DHEAを飲みはじめてから3ヶ月ちょっと経った。
飲んでいるのはコレである。3ボトルまとめ買いをしたんで、まだ後3ヶ月分残っている。
DHEAとは?
DHEA (デヒドロエピアンドロステロン)は、人の体内において副腎から分泌されるホルモンです。DHEAは男性および女性ホルモンの前駆体として機能します。
- バランスの取れたホルモンレベルをサポートします
- 健康的な気分を高める手助けをします
- 全体的な健康のサポートを助けます
- 健康的な老化の促進を手助けします
カルシウム(炭酸カルシウムから) | 60 mg |
DHEA(デヒドロエピアンドロステロン) | 50 mg |
¥688 一日のコスパ688円÷60=11円強。
圧倒的に安いし、もちろん品質にも問題がない。
DHEAを服用した感想
ホルモンを外部から摂取するのは初めての経験だったんで、なんかすごいことが起こりそうな気がしたんだが。
そういう劇的な変化は起きなかった(^^ゞ

だめじゃない、それじゃあ

DHEAだけの効果がわからないって言ってるだけなんで、だめだと言われても・・・それに元気になったあれをタミイに使うわけじゃないから。

どうせフニャチンなんでしょ

なんで知ってるの?
最初はプラシーボ効果かもしれないが、下半身も元気になってきたような気がしたんだが。
今は他のサプリも試しているせいか、特にすごいとは感じていない。体の調子は良いけど。
そういえば。
DHEAというか、ホルモンを外部から取り入れることについて、医者はどう思ってるんだろうと思って私がEDになったときにお世話になった泌尿器科の先生に電話して話を聞いたら全面的に否定された。
ああいうのは邪道だ、ステロイドやって体がぼろぼろになったオリンピック選手多いでしょ、ベン・ジョンソンとか。私は処方をするつもりはない!
などと異次元の説教をされてしまった。
外部からホルモンを追加すると自分でホルモンを作る力もなくなるし、と。いうことなんだが。
肉体改造をやるわけじゃないんだけどなあ、と思いながら聞いてたけど。
医者ってものすごく保守的な人が多い。
それでそんなことを言われてしまって、危険なものかも知れないという認識も少しは持ったんだが、でも摂取をやめるかというと、私はずっと続けたいと思っている。
ただし、これから少し、2週間ほどは服用しない期間を設けてみるけどね。

その心は?
DHEAがその効果を権威ある筋から認められているかどうかを確認
前記事を書いた数ヶ月前。
頑張って調べてみたし、DHEAはアメリカでは絶大な人気を誇っていたから、ぜひ服用してみようと思った。
でもその記事を書いた頃には権威ある評価を先ずは参考にする、という視点がなかった。
いろんな臨床実験結果があってこうこうこういう結果が出ているからこのサプリは素晴らしいんですよ、と言われると簡単に説得されてしまった。
でもその臨床実験なるものが企業の紐付きだったりすると、かなりいい加減だったり、感想でしか無いことを無能の人である私でさえ今では知ってしまった。

そうか、こんなすごい結果が出ていますよ、と言われてもそれを信用してはいけないのか!
あとはなんとか学会の発表によると、なんてのもまったく信憑性はない。
なんとか学会というのは個人が申請すれば簡単に作れるんだってね。
さんざん騙されてきた私もようやくこのような真実に気がついたのであった。
ではどうすればよいのか?
それらの臨床実験が公的に認められているかどうかを知るにはまずはウィキを見ればよい。
いろんな素晴らしい実験結果が出てますよと言われても、その信憑性が疑われ、あまりにも俗説が真実とかけ離れている場合にはウィキで、バッサリと切り捨てている。
詳しいことは以下なんかに書いておいたが。
ウコンが二日酔い防止に効果があるというのは全く根拠が無いというのを書いてあったのを読んで受けたあの衝撃は忘れられない。
あまりのも驚いたので同じことを様々記事に書いているけど。
ネットに数多ある記事にはそんなことを書いているものはなかった。
私なんか、二日酔いにウコン、というのは太陽が東から昇るのと同じぐらい当たり前だと思っていたので、ウィキをみて、全く根拠が無いと知って腰が抜けそうになっただよ。
俗に肝機能を増進するといわれ、二日酔いの抑止効果があるかのような宣伝を行う錠剤やドリンク剤が多数発売されている。沖縄の鬱金茶は、二日酔いを防ぐということで、飲酒の前後に飲まれている。また、居酒屋では、鬱金の粉末が常備され、泡盛などに入れて飲まれている。もっとも、国立健康・栄養研究所のデータベースによると、消化不良に対しては一部にヒトでの有効性が示唆されているが、信頼できるデータは十分ではないとされる(ウィキ)
つまり、消化不良には効き目があるけれど、二日酔い防止になるという俗説は、それを証明する信用できるデータはまだない、と言っているのである。
百歩譲って本当は効果があるとしても、少なくても、あたかも絶大な効果があるようなことは言えない、そこまでの証拠はない!!!ということだ。
なのでそれ以来、様々ん成分を調べる際には、ウィキや国立健康・栄養研究所のデータベースなどをまず確認してから調べ始めるようになった。
そしてわかったんだが。
文章は硬いかもしれないが、ステマ記事よりもウィキのほうが斬新で面白かったりするのである。
このサイトを初めてすぐの頃だったんで、DHEAの記事を書いたときにはまだそういうことはわかっていなくて、チェックをしていなかった。
それで改めてウィキをみてみることにする。
とは言え、前記事もアメリカのDHEA に対する信頼度が一度揺らいだりしたことまでは調べておいたんで。
アメリカFDA(米国食品医薬品局)という権威あるところの見解についてもチェックはしてあった。
なので前記事がガセってことはないとは思ってはいる。
前回記事では以下のように書いた。それなりに調べて書いたつもりだ。
それで、アメリカFDA(米国食品医薬品局)は50歳代60歳代の自殺は一種の更年期障害であるとの予測で、この年代の男性にDHEAの摂取を奨励したところ、それ以降は50歳代60歳代の男性の自殺者が急激に減った。
このような結果がさらにDHEAの研究を推し進める原動力となり、DHEAは男性ホルモンのテストステロンと女性ホルモンのエストロゲンの分泌を増やす効果があるという研究報告がなされた。でもその後DHEAは、主張されている効果が虚偽であると疑われ、1985年にはいったん米国サプリ市場から消えている。
そして処方箋なければ、入手できなくなったというんだが。
その後1994年に栄養補助食品健康教育法が成立し、サプリとしてアメリカで販売できるようになった。
そして1996年には「若返りのサプリ」として大ブームとなった。
さてウィキではどうか。
デヒドロエピアンドロステロン(Dehydroepiandrosterone、略称 DHEA)とは、副腎や性腺で産生される男性ホルモンの一種である。 アンドロゲン(男性ホルモン)活性としてはテストステロンの約5%である。 成人女性においては、アンドロステンジオンとともに主要なアンドロゲンとして重要である。
DHEAを経口投与などで増加させることにより、老化プロセスを遅らせたり止めたり、あるいは若返らせる「若返りホルモン」としてサプリメントが輸入代行されている。ほかに以下の症状に効果があるとされている。
副腎疲労
循環器病
糖尿病
高コレステロール症
肥満
合併性硬化症
パーキンソン病
アルツハイマー症
免疫不全症
うつ病
骨粗鬆症
デヒドロエピアンドロステロン、プラステロン – 「健康食品」の安全性・有効性情報 (国立健康・栄養研究所)によると。
デヒドロエピアンドロステロン (DHEA) は、ステロイドホルモンであるテストステロンおよびエストラジオールの前駆体である。主に副腎皮質や肝臓、精巣で合成され、大部分は硫酸抱合体として血中に分泌されている。弱いアンドロゲン (男性ホルモン) 作用をもつ。DHEAは海外ではサプリメントとして市販されているが、日本国内で食品として販売することは法律で認められていない。DHEAを摂取した場合ドーピング検査で陽性となるため、運動選手は注意が必要である。俗に「若返りのホルモン」「ダイエットによい」「うつによい」「筋肉をつける」「免疫によい」などと言われている。ヒトでの有効性については、全身性エリテマトーデスなど種々の疾患に対して有効性を示した報告がある。しかし、医薬品に区分される成分で作用が強いことから、自己判断で利用せず、必ず医療従事者の管理のもとでのみ使用すべきである。
これらを見ると、DHEAの効果は少なくても否定されていない。
国立健康・栄養研究所の資料は、俗に言われている効能について、信憑性がないものはウィキ以上にメッタ斬りにされているので。一刀両断されていないということは、客観的に見て効果はあると言っていいだろう。
ただし、DHEAサプリメントの効果について認めてはいることはわかったが、一方、ヒトを用いたDHEA投与試験では、「若くなった」とか「勃起関連に」効果が有ったか無かったかという判断は使用者の主観的な判定による。だから効果についての曖昧さはつきまとっている。
さらに長期摂取による安全性が確立していないため、長期摂取後の摂取中止によりステロイド特有のリバウンドが起こる可能性もある。
つまり不明の点も多いということだ。
人間は、高齢になりDHEAが体内で合成されなくなってくると、男性ホルモンや女性ホルモンの合成量が低下する。
その結果老いが生じ、精力も衰える。だからDHEAを補おう
というのが購買の動機づけ理屈であった。
でもDHEAには上記の問題胃以外にも、前立腺がんを助長するとか、さまざまな問題も指摘されている。
私は既に40歳をとっくに過ぎているので、DHEAを摂取するのにためらいはないが、若い人はプラスマイナスをよく考えた上で摂取するかどうかを決めたほうが良い。少なくても体内での生産が十分な、40歳前にDHEAを摂取する必要はないと思う。
それでこの記事を書いた今日から一旦DHEAを摂取するのはやめてみようと思う。
摂取をやめることで何らかのマイナスの反応が出るということもあるということなんで、2週間ほど。
まあ過剰に摂取していないので、大丈夫じゃないか、というのが私の予想ではある。
でも、それで、体に変化が出るのかどうか試してみようと思う。
結果についてはまた報告をしたい。
今回は短いがここまで。