今トップページを改良したりカテゴリー分けをしたり古い記事を直したりしてるんで。

それに時間が取られて。
新規の記事を更新していないんだが。
改定したトップページを取り敢えず公開したんで。
後はそれを1ヶ月ほどかけて手直しをしていくつもりだ。

まだ未完成なんだけど。
大まかな概要については書いておいた。

たったそれだけだったんだけど。
疲れた。

それで、カテゴリー分けをし直すために記事を読み返しているんだが。
読み返すとさまざまに問題があって。
新しい記事を書きつつも古い記事を直していく必要があると思い知らされた。

たくさんあるが、そのうちの幾つかについて書いていきたい。

トクホ成分として有名な難消化性デキストリンは全く効果なし?

私はトクホの成分として殆どの飲料水に入っている難消化性デキストリンについて絶賛した記事を書いた。

ダイエットに便秘に超絶効果?レジスタントスターチと難消化性デキストリンの違い 広告盛り過ぎじゃねえの?

しかし、今回もう一回調べなおしていたら。
以下のような記事を見つけた。
というか結構同じような内容のものがある。

ところが、その要である「難消化性デキストリン」の科学的根拠が、いい加減だったということが話題となっている。

 効果を示す有意差とするにはあまりに微小な差で「誤差」とする専門家もいることや、そもそも効果を立証するデータを出しているのが「難消化性デキストリン」の原料メーカーの一論文に起因していること、権威ある欧州食品安全機関(EFSA)がその効果を「因果関係は確認されていない」として否定していることなどが問題提起されている。

欧州食品安全機関(EFSA)がその効果を完全否定しているのであれば、大問題だ。
と思って調べてみることにした。

確かに・・・・・難消化性デキストリンって目に見える効果はない。

私は記事を書いた後試しに難消化性デキストリン(フランス産)1.7kg 水溶性食物繊維【付属スプーン付】遺伝子組み換え材料不使用 (微顆粒品)NICHIGA(ニチガ)を買って飲んでいる。ちなみに私はトクホ商品をそんなに信用していないので、高い、そういうものは買わない。
難消化性デキストリンをそのまま粉末で買ったんである。

そして確実に便通に効果があり、体も会長になるロールドオートをやめて、難消化性デキストリンを食事と一緒に取ってみたりした。

その結果。あんまり効果があるとは思えなかった。
便通を良くするとか、胃腸の調子を良くするというのであれば、ロールドオートのほうが安いし、主食として摂れるしずっと効果があるなあとは思っていた。

ただし買ったのが1.7kgなんで(^^ゞ1日5gとして340日分である。
¥ 2,390だったから1日のコスパは7円である。まあ安い。

難消化性デキストリン(フランス産)1.7kg 水溶性食物繊維【付属スプーン付】遺伝子組み換え材料不使用 (微顆粒品)NICHIGA(ニチガ)

追記2018-04-21

オススメできないのでリンクを外した。

だからまだまだたくさんある。使い切るまで飲んでみようと思う。
と言うのも、私はこの食物繊維が大腸まで行って腸内細菌の餌になって短鎖脂肪酸が作られたら良いなあと思っていたわけなんで。

それは確実に届くようだし、届けば腸内細胞の餌になり、短鎖脂肪酸が作られる。
体感できる便通とかがなくてもまあ、許せるわけである。
十分効果があるじゃないか!

ところがこの難消化性デキストリンを、トクホ商品では血糖値抑制効果と脂肪の吸収を抑える効果があるということで売り出していたんである。

トクホ全体の約3分の1を占める「難消化性デキストリン」であるからしてその信用が地に落ちるとなればメーカー側の被害も甚大である。

騒ぎの元は週刊新潮の記事だという。

それによると血糖値は抑制されない。
脂肪抑制効果なし。

とまあ踏んだり蹴ったりである。
怒る方がいるのもわかる

でもこれらの記事で一つわかったことは

権威ある欧州食品安全機関(EFSA)がその効果を「因果関係は確認されていない」として否定している

というのは難デキの主要な製造元である「松谷化学工業」の研究者らが作成した研究論文が否定されているということだ。
難消化性デキストリン全部が否定されているわけではない。
ちゃんと調べないと、紛らわしい記事に騙されてしまう。
ビジネスジャーナルも別の意味で煽っている。感心しない。

以下デイリー新潮上記記事より引用。

千葉大学名誉教授の山本啓一氏(生理学・生化学)だ。山本氏によれば、トクホ商品の多くが根拠としている論文は、難デキの主要な製造元である「松谷化学工業」の研究者らが作成したもの。そこでは、難デキを摂取した実験群と未摂取の比較対照群を比べ、糞便として排出された脂肪量が前者は「1・44グラム」、後者は「0・77グラム」と、排出量に2倍の差がついたとの実験結果が記されている。
 だが、ここに数字上のゴマカシが――。それぞれが摂取した「脂肪量」に対する“排出されなかった脂肪量の割合”を計算すると、

「実験群は97・4%、対照群は98・6%。その差はわずか1・2%です」

 これは生物学の世界では誤差の範囲であると、山本氏は指摘。難消化性デキストリンに、脂肪吸収抑制の効果はないのだ。

 

大本の〈松谷の07年論文〉について、早々にバツ印をつけていた組織がある。

〈この参照資料からは、主張されている効能を科学的に立証するためのいかなる結論も導き出し得ない〉

 11年にそう判断した欧州食品安全機関(EFSA)は、難デキの食後血糖値上昇抑制効果についても、〈因果関係は確認されていない〉と結論付けている。

デイリー新潮ではつまり。
トクホのコーラには「おなかの調子を整える」「食後の中性脂肪が気になる方に適する」「食後の血糖値が気になる方に適する」という表示がされているがその内「食後の中性脂肪が気になる方に適する」「食後の血糖値が気になる方に適する」という2つについては全くなんの効果もない、と断定しているわけだ。

トクホとして認定された事によって科学的に脂肪抑制効果があるだの血糖値上昇抑制があることがはっきりしたんですよ、だのと言ってコカコーラとかペプシが誇大宣伝をしているのは嘘だ!!と言っている。

でも食物繊維としての働きはあるようだ。否定しようがない。

それで国立健康・栄養研究所のホームページから、特定保健用食品の商品詳細野中のトクホコーラについて見てみた。

すると、難消化性デキストリンについては

【関与成分および作用機序】
【成分の特性】
でん粉由来の水溶性食物繊維であり、低粘性・低甘味で水溶液はほぼ透明。耐熱性・耐酸性に優れており、様々な食品に応用しやすい。ミネラルの吸収阻害はなく、FDA (米国食品医薬品局) のGRAS (Generally Recognized As Safeの略称。米国における食品安全性に関する審査制度) にリストされた安全性の高い素材である。
【作用・効果および機序】
食事から摂取した脂質は、リパーゼによって脂肪酸やモノアシルグリセロールに分解され、胆汁酸等とミセルを形成する。ミセルは小腸上皮で崩壊し、放出された脂肪酸やモノアシルグリセロールが体内に吸収される。難消化性デキストリンは、ミセルを安定化し、脂肪酸やモノアシルグリセロールの放出を抑えることで脂質の吸収を抑制し、便中への脂質排泄を増加させることで、食後血中中性脂肪の上昇を抑制すると考えられる。

とあって。非常に好意的であった。

ここでわかるのは効果があるかどうかは別にして難消化性デキストリンを摂取しても害はないということ
だから摂取して問題が起きる事もない。

だが国立健康・栄養研究所の場合。
大本である松谷の07年論文が正しいという前提で評価が行われているので。
「脂質の吸収を抑制し、便中への脂質排泄を増加させることで、食後血中中性脂肪の上昇を抑制すると考えられる。」という結論になったんだと思われる。
国の機関は同調性が高いので、普段は超辛口評価の国立健康・栄養研究所であってもトクホに認められた商品については甘いのかなあと思ったりもした。

こういうこともあるんだね。だから国立健康・栄養研究所の評価といえども、全面的にうのみにするのは危ないということがわかって。一つの収穫であった。
とは言え国立健康・栄養研究所のサイトには様々な研究文献からの評価であって正しいとは限らないと書いてあるけれど。
コレは違いな、ってはっきりわかったのはコレがはじめて。

消化され難い水溶性の食物繊維の一つであることの効果

詳しくは以下の記事にも書いたが。
食物繊維は消化されずに大腸まで届くとその半分が腸内菌の餌となる。

 

短鎖脂肪酸のすごい効果!体内で作られる酢がビフィズス菌を増やし、ダイエットや免疫機能強化にも役立つってほんと?

難消化性デキストリンはその食物繊維の一種なので、9割以上が大腸まで届き、腸内細菌の餌となって短鎖脂肪酸になる。
通常の消化される炭水化物は、その熱量(エネルギー)は1グラム当たり4キロカロリーだが。
難消化性デキストリンの熱量は1グラム当たり1キロカロリーなので太る要素もない。

わたしとしてはそれで十分だと思うけどね。
十分に効果がある。

それを効果がないものまで効果がありますよ、と盛って売っているから全く効果がないと思われるんである。
尤もそうでもしなければあのトクホ。ただのお茶とかコーラとか。バカ高な値付けをして売れるわけがない。
国産有名高額精力剤と同じである。

コレって新潮が詐欺だっていうのもわかる。

私も精力剤を調べているときに嫌というほど思い知らされたが。
キツい言い方をすると、日本の食品行政は腐っている。
誇大広告や虚偽とまでいかなくてもそれに近いものがはびこっていているのに。ほぼ放置プレイ。
メーカーの臨床実験報告にも甘いのである。
そして食品表示も甘い。表示した成分量がごまかされていても処罰規定はないという。

全くもって信用ならないのである。
サプリ業界はそれでうさん臭いんである。
わかってしまったら日本のサプリなんか誰も買わないだろう。

トクホの認定基準も甘い 臨床実験も信用できず 必要な表示もなされない 日本のサプリが劣化している原因とは何か?

それと同じでみんな本当のことを知ればトクホのバカ高い商品なんか買わないと思う。

まとめ

今回は難消化性デキストリンに対するマイナス評価があることで、それについてどういうことなのかを調べてみた。

結論としてはトクホの商品なんか買わないこと。

もしそれに入っている成分を摂取したいんであれば、その成分だけ別に買えばよい。
私コーラを飲まないんで、いくらかなと思って調べてみたら、

[トクホ] コカ・コーラ プラス ペットボトル 470ml×24本

 3,847円であった。(¥ 160 / 本)

食物繊維(難消化性デキストリン)/炭酸、カラメル色素、酸味料、甘味料(アスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物、アセスルファムK、スクラロース)、香料、カフェイン
コカ・コーラ ゼロ ペットボトル 500ml×24本

¥ 2,040 (¥ 85 / 本)

原材料・成分
カラメル色素、酸味料、甘味料(スクラロース、アセスルファムK)、香料、カフェイン
甘味料についてはまた別記事にするが。
まあ似たようなものである。

だからほぼ難消化性デキストリンだけのことで値段が倍するんである。

タミイ静止画1

倍もするの?

しかも健康的なコカ・コーラなど日本でしか売られていないかなり怪しい代物である。
勿論フィリピンでは売っていない。

マリちゃん静止画1

知らない

 

先ほども紹介をしたが。
もしコカ・コーラ ゼロ ペットボトル 500ml×24本を飲むときに難消化性デキストリンをスプーンで5g入れて飲んだとしたら。

85円+7円=92円でトクホと同じ商品が飲める。

日本のこんなクスな売り方はほんとうにやめてほしい!!