グルタチオンとその生成を助ける成分のすばらしさ
過去記事のまとめ。
ウコンの記事を書こうと思って調べていた時にグルタチオンという、体の中でも最高レベルの抗酸化物質のことを知った。

遅れてるよね、まったく。女性は美しくなるために日々研究しているからそんなことは知ってるよ
アンチエイジングのサプリ(医薬品)成分の多くがこのグルタチオンの濃度を増やしますよ、というのをその成分の効能の目玉としていることも知った。
例えばピクノジェノールなんかも。
松樹液エキス(ピクノジェノールなど)に含まれるプロアントシアニジンとブドウ種子に含まれている同様成分の効果の検証 抗酸化作用がテーマ
しかしまたグルタチオンは確かに抗酸化物質としては最強のものであるにしろ、グルタチオンをそのまま経口摂取しても血液中に入る前に代謝されてしまうので、グルタチオンが細胞内で作られるようにしないと効果がないということだったが。
私は医薬品として売られているものだったら大丈夫だろう。
ということで個人輸入でグルタチオンのジェネリックを買って試してみたら、効果が体感できた。
でも薬の効果などを調べてみると、医薬品としては効果が弱いということであったので、増強する方法はないかと思って調べたら、なんと。
別の方法でグルタチオンを増強することができるという。
それはN-アセチルシステイン・αリポ酸・マリアアザミ・L-グルタミン。
この4種類の成分を摂取するというもので。
そのことを書いている論文はかなり信頼ができそうであった。
グルタチオンは最強アンチエイジング成分!N-アセチルシステイン・αリポ酸・マリアアザミ・L-グルタミンで倍増するってホント?
私はお酒を飲むので、肝臓に良いといわれているマリアアザミ(シリマリン)はサプリとして飲んでいる最中であったが。
他は知らなかったし、当然試したことがなかった。
それでそれぞれについて調べたのだが。
どの成分も作用機序が明らかにされており、かつエビデンスも豊富にあることに驚いた。
無知なだけに、逆に驚きも大きかった。
というのも精力剤の成分というのはそこまではっきりと作用機序が明らかでないものが多かったからである。
なのでED治療薬以外で、飲んで直ちに勃起するというのはほとんどなくて。
前も書いたが漢方薬にはあるが、それは現代医学の洗礼を受けていないものが多いため、なぜ効果があるのかはいまだ霧の中にあるんである。
精力剤と言っても医薬品ではなくて食品に分類されているものが多い以上、すぐに飲んで勃起しないものであるならば、体の健康というところに興味が移っていくのは当然のことだったんだが。
今回グルタチオンを調べたことをきっかけにして、まずは抗酸化作用が決め手なんだなということもわかってきた。
歳をとってくると、体内の抗酸化物質やホルモンが減少してくるわけなんで。
まずはその補給を考えるべきなんである。
ということで、無知な私の勃起に賭けるいかがわしい思い込みが、直に下半身関係だけではなく、体の健康とアンチエイジングも大事だぞ!というところまで視野が広がったのであった。
リビドーは根源的なエネルギーだといわれているが、セックスの衝動はもっと高次のエネルギーに消化していったのであろうか。
充実したナイトライフにはより健康な肉体!そしてそこを追及することで、年をとってもセックスライフを楽しめるのではないかという新たな希望と展望を見出したのであった!

でもさ、結局はやりたいだけなんでしょ?

そういわれると身も蓋もないだろ!いいんだよかっこつけたいんだから!
それでグルタチオンを体内で増加させるとともに、その成分単体でも素晴らしい抗酸化作用や体内修復機能を有する成分について調べることができたのは大変に意義あることであった。
それぞれに記事を書いてみたが、時間はかなりかかったけど、非常に勉強になった。
ただしマリアアザミについては記事を書いたのがまだそれほど知識がないころだったので、今読み返してみるとただなあぞっているだけで深みがない。
そのうち記事を追加したいと思う。
ただいずれにしても抗酸化物質については今後とことん詳しく調べていきたいものである。
上記の成分は、医者などの専門家のお墨付きである。
まだ単独記事は書いていないけれど。
ビタミンCやビタミンE、そしてビタミンB類も抗酸化作用や神経修復作用がある。
それと体内抗酸化物質としてはコエンザイムQ10 やセレニウムなどもある。
他の精力剤成分も調べていくとその素晴らしい効能が分かってくるのだが。
試すのにお金がかかってくるものなので。
まずは作用機序が解明されていて、エビデンスがあるものを中心に自分でも服用をして、試していきたい。
宣伝に謳われていても全く効果が見込めないサプリ成分には注意しよう
また調べていくと、グルコサミンは経口服用では体内に取り込むまでに分解されてしまって、膝の痛みの解消などには全く効果がない!エビセンを食べているようなものだとか。
関節のクッションの役割をしている軟骨の成分は確かにグルコサミンなんだが、服用しても代謝されてしまうし、そもそも膝関節には血管が通っていないわけだから、仮に血管に入ることができたとしてもする減った何琴を修復することはできない。
このように、宣伝されているけど全く効果がないものもある。
私としてはそういうことも書いていきたい。
私が一番最初にそんな俗説について書いたのはウコン
私が一番最初にそんな俗説について書いたのはウコンについて調べた時だけど。
ウコンは二日酔いにいいというのは全く根拠がないと、ウィキに書かれていて驚いたことがあった。
ウコンにはもちろんほかの素晴らしい効能もあるし、体内のグルタチオンを増加させる働きがあるなどという、これも”ウコン二日酔いに効く”説と同じぐらいいかがわしい記事を読んで。
グルタチオンについて調べ始めた。
だから私としてはともかく成分を調べることは意味があるんだが。
お金を出して、効果を信じてサプリとして服用するのはどうかなと思う。
私は酒を飲むんでウコンは一時頑張って飲んでいた。
だから余計頭にくるんである。
ブルーベリーで目が良くなるというのは第2次世界大戦中のイギリスの諜報機関がレーダーを開発して使用していることを隠すために流したデマだったとか。
ドイツはそれにまんまと騙されたわけだが、それは嘘でした、とイギリスがゲロしたその後も。
俗説は人々に信じられていて。いまだにその思い込みを食い物にしてブルーベリーサプリが売られているわけである。
これもつい最近いろいろと調べているうちに分かった。
私はしばらくの間ブルーベリーを目の健康に良いと信じて飲んでいたんで。食われたものの一人だ。
またまた頭にきた。
でも結局のところ知識がなかった自分も悪い。
このサイトを作り始めてからいろんなことが分かってきて思い込みがどんどん粉砕されていく。
これからも頑張って本当のことは何なのか、調べていきたい。
また記事を書いて、皆さんと共有していきたいと思っている。
まだ記事にはしていないがコエンザイムやコラーゲンやプラセンタといったものははっきり言って効果がない。
効果がないというのはそれぞれの成分は体内で十分若に立っているわけだが。
服用しても分解されてしまうので効果がないといっているのである。
辛辣な記事があるので引用しておきたい。
そもそもプラセンタを食べるのであれば、乾燥プラセンタ粉末なんかでもよいわけです。酵素やペプチド、ホルモンの大部分は、口から入れば、すべて胃酸をはじめ消化器の中では「肉」と同じ扱いになります。厳選された豚肉の汁をたっぷり配合した錠剤なんかいりませんよね。そんなことより豚肉を食べたほうがよいのは言うまでもありません。
例えば、コラーゲンが足りないからといってコラーゲンを食べるのは、薄毛の人が髪の毛を食べれば毛が生えると考えるのと同じようにおかしな理屈。なんのために「胃」があり「代謝」があるのかを考えれば当然の話です。
要するに、その程度のものであるということです。事実、プラセンタの服用で、アンチエイジングの効果が見られたという信頼できる研究結果は一度も見たことがありませんし、報告もされていないようです。
逆に言えば、ほぼ確実に無害であるので安心して販売でき、うっかり「効いた」と思ってくれる人が出たら、それだけで儲けもの。完全なイメージ商品なのです。http://biz-journal.jp/2013/11/post_3273.html
このように一工夫しないと体内で効果を表さないものも数多く、売られている。
だから作用機序がはっきりしているのか。
謳っている効果にエビデンスがあるのか。
十分に調べたうえで活用をしていきたいものだ。
追記2018-04-21
ウコンについてはその後、吸収力を強化した製品があることがわかった。
腸から吸収されさえすれば効果はある。