます。

ということで力作だ。
サイト記事でここまでキチンと書かれているものを見つけることが出来なかった。
もしこの記述が本当であれば

・テストステロンエナント酸500mg/週(週2回、各250mgの筋肉注射)を10〜12週。
・クロミッドを50mg/日を2週間、25mg/日を2週間、最後の注射から2週間後から開始
一番簡単かつ効果もあって副作用も少ないパターンです。

というのを試してみようかと思う。

テストステロンエナント酸は安全なのか?

とはいえ本当にテストステロンエナント酸は安全なのであろうか?
ネットで調べたところ。

順天堂大学の泌尿器科のサイトに。
以下のような記述があったので引用をしておく。

 

テストステロン補充療法(TRT)について
TRTの方法としては、経口剤、注射剤、皮膚吸収剤がありますが、わが国では注射剤エナント酸テストステロンのみが保険適応となっています。通常2週間おきに125mg~250mgを筋注することで臨床効果が得られるが、デポ剤の性質を考えると1-2週ごとに60-125mgを投与していくほうがより生理的に近いと考えられます。また、ゲル剤は、注射剤よりも生理的であり、欧米ではゲル剤を好む患者が増えていますが、我が国では保険適応外です。

TRTにより、筋肉量、筋力、骨密度、血清脂質プロフいます、インスリン感受性、気分性欲、健康感の改善が認められます。勃起不全については、PDE5阻害薬の作用を増強します。

TRTにより前立腺癌が生じることはほぼ完全に否定されつつあります。TRTの臨床試験のメタアナリシスにおいては、プラセボ群とホルモン補充群で前立腺癌が発見される有害事象の頻度は変わらず、むしろテストステロン値が低い患者ではPSAが比較的低値にも関わらず悪性度が高い前立腺癌を高頻度に経験します。また英国における1300人のLOH症候群患者に対する20年間のテストステロン補充における前立腺癌の発症頻度は2966人年に14人の前立腺癌でした。これは、すなわち212人年に一人の前立腺癌検出率になります。これまでの検討では治療前に前立腺癌がない事を必ずスクリーニングして、定期的に直腸診とPSAを測定することで前立腺癌の合併を見逃さない努力がなされています。そのような前提の上では、テストステロン補充は全く安全に施行可能と考えられます。このため「手引き」ではPSAを測定し、2.0 ng/ml以上であれば前立腺癌の除外のため、泌尿器科医へ紹介することをすすめています。

テストステロン補充療法(TRT)の問題
わが国で保険適応のあるテストステロン製剤で安全に使用可能なものはエナント酸テストステロンのデポ剤注射のみであり、2週から3週に1回の投与が必要です。それは2-3週目で血中テストステロンのトラフ(底値)を迎えるためです。これまでの臨床検討ではこのテストステロンのトラフでの評価が多いため、患者によっては最低値のテストステロンレベルでの評価となることも多く、一定の結果が導き出せなかった可能性があります。

現在、海外ではゲル製剤、さらに長期作用型テストステロン、皮下植え込み型のテストステロンペレットが使用可能です。これらの製剤は血中テストステロン濃度が安定していますため、症状の安定化も得られやすいと考えられています。現在、ヨーロッパで長期作用型テストステロンによる、さらに長期のRCTが進行中であり、結果が待たれます。

つまり前立腺がんでない限りエナント酸テストステロンは完全に安全であると。
しかもその効果は確実で、筋肉量、筋力、骨密度、血清脂質プロフィール、インスリン感受性、気分性欲、健康感の改善そして勃起不全については、PDE5阻害薬の作用を増強すると言うんであるから。これはやらない理由はない。
と私は思ってしまった。

他この記事にはテストステロンの必要性についても詳しく書かれている。

テストステロンは男性ホルモン(アンドロゲン)の中の主な構成成分です。一次性徴です胎内での外性器形成、および思春期における二次性徴の発現、すなわち性衝動の発来と精子形成にテストステロンは必須です。一方テストステロンとその代謝物の作用は広いことがわかっています。成人においては、ストステロンは筋肉の量と強度を保つのに必要であり、造血作用を持ち、男性の性行動や性機能に重要な役割を有します。 テストステロンは集中力やリスクを取る判断をすることなどの高次精神機能にも関係します。

テストステロン値が低いと性機能障害、認知機能・気分障害、筋肉量の減少、内臓脂肪の増加、インスリン抵抗性を介したメタボリック症候群、貧血、骨密度の減少を生じ、男性のQOLを著しく低下させます。

加齢に伴いテストステロン値が低下することによる症候を late onset hypogonadism (LOH症候群、加齢性腺機能低下症)と呼びます。

LOH症候群は、うつ、性機能低下、認知機能の低下、骨粗鬆症、心血管疾患、内臓脂肪の増加、インスリン抵抗性の悪化、HDLの低下、コレステロール値とLDLの上昇に寄与し、メタボリック症候群のリスクファクターになります。また心血管疾患、糖尿病、呼吸器疾患のリスクを高めます。LOH症候群には大うつ病の患者が含まれることが多いとされています。テストステロンが低いと、活力と性機能が損なわれ、QOLに大きな影響を与えることとなります。

別に筋肉を増強する必要がない方であってもテストステロンは20代をすぎれば減少してくる。
今引用している順天堂大学のサイトの画像。


だからマッチョになるのとは関係なく、定期的に補充をしておく必要があるのである。

ただし順天堂大学の記事を観る限り、テストステロンを補充は1-2週ごとに60-125mgを投与していくほうがより生理的に近いということである。
2週間に一度250mg注射をするというのは病院に行くからその手間も考えてということらしい。
ってことは自分で注射を打つ分にはそのあたりは調整可能である。

それでは次回実際に購入について書いてみたい。
調べてみると何やかや面倒くさいことがあった。
それでいま確認中のこともあるんで、結果が分かり次第続きを書いていくことにする。

続く・・・・・