前記事でED治療には3つのやり方があることを示した。
1ちんこに異物を埋めたり、機械・器具を使って勃起力を高める方法
2ちんこに直接注射をしたり座薬を入れる方法。
3精力剤やED治療薬など経口服用をする方法
ED治療のうち最も重症な場合、人工ペニスを埋め込む。器具で膨らませる。衝撃波をちんぽに照射してペニスの血管を再生させる。
という3つの場合があること。
そしてそれらはどれも問題が多いことがわかった。
特に今話題の体外衝撃波治療装置ED1,000に関しては本当の効果は試したことがないのでわからないが、宣伝の仕方が盛り過ぎではないか、と知り得たことから推論をしてみた。
ED治療 ちんこに人工ペニスを埋めたり、機械・器具を使って勃起力を高める方法について!ED1000・陰茎プロステーシス・陰圧式勃起補助具
今回は2ちんこに直接注射をしたり座薬を入れる方法。について調べてみたい。
ついでにペニスに麻酔剤をスプレーする方法についても調べてみようかな(^^ゞ
とおもったが陰茎海綿体自己注射についてだけでかなりな量になってしまったので他のものは次回に回すことにした。(記事書き終えて後追加)

頑張って
注射はどうよ
陰茎海綿体自己注射の成分って何?
私はチンポコに注射をするというのは未体験なんだが。
本当に大丈夫なんであろうか?
コレは陰茎海綿体自己注射と言うもので、プロスタグランジンE1(PGE1)を陰茎海綿体に注射するものだ。
それではプロスタグランジンってなに?ということだが。ネットで検索すると女性の生理痛の原因になっているとか頭痛の原因だとか、そういう記事がたくさん出てくる。
ウィキを引用すれば済むのかと思ったらば、コレがわかりにくくて私には意味不明。
コレが私には一番わかりやすかったというものが以下
これは陰茎プロステーシスを調べていたときに参考にさせていただいた東邦大学医療センター大森病院のお医者さんが書いたもので、わかりやすい。
アラキドン酸から各種 PGに至る合成経路を示した.生体膜のリン脂質からホスホリパーゼ A2の働きでアラキドン酸が遊離し。
そ の 後 シ ク ロ オ キ シ ゲ ナ ー ゼ(cyclooxygenase,COX)によりPGG2に,次に同じ酵素が持つペルオキシダーゼ活性によって PGH2に代謝される.
PGH2は,種々の細胞に存在する異なる PG合成酵素によって,それぞれ特徴的な生理活性を持つ PGに代謝される.

https://www.jstage.jst.go.jp/article/cra/24/1/24_88/_pdf
つまりは何を言っているかというと。アラキドン酸から合成されるプロスタグランジンには20種類もあってそれぞれの受容体を介して作用する。
PGは,体内のいたるところにある生理活性物質の1つで,生体の恒常性維持に働いている分子である.
しかし,こうした生理活性物質も過剰に発現すると炎症病態の形成および増悪に働いている.PGの機能はきわめて多様であり,現在までに膨大な数の研究報告が集積されている.例えば,PGE2には末梢血管拡張,子宮筋収縮,気道抵抗低下,胃酸分泌減少などの作用があるPGE1の作用は PGE2と類似しており,その末梢血管拡張作用が医薬品として利用されてい
る.多くの研究者による長年の研究によって PGの作用は次々と明らかにされたが,あまりに多様な作用のためにその反応性もまた多様である.
先程ネットで調べてたら生理痛の原因だとか頭痛の原因だとか。脳関連で調べると精神病の原因であるとか。様々な症状にこのプロスタグランジンが関わっているらしいということに驚いたんだが。
プロスタグランジンは生体の恒常性維持のために働いていて、多方面に様々な影響を与える。そして過剰に分泌されたりすると頭痛になったり生理痛の原因にもなったりするものである。
ということらし。
それでお目当てのPGE1なんだが。
これは末梢血管拡張作用があるということならば、ペニスに注射をすればペニスが膨張するであろうことは予想されることであろう。

ちんこネタって男の人はそんなくだらないことで熱くなるものなのねー
保険適用がされていない陰茎海綿体自己注射 なんで?
さてこの陰茎海綿体自己注射なんだが、前記事で紹介をしたED診療ガイドライン 2012年版では特殊診断検査という項に載っている。
あれ、おかしいなって思ってよくみてみたんだが。
つまりはこういうことらしい。
厚労省は2011年2月に「勃起障害の診断」をするときの検査のためだったら陰茎海綿体自己注射(ICI治療)を保険対象にしましょうということで認可し、EDの原因を調べるための「診断薬」としてだけ保険適用を認めた。
つまりはED治療薬としては認可されていないために、費用がかさむ上に、受けられる医療機関が非常に少ないという、利用者にとってとても不便なことになっている。
厚生労働省ってホントひどいなって思わざるをえない。
試験で使えるんだったらED治療にも使えるはず。
その試験であるが。特殊診断検査の項での説明を引用しながらみていこうと思う。

http://minds.jcqhc.or.jp/n/med/4/med0131/G0000436/0041
やり方なんだが。
通常5〜20μgを生理食塩水1 mL に溶解してプロスタグランジンE1(PGE1)を陰茎海綿体になるべく細い注射針(27〜30G)を使って注射する。
海綿体に到達するようにぶすっと刺さなくてはいけない。
適切に注射をした場合、もしちんこの血管の機能が正常だったら10分以内に勃起し、30分以上それが維持できる。
つまり。血管に異常さえなければ注射をすれば確実に簿記するということだ。
注射をしても勃起をしないということだと、動脈血流入不全または静脈閉鎖不全を引き起こしている可能性が高い。
こうなればSEXどころではないわけなんで、そこからさらに精密検査をする必要がある。
中折は動脈硬化の兆候を表すということなんで。チェックポイントの一つのなる。
医者は上表のレスポンススコアを見てを賞状のレベルを確認する。
カラードプラ検査(color doppler ultrasound: CDU)というものをすることもある。
そうすればより正確に判断ができる。

引用元
http://minds.jcqhc.or.jp/n/med/4/med0131/G0000436/0041
PGE1 を海綿体注射し,10分後までのCDU において,収縮期最大血流速度が30cm/sec 以上で,抵抗係数(resistance index)が0.8以上の場合に正常と判断する
ということである。
ここまで見てみて、この注射はかなり期待ができそうだということがわかる。
体に異常がなければまず確実に勃起する。
なんで保険適用されないの?と私は思うんだが皆さんはいかがだろうか?
前記事当記事で引用させていただいている東邦大学医療センター大森病院の記事によれば、この方法は東邦大学の教授が開発したとの事。
しかも世界中で安全性とその効果が認められて認可されているのに、日本だけが何か別の理由で認可されていないんだと匂わせているような記述があった。
陰茎には上側左右に陰茎海綿体があり勃起に関係します。下側には尿道があります。陰茎海綿体に血管拡張薬を注射して、陰茎の血管の検査を行ったり、自己注射では治療として行われます。血管拡張薬は、プロスタグランジンE1が使用されます。以前はパパベリンが使用されましたが持続勃起症や陰茎海綿体内の線維化をおこし勃起障害を悪化させる副作用が多くありました。プロスタグランジンE1の陰茎海綿体注射は日本人(東邦大学石井教授)が世界で始めて行った方法で副作用も少ないものです。皮肉にも世界では認可された治療ですが日本だけが認可されていません。
日本の医薬業界はホント不透明でいかがわしい。
日本製品は信頼できるとかなんとか言ってるが、全く消費者に目が向いていない。
日本でプロスタンディン® 20を手に入れようとするとボッタクられる
さて試験薬として承認されたのは注射用プロスタンディン® 20という薬である。
生理食塩水1 mL に溶解してプロスタグランジンE1(PGE1)が内容成分だと思われる。
はたしてこれは幾らぐらいするんだろうか?
とおもって薬価サーチをみてみたら。
同効薬 / 同種薬 プロスタンディン注射用20μg 瓶 小野薬品 1730.00 1846.00 同効薬 / 同種薬 アルプロスタジルアルファデクス注射用20μg「AFP」
瓶 共創未来ファーマ 397.00 434.00 同効薬 / 同種薬 タンデトロン注射用20 20μg
瓶 高田製薬 397.00 434.00
ジェネリックとなると397円である。
ざっとしか調べていないので確実なところはわからないが。
前記事からお世話になっている東邦大学医療センター大森病院は非常に良心的なんだと思うが。
それで一本4000円である。(参照記事)
これに診察料と交通費と時間がかかる。
だがなんとか美容整形外科とかになると、10000円以上したりする。
おすすめしたくないのでどことは書かないが。
コンプレックス商売はどうしてもボッタクリ商法になっちまう。
プロスタンディン® 20は1,730円。
ジェネリックだと仕入れが397円である。
それを1万円で販売するという。

やはり頼みの綱は個人輸入代行サービス
日本で保険適用がされていない。もし自由診療を受けるとすると一本1万円のものを掴まされるとすると。
一回のセックスで1万円。かなり高い。
それに手に入れるための手間も馬鹿ならない。
オオサカ堂で探してみたらあった。
カバージェクトという商品。プロスタンディン注射用20μgと同成分だと思われる。
1箱 | 7,865円 | |
2箱 | 14,831円 |
現在のところバナーを取得できないんで画像を貼れないんだが。
上のバナーから入って「カバージェクト」で検索していただくと商品ページにたどり着けると思う。
陰茎に直接注射して使用する究極のED治療薬。
◆効果
CaverJect(カバージェクト)の有効成分はAlprostadil(アルプロスタジル)、EDの治療に用いられる成分です。
インジェクションですのでペニスの基底部に皮下注射針にて注射して直接吸収させますので即効性(5~20分)があります。
Alprostadil(アルプロスタジル)が人体内の天然物質前立腺素E1と化学結合されると 血管拡張作用が起こり陰茎内の血管が拡張され血流量が増加し勃起を 引き起こします。
注入後、活性成分が陰茎海綿体に吸収され吸収後分解され代謝物を生成します。 Alprostadil(アルプロスタジル)を局部に使用しても吸収後、 全身の循環系統に達する量は極微量であるため、 副作用も軽いことが研究によって証明されています。
2箱買ったとして一回あたりのコスパは3700円強。
大森病院に行って薬をもらうよりは安価である。
一回そこで診察してもらってからオオサカ堂で手に入れるのが安心だと思うが。
少なくても他のボッタクリ美容整形外科に行くことは選択肢に入らない。
オオサカ堂ではしかしカバージェクトよりも以下のほうがダントツの人気だ。
これはいわゆる座薬であって。
座薬と言っても尻からではなくて尿道からちんこに直接挿入する。
だから注射はしない。
成分はカバージェクトと同じだ。
だが量は多いが、コレは注射よりは効率が悪いとお言うことなんだろうか?
尿道浸透タイプのED改善薬。直接尿道に浸透させるため、より早い効果が期待できます。
到着後は冷蔵庫で保管して下さい。
500mcg と1000mcg の2種類があり、500mcgで十分効果がありますが、効かない場合に1000mcgを使用してください。
◆効果
MUSE(ミューズの有効成分はAlprostadil(アルプロスタジル)、EDの治療に用いられる成分です。
尿道口に吸収させるだけで効果が期待でき、即効性があります。
Alprostadil(アルプロスタジル)が人体内の天然物質前立腺素E1と化学結合されると 血管拡張作用が起こり陰茎内の血管が拡張され血流量が増加し勃起を 引き起こします。
注入後、活性成分が陰茎海綿体に吸収され吸収後分解され代謝物を生成します。 Alprostadil(アルプロスタジル)を局部に使用しても吸収後、 全身の循環系統に達する量は極微量であるため、 副作用も軽いことが研究によって証明されています。
500mcg
1本 | 4,376円 |
3本 | 9,237円 |
12本 | 29,687円 |
1000mcg
1本 | 4,669円 |
3本 | 10,116円 |
12本 | 33,208円 |
1000mcgを12本家うとして2763円強。
私はいままでのところお世話になったことはないが。
もしこれで確実に勃起するんだったら高いとは思わない。
他の事も書こうと思ったんだが、それなりのボリュームになったんで他のものはは別記事にしたい。
今回はここまで。