グルタチオンを体内で生成するための補助となる成分として。
N-アセチルシステイン・アルファリポ酸・L-グルタミン・ミルクシスル100mg(80%のシリマリンに標準化されているもの)の4種類を適宜摂取すると、体内のグルタチオンの濃度が飛躍的に高まるということなんで。
わたしも試してみようと思うんだが。
グルタチオンは最強アンチエイジング成分!N-アセチルシステイン・αリポ酸・マリアアザミ・L-グルタミンで倍増するってホント?
それで個別成分について深掘りしようと覆っている。
前回はN-アセチルシステインについて調べてみた。
とても勉強になったし、N-アセチルシステインに働きがとても素晴らしことがわかって心が弾んだ。
今回はL-グルタミンについて調べてみたい。
L-グルタミンってわたしの周りでも評判が良い。ということをつい最近知った。
運動やっている友人は特にだが。クルタミンだけ摂取している友人もいる。
なんて知らなかった。今まで酒飲んでてそんな話題になったことはない。
わたしは運動が嫌いだし、そもそも飲み会ではシモネタ話が中心で、真面目に話をしたことがなったんである。
それで今回無知なわたしが偉そうにグルタミンの話を振ったら、彼らのほうがはるかに知識量が豊富で、かつ実際にサプリとして飲んでいることを知った。
彼らがいうには。
医療・介護の分野では、寝たきりの方の床ずれ用の薬として使われているし、点滴にも入っている。
擦り傷の治癒のためにも使われるし、胃炎の薬にもL-グルタミンが入っているという。
それに運動したときにはグルタミンを飲むと早く疲れが取れるし、節々の痛みも改善されるとか。
そして・・・・・膝の痛みも改善されるとか。
え、そうなの?それだったら良いんじゃない?と私が何故思ったかは以下の記事などご覧いただきたい。
L-グルタミンって何?
グルタミンという言葉を聞くと反射的にグルタミン酸を思い出してしまう。
グルタミン酸は「味の素」として馴染みが深い食品添加物であるL-グルタミン酸ナトリウムの中間原料として製造、利用されているのでこちらのほうが馴染みが深いんだが。
調べたらば実際似ている、というか相互に変換しあっているものだということがわかった。ウィキによれば。
グルタミン (glutamine) はアミノ酸の一種で、2-アミノ-4-カルバモイル酪酸(2-アミノ-4-カルバモイルブタン酸)のこと。側鎖にアミドを有し、グルタミン酸(glutamic acid, glutamate)のヒドロキシ基(-OH)をアミノ基(-NH2)に置き換えた構造を持つ。酸加水分解によりグルタミン酸となる。
化学式をみてみると、よくわかる。
グルタミン酸化学式
グルタミン化学式
確かに-OHか-NH2の違いだ。そしてグルタミン酸が下図のような化学変化を起こす。
窒素固定で生成したアンモニアNH3がグルタミン酸をグルタミンに変換することによって有機化合物として同化される(窒素同化)。もともと窒素化合物であるアミノ酸グルタミン酸が、アンモニアをさらに取り入れることでグルタミンになるのである。なお窒素同化とは、生物体がアンモニアなどの簡単な窒素化合物を吸収し、これを素材にして、生体を構成するアミノ酸、タンパク質などの有機窒素化合物を合成すること。

By Calvero. – Selfmade with ChemDraw., パブリック・ドメイン, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=854730
このように互いに行き来しているようだが。
体に対する作用はだいぶ違うようだ。
今回はでもそういうことはさておいて。
グルタミンそのものについて調べてみたいと思う。
ネット上の記事ををいろいろみていたら、「魔法の粉」とか言って絶賛の嵐なんである。
はああああ?
無知を恥ずかしげもなく晒しているわたしであるが、これほど好評だとは思いもよらず、でもその割には知られていないような気もするんで、それはなんで???と思ってしまった。
いずれ。どうしてこの成分にそれほどの万能感があるのか、とても興味がある。
補足
なおグルタミンにはL-グルタミンとD-グルタミンがあるが、これは分子構造は同じだけど、異性体で、どういうことかというと、人でいうと右手と左手のような関係。
右手と左手って、鏡に映し出したように形はそっくりだけど、右の手の甲に左手を重ね合わせると親指のところに小指が来るような格好になる。
鏡面体とも言われるが、なぜか自然界ではほぼL-体しか存在しない。
なので、何も書いていなければL-体だと思って間違いない。
グルタミンは体内に一番多く存在するアミノ酸。
まず色々と調べてな一番最初に引っかかってきたのが。グルタミンが体内に一番多く存在するアミノ酸だということ。
今わたしの関心事は体内における最強の抗酸化物質であるグルタチオンを強化し、まわりまわってぺ○スも強化することであるが、このグルタチオン。
やはり体内に一番多く存在する抗酸化物質なんである。体のどこにでもある。
クルタチオンをいろいろと調べた結果、細胞の隅々にまであるからこそ、その解毒作用に効果があり、アンチエイジング効果も期待できるんだとわかった。
やっぱり体内にたくさんあるってことはそれを強化すれば体には直ちに効果が出るだろうと、わたしは推測している(^^ゞ

ただの推測だと思うけど

これから調べてみる
で、グルタミンというのは筋肉で作られているんだけど。怪我をしたり激しい運動を行ったリ、またはたくさん食べたりした場合には、グルタミンが免疫細胞や消化管に投入されて各器官を活性化する。グルタミンはターンオーバーの早い細胞のエネルギー源になっているんだね。だから速攻効くということだが。
なので故障箇所があると、そこの治療のために全身のグルタミン消費量が一気に増える。という。
つまりグルタミンは体の救命医なのであった。
いろんな記事で「必要なところに効く」などと書いてあったが。よく意味が分からなかったんで。
そんなことはねえだろうと思っていたが、ホントだったんだね!
だがグルタミンを気前よく使ってしまうと、全身のグルタミン・レベルが下がってしまう。
しかしいかんせん、筋肉で作られて全身へ供給される仕組みなので、供給が需要に追いつかない場合がある。
たとえば、運動をしているときには筋肉障害と、グルタミン消費量増加による不足が同時に起きるんで、グルタミンの供給が不足し、筋肉の自己修復機能が働かなくなる。
体の補修にグルタミンが追い付かなくなってしまうのである。また大怪我や手術などの際にもその修復のためにグルタミンが大動員されるが、限りがあるので、不足をきたし、免疫機能が大幅に低下する。
そんな場合グルタミンを外から補給すると、驚異的な効果を発揮するのだ。グルタミンを補給することで、手術後の感染性合併症が低下し、入院期間が短くなる。海外でアスリートやボディビルダーにグルタミン・サプリメントが人気なのは、トレーニング後のグルタミン・レベルの低下を抑えて、筋肉増強・免疫力維持を図る事ができるからだ。
いずれにしても、全身のグルタミン・レベルの低下は、免疫細胞の機能低下を引き起こすので、疲れが取れないとか筋肉の痛みが続くとか、風邪をひくとか、胃もたれするとか、さまざまな問題が起こるんだという。運動している人の場合にはグルタミンの低下がオーバートレーニング・シンドロームの原因になる。
体にとってはなくてはならない成分だということだ。
魔法の白い粉というのももっともだ。

なるほどね、素晴らしい効果があるんだね。わたしも飲んでみようかな
ただし弱点があって。
グルタミンには、水に弱く、水中では次第に分解してしまうため、ドリンク剤はない。熱にも弱くて、分解しやすいのが難点。
グルタミンの作用機序
グルタミンの作用機序については詳しく説明しているところが見つかったので、それを要約しながらまとめてみたい

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjspen/22/3/22_3_277/_pdf
グルタミンは他のアミノ酸から合成されるため、 体に負荷がかからないのであれば、栄養として摂取する必要はない。
しか し、運動や手術、その他細胞が破壊されるような何かが起こって(例えば飲酒なども)その需要が高まる。
ただしその補修のために必要な量が体内での合成で間に合わない場合が出てくる。
すると筋肉中の蛋白質がグルタミンに分解され、必要部位へと供給 されることになる。条件付き必須アミ ノ酸と呼ばれる所以だ。
グルタミンは病原体 の体内への侵人を防ぎ損傷部位を早急に修復する ために、免疫担当細胞や線維芽細胞などの働きを活発にする働きがある。
また、腸管バリアを維持するこ とで腸内の病原体や毒素の腸管外への侵入を防ぐ 必要があるが、これらの免疫担当細胞(リンパ球やマクロアァージ、好中球など)や腸管の粘膜細飽を活発化されるためのエネルギー基質として働く。
グルタミンがあることで、免疫機能が増強される。
グルタミンは抗酸化物質であるグルタチオンの材料 となることによって、運動や病原菌の侵入他様々な破壊活動による酸化ストレ スを軽減し組織傷害を防止する。さらに、細胞蛋白を安定化するので、高熱による細飽死から細胞を守る作用もある。
つまりグルタミンは運動や手術その他体に負担がかかって細胞が破壊される事態に陥った時にその修復を行うアミノ酸。
病原菌の侵入に対する防御機能を活性化させるエネルギーの元でもある。
グルタチオンの生成を助け、抗酸化作用を高めるのにに役立つ。
ということかな。
副作用は認められていないということだけど。
毎日少しずつ摂取をし、運動の時とか、胃の調子がおかしいとか、二日酔いの時などには大目に飲むというのが理想だね。
いやあ知らなかったから驚いた。手か今回初めて調べてみて、その素晴らしさがよく分かった。
グルタミン信奉者が多いのも当然だね。
おすすめグルタミンサプリ
色々見てみたが、とりあえず、純度100%で割安ということで。
私が今飲んでるものをお勧めしておく。
国産のもので素晴らしいものもあるけど、高いので。
L-グルタミン
L-グルタミン300mg
Lグルタミン酸 – 体内で最も多く見られるアミノ酸です。筋肉組織の合成と保護、グリコーゲンの生成、抵抗や筋肉のストレス期間の抵抗サポートなど、多くの代謝のプロセスに関与しています。 L-グルタミンは腸細胞の主なエネルギー源の1つで、腸の内層の完全性をサポートします。
ジャローフォーミュラL-グルタミンは微生物発酵によって製造されています。この製品は100%L-グルタミンで、他の物質は含まれていません。
L-Glutamine | 2 g |
¥4,111 一日のコスパ 2g摂取で4111÷500=8.2円強 6倍量
いやはや勉強になるね。
今回はこれまで。
追記
グルタミンは効果がなく、サプリを買うのはお金をドブに捨てるようなものである、と信頼性が高いexamine.comで評価されていた。
私の中ではまだ整理がついていないが、比較の意味でもぜひご覧いただきたい。
グルタミン
グルタミンは体内で様々な役割を果たす必須アミノ酸。それは筋肉組織にみられるので、肉製品には高レベルのグルタミンが含まれている。
筋肉細胞にグルタミンを添加すると、細胞が増殖する。しかしグルタミンをサプリとして補給しても筋肉を構築するためには機能しない。
腸がグルタミンを吸収してしまい、筋肉に少ししか放出されないのでグルタミンは筋肉にはならない。
多くを補うとしても、腸に蓄えられるだけだ。したがって、筋肉増加のためにグルタミンを補うのは無駄だ。
グルタミン補給は腸の健康に良いが、腸の健康を改善することを目標にしているのであれば、乳清タンパク質を補えば同じ効果が得られ、かつ安い。
つまりグルタミンをサプリとして摂取する意味はない。