ニンニクは大昔から精力剤として用いられてきたもので。
当然精力剤の成分として入っていたりする。

前回は個人的なことを書いてしまたので、今回はまじめにニンニクについて書いていこうと思う。

マリちゃん静止画1

頑張ってね。

ニンニクの歴史やエピソード

ニンニクはヒガンバナ科ネギ属の多年草。
一般的にはその球根(鱗茎)をニンニクという名前で香辛料として用いる。

ウィキによると紀元前3200年ぐらいにはすでにエジプトで栽培されいたそう。
いろんな記事でエジプトの石碑にニンニクの取引の模様が書かれているとあったが。
それだけでなくて紀元前3,750年頃に造られたとされるエジプトの王墓からは9個のにんにくの粘土模型が発見されているんだという。

ちなみにこれからの記述はほとんどがニンニク大辞典という、ニンニクのありとあらゆることを網羅してあるサイトに書いてあることの要約である(^-^;
さすがにニンニクといえば食材の中でもメジャーなんで、多分多くのことが語られつくしているんだろうなと思われたんで、大まかな知識やトリビア的なものはおすすめサイトを紹介して済まそうと思っていたんだが。
そんな中ニンニク大辞典というすごいサイトを見つけた。

てかニンニクを調べていれば必ず出会うサイトといってもいいと思う。
断片的なことが書かれている記事を読んで、そこでわからないことを検索して調べていくとその答えが大体このサイトに書かれていた。
なのでもしよければそちらも参照してもらうことをお勧めしておく。

他の成分でも元ネタ的なサイトというのは結構あるけれども。
ここまで丁寧に説明されているものはあまりない。(もちろん部分によっては他のサイトのほうが詳しい場合もあったし、ニンニク大辞典になぜか書いていないものもあった)

私はまず原産地はどこ?エジプト?と思ったが実際には中央アジアだという。そのことはウィキにも触れられてはいたが。ニンニク大辞典ではロシアと国境を接する現在のキルギス共和国あたりが原産名だとさらに詳しい。
また象形文字でニンニクの取引のことについて書かれたものがあるという話があったんで調べてみたが、じつはそれはギリシャの歴史家・ヘロドトスが紀元前450年頃にエジプトを旅行した際、ピラミッドの上に刻銘された象形文字を見たらそこには「ピラミッドの建設に従事した労働者が大量のにんにく、タマネギ、ラディッシュを食し、これらを購入するために高額の銀が支払われた」と記されていたんだと。その著書『エジプト記』に残しているからわかってるんだとか。

効能についてはウィキにも最古の薬物治療書『エベルス パピルス(The Papyrus Evers)』にニンニクのことが書かれているとあったが、
ニンニク大辞典を見ると、にんにくについては22種類もの利用法が紹介されているとか、またニンニクの健康作用として感染症や疲労・衰弱、神経系の病気、循環系の病菌など、私たちが今現在認識している効能がすでに書かれてあったとなどと、さらに詳しい記述があった。

以下はニンニク大辞典プラス別記事などを参照して簡単に要約していくが。

古エジプト時代にすでにしてニンニクの殺菌作用を利用した治療も行われたりして医薬品としても扱われていたが。
ピラミッド建設を行う労働者たちに滋養強壮剤として給料の代わりに配られていたという説もあるそうな。
にんにくが社会的にもいかに重要なものであり、貴重な価値があったかがうかがえる。

ローマ帝国では、戦士たちが出陣前に必ずにんにくを食べて活力源にしたし、この時代になるとにんにくが「血液の流れをよくする」ことが知られていて、食材としても欠かせないものになっていた。

中国には紀元前100年代ぐらいに伝わったそうで、その医学的効能が認められて、病気の予防や治療に活用された。
血液サラサラ効果も認識され、心筋梗塞や脳梗塞の治療のためににんにく抽出液を患者に点滴投与する方法が用いられた。

日本には西暦300年台に伝わったといわれていて。
薬草や強壮剤として使われ始めた。
別の説では崇神天皇の時代に中国から朝鮮経由で伝えられたという。
でも崇神天皇といえば紀元前600年ごろ即位ともいわれているから今まで書いてきたこととは矛盾するけど(^-^;

と、こんな感じ。

タミイ静止画1

端折りすぎじゃない?

がっちゃん静止画1

まあ歴史とか、いい加減なところもあるし。とりあえず他のサイトに詳しく書かれているんでまあいいんじゃないかな

それで。科学的な研究がいつ始まったかだが。

1844年にドイツの科学者・ベルトハイムが、にんにくの有効成分の一つがにおいそのものにあることを最初に指摘したという。
彼は、にんにくを潰して煮立て、水蒸気と一緒に蒸発してくる成分を冷却管を通じてガーリックオイルとして集めることに成功。また同じくドイツのゼムラーはこの黄色い油分を「硫化アリル」と命名。約50年を費やして成分組成を解明し、1892年に発表した。

ニンニクにある有効成分スコルジニンが1936年に小湊潔博士によって発見された。商標:オキソアミヂン・又はオキソレヂン。

なぜニンニクが切ったりすりおろしたりするとにおいがでるのかということに関しては、1944年にアメリカの科学者・カバリトとベイリーが、にんにくの成分の中に無臭のイオウ化合物があることを発見した。
そしてニンニクを切ったりすりおろすことで細胞を破壊すると、イオウ化合物からアリシンというにおい成分のが発生することと、アリシンに抗菌作用があることを明らかにした。

1951年にはスイスのノーベル賞科学者・ストールとシーベックが、無臭のアリインという成分と維管束にある酵素アリイナーゼが反応することでにおい成分アリシンができることを発見。
その後。
アリシンの抗菌作用。
ビタミンB1を体に吸収しやすい形に変える作用。
ガン細胞にアリインを作用させて死滅させる作用。
についての研究がなされているし。

そしてこのサイトのメインである勃起関連だが。

ニンニク大辞典には

日本の寺院の山門の脇の戒檀石には、「葷酒(くんしゅ)山門に入るを許さず」という標語が刻まれています。葷酒の葷は、にんにくやにらなどニオイの強い辛味野菜のこと。にんにくなどは臭いうえに、性欲という邪念を生むために修行の妨げになると考えられていたからです。

にんにくはホルモンの生産を活発にする

にんにくには、性ホルモンの分泌をつかさどる器官を刺激して、ホルモンの生産を活発にしたりして調整する働きがあります。健康科学研究所の久郷晴彦教授らはにんにくを使って精子を増やす研究を進めた結果、動物実験で40%も精子の数を増やすことに成功したといいます。

ということで勃起関連にもかなりの期待ができそうなんである。

 

ニンニクの効果効能について

ウィキでは

実験室レベルでは各種の薬理作用等が報告されており栄養ドリンクや健康食品にも使われているが、ヒトでの有効性について信頼できるデータは十分でない

と辛口だが、それでも他の成分に比べるとエビデンスがかなりあることは認めている。
ニンニクはかなり期待ができそうだ。

それでなぜ人の有効性には信頼できるデータが十分でないといわれるかというと。
実験が主にマウスで行われたからだと思うんだが…

ニンニクにある有効成分スコルジニンに関する小湊潔博士の実験があって。

ハツカネズミの水泳実験を行って。
スコルジニンを経口投与したネズミグループとスコルジニンを与えなかったネズミを比較したら、スコルジニンを投与したネズミのほうが4倍長く泳げたとか。
そういうことからスコルジニンにはエネルギー代謝を効率よく働かせる元気のもとの成分が入っているだとか。
ついでに下半身も元気になるはずだから人間の場合でも精力増強などが見込めるだろうというような推測が成り立つと考えた。

ウィキって書く人にもよるけど、かなり辛口で、マウスの実験を単純に人に当てはめるんじゃねえよ、マウスと人は違うだろうが(# ゚Д゚)という記述がとても多くて、非常にありがたい。
こちらとしてはいかがわしさが鼻につく精力剤に関してのサイトを作っているが。
自分のことを考えても本当のところを知りたい訳なんで。公平な記述は大歓迎だ。
知識が増えてくるとウィキの説明でも、こりゃあ違うんじゃないの?と思えるものも多々で来るけど。
そうやって深堀出来たらいいわけで。うれしい。

ただマウスであれ人間であれ、実験結果について同じように通用するものもある。

 

例えば以下のようにニンニク成分がビタミンBに作用してできるアリチアミンの有効性が実証されて、それが「アリナミン」の誕生につながった。

ニンニク、ビタミンB1、関連製剤について次のような歴史が存在する。1952年(昭和27年)3月8日に京都大学衛生学の藤原元典は、武田薬品工業研究部と提携してニンニクとビタミンB1が反応するとニンニクの成分アリシンがB1(チアミン)に作用してできる「アリチアミン」ができると報告した。そのアリチアミンは、体内でB1にもどり、さらに腸管からの吸収がきわめてよく、血中B1濃度の上昇が顕著で長時間つづく、という従来のビタミンB1製剤にはない特性があることを報告した。また、武田薬品工業は、アリチアミンの製剤化に力を入れ(製品開発のきっかけは、旧陸軍から脚気の治療薬開発を依頼されたこと)、1954年(昭和29年)3月、アリチアミンの誘導体であるプロスルチアミンの内服薬「アリナミン錠」が発売され、従来のビタミンB1剤に見られない優れた効果を示した。(ウィキ)

この説明ちと分かりにくいんで補足をしておく。

ビタミンBには欠点があって、水に溶けやすいために体内で働く前に体外に排出されやすい。

ところがニンニク成分アリシンがB1に作用するとBが「アリチアミン」という油性成分に変化する。
そのため水に溶けにくくなって体内に吸収されやすくなり、その効果を発揮するということ。

 

ニンニクにはビタミンB6の含有量が全食品の中でも非常に多いことが分かった。ビタミンB6は主要な栄養素(アミノ酸など)の代謝、神経伝達物質合成、ヒスタミン合成、ヘモグロビン合成及び遺伝子発現などの多くの反応に関与しているため、それらにかかわる効能も明らかにされている。

他にも数えきれないほどの効能があることが知られていて、その多くにエビデンスがある。

まあ私もニンニク酢を作るぐらいだし。

ニンニク! 下半身モリモリ!酢ニンニクの作り方 中国産ニンニクは安全か?

ニンニクを使った料理も大好きなんで。
ニンニクに対する期待は大なんだが。
あくまでも食品なので、そのまま食べてもダイレクトに勃起関連に効果があるとは思えない。
効果的に有効成分を摂取できるのであればサプリや薬を使ってみたい。

ニンニクの有効成分について

まずはその効能についてまとめてみたい。

以下はニンニク大辞典を要約

 

ジアリルトリスルフィド(DATS)・ジアリルジスルフィド(DADS)・メチルアリルトリスルフィド(MATS)

アリシンをオイルに溶かすと分解・結合して数種類のスルフィド類に変化する。
このスルフィド類のひとつであるジアリルトリスルフィド(DATS)は、揮発性のイオウ化合物。にんにくを細かく切ってオイルで低温加熱する調理法で摂取可能。ガン細胞の増殖を抑え、寿命のある正常な細胞に戻してガン細胞を消滅させる働きがある。

またジアリルトリスルフィド(DATS)は肝臓の解毒作用を強める作用や、活性酸素を除去して神経細胞を酸化ストレスや癌から保護して正常な機能を維持する作用がある。

メチルアリルトリスルフィド(MATS)は脳卒中や心筋梗塞、動脈硬化の原因となる血小板の固まりを抑える作用がある。

S-アリルシステイン(SAC)

生にんにくを熟成させる過程で増大する水溶性の成分。生にんにくを切ったり、すりおろしたりしたときにアリインから生成されるニンニク特有のアミノ酸の一種。

人間の体内にあるガン細胞を攻撃するNK細胞(ナチュラルキラー細胞)の働きを助け、ピロリ菌などの毒素を抑える。
血液中で活性酸素が悪玉コレステロールと結合するのを防ぎ、動脈硬化を予防する。

GSAC(γ-グルタミル-S-アリルシステイン)

にんにくの有用成分アリシンなどの基盤となっている重要な成分で2001年11月に(財)日本健康・栄養食品協会が「にんにく食品規格基準」を設定した際に規格成分として採用し、「にんにく加工食品」として名前を表記するには、このGSACがグラムあたり1.5mg以上含まれていることが前提となっている。それ以下の含有量のものは「にんにく含有食品」と記さなければならない。

アリチアミン

アリシンとビタミンB1が結びついて形成される物質。水に溶けやすいビタミンB1はアリシンと結びつくことで油に溶ける性質を獲得し、体内に吸収されやすくなる。市販の「アリナミン」は、このアリチアミンを製品化したものである。

癌に効くというのはいたるところで言われているんだね。

アメリカ国立ガン研究所「デザイナーフーズ」では体に良い食品のトップに位置しているニンニクだけど。

アメリカ政府が90年代初頭から進めている、ガンに予防効果のある食品を探し、さらに有効な食品を作り出そうという国家プロジェクト「デザイナーフーズ計画」では、127種類の野菜のうち、にんにくが「ガンになる危険性を少なくする効果がある最も重要な食物」であると証明され、一躍脚光を浴びました。

にんにくに含まれるDATS(ジアリルトリスルフィド)は、ガン細胞の増殖を抑え、寿命のある正常な細胞に戻して、ガン細胞を消滅させることがわかりました。

通常、ガンの治療は化学薬品を使ってガン細胞を「自殺」に追い込みますが、強力な薬を使うため副作用が大きな問題となっています。

にんにく成分DATSを併用することで抗ガン剤の投与量を減らし、副作用を軽減する実験も進んでいます。

傷のないにんにくはにおいがなく、アリインという成分を含んでいます。
にんにくを切ったりすりおろしたりして細胞に傷をつけると、酵素(アリイナーゼ)の働きでアリシンという成分に変化します。

アリシンをオリーブオイルなどに溶かすと、アリシンが分解・結合して
数種類のアリルスルフィド類に変化します。

このアリルスルフィド類の中に、ガンを予防するDATSがあるのです。

とも書かれていた。

いずれそのほかにもたくさんの成分が含まれ、かつその効果も認められている。

体力増強・疲労回復・冷えの改善・がん予防・免疫力アップ・美肌効果・アンチエイジング・性力増強

となるとニンニクを活用してみたい気にさせられる。

ネットで盛んに書かれているオキソアミヂンってなに?

ところでネットをニンニク成分を検索しているとやたらと「オキソアミヂン」という言葉が出てくる。
ところがニンニク大辞典では一切その名前が出てこない。
またウィキでも出てこないし、海外サプリの成分としても出てこない。

「オキソアミヂン」はスコルジニンの登録商標名。
色々見てみると某有名高額精力剤には「オキソアミヂン」が多く配合されていて、その成分の効果により勃起しちゃうというんだが。

調べてみたらニンニクを加熱すると、切るなりすりつぶすなりして細胞を壊したら発生するアリシンが発生しないで、スコルジニンと呼ばれる有効成分に変化するってことだけど。
そしてスコルジニンは毛細血管を拡張して、細胞の新陳代謝を活性化する働きがある。

確かににんにくを丸ごとホイール蒸しにしたりすると臭くない。

過熱するとまた別の有効成分が出てくるなんて驚き!

 

たしかに最も強力な有効成分といわれたアリシンは反応が早く、消化管吸収を受けて血液にあらわれる間に分解してしまう。そして殺菌効果のないアリルメルカプタンやジアリスルフィドに変換される。比較的安定なニオイ成分になってしまう。アリシンは抗酸化作用や病気予防のために効果を発揮してくれる成分だが、そのままでは服用には向かない。

勃起方面はオキソアミヂン!という話も説得力はある。

なるほど。

勃起させるためには過熱したニンニクを食べればいいのか!
でもスコルジニンはニンニクの中には微量しか含まれていないそうで。

もしそれを摂取するとしたらサプリとか薬でとるしかない。

でもオキソアミヂンって結局高額サプリのアフィリエイト、つまり宣伝で書いてあるだけであって信用できない!!大体がすごいすごいとしか書いていない。
それで化学式とかそういうのもネットでは探せなかったし。
怪しいなってと思って調べてみたら。

キューピーコーワゴールドαプラスには確かに。

〔成 分〕 オキソアミヂン末
〔分 量〕 50.0mg
〔働 き〕 ニンニクから抽出された成分で、ニンニク特有のニオイがおさえて
あり、からだの調子が悪い時、すぐれた滋養強壮効果をあらわしま
す。

とあった。となると、薬の成分である以上効果はあるようだ。

さらに調べてみたらば。
塩野義製薬(株)のシオノギ エナプラスゴールド、大正製薬(株)のサモンGX等にオキソアミヂン末が配合されていた。

 

うーーーーーーーむ

ちゃんと調べてみようかな。長くなったんでこのことは次回に続く、ってことで今回はおしまいにしたい。疲れた。