今までサプリや医薬品を少しばかり調べてみて。
最低限の基準について記事にまとめてみたい。

まず口コミとかあふれかえる健康情報は、興味を持つ最初の入口としては良いかもしれないが。
その先はきっちりと最低基準をクリアしたものだけを選んだほうが良いと思う。

サプリ選び最低限チェック

①成分表示が明確になっているか

成分表示を明確にしているかどうかはほんと最低限かつ最重要のチェック項目だ。

なおこの記事はネットで購入するという前提で書いていきたい。
ネット上のショップで購入する場合には。
成分と成分量が書いてあるところを選ぶ。

というのがまずは基本だ。
見ていくときちんとやっているところがあまりないことに気づくと思う。

本来は原材料名が物質名で全成分表示してあるべき。
コンビニなどで売っている日本のサプリとかドリンクに強化剤、光沢剤、香料、酸味料、乳化剤などという一括名だけがラベルに表示してある。
これでは使っている物質名が何かわからない。

こういうものはまず避けるべき。コンビニでサプリを買ってはいけない。と私は思う。

でもひどいのが日本のサプリメントンの表示。
サプリは医薬品ではなくて食品に分類されているので。
摂り方などの最低限の情報であってもラベルに書いてはいけないことになっている。

なにもコンビニが悪いのではなくて、薬事法が問題なんである。
口に入れるものなのにその成分が隠されているというとんでもないことがなんと法律で決まっているのである。

 

私が日本のサプリを推奨できない理由の一つがこれだ。サプリメントに何が含まれているのかがわからなければ選びようがない。
その副産物として、日本のサプリの広告がうざったい。
美辞麗句を連ね、誇大に煽った宣伝のオンパレードだ。
何を書いてもほとんどOK 。

もちろんこれは必ず効きますよ、みたいな表現は違法だというものはあるんだが、一番必要とされているものが記載されていないのは違法ではないという。
まるでマスゴミの「報道しない自由」のような姿勢は野放しなんである。

私が知りたいのはどんな成分がどれぐらい入っているのか。余分なものは入っているのかいないのか。
なのにそのリクエストは無視されている。

そして適切な情報を得られないまま、広告に踊らされてなんとなく購入してしまうということになる、
するとまず間違いなく騙されたということで後悔することになってしまう。

このあたり。アメリカのサプリメントと比べてみるとその差は歴然としている。

アメリカのサプリは製品パッケージの1つ1つにきちんと内容成分及び成分量が表示されている。
更には1回あたりの摂取量が書かれている。決められたように摂取するとどのくらいの量になるのか。
ということ。
またその量が適正かどうかの目安として国の医療機関が決めたRDA(1日に必要な摂取量)の何%をそのサプリメントで補えるかなどの情報も明示している。

成分量は適正か?

RDAなどを見ていると、多くの日本のサプリがその量の少ないのに驚かされる。「所要量」という概念があって、それは食事で取って欠乏しない量というわけなんだが。
つまりはその量は摂らないと病気になってしまうという。最低限ということだ。日本のサプリはそれを基準にしている場合が多い。

RDAとは概念が違うんである。最低限ではなくて快適に生きていくためにはどのくらい補うべきなのか、という基準だから。

そんな少ない量をとるためにサプリを飲むわけじゃねえだろ!とツッコミを入れたくなる場合がある。
が、これも成分表示がちゃんとなされていなくてもOKという日本の薬事法のせいもあって、消費者が正しい判断ができない場合が多々ある。
またグルコサミンのところでも書いたけど、もし表示されている成分量が入っていなかったとしても日本の場合罰せられない。
日本の薬事法は厳しいと言われているが、実際にはざるなので、悪徳サプリ業者がのさばっている。

関節の痛みに効果がありそうなサプリや医薬品を調べてみたが コンドロイチン・グルコサミン効果が怪しすぎてびっくり?

少ししか入っていなかったら当然期待される効果もないのである。
ところが。
ある説明によると日本人と外人は体格が違う。だから量が少なくてもいいんだなどということが記されていた。

何とでも理屈が付くというわけか(# ゚Д゚)

でも子供の摂取量の基準よりも少なかったりするのはどうしたわけだろう。

私が最も推奨するiHerbやそれ以外のアメリカのショップではラベルに表示されているべき上記内容がきちんと示されている。
それで自分で判断する材料が得られるのである。
日本でもぜひそうするべきだ。

余分なものが入っているかどうかが確かめられるか?

日本のサプリメントには「増粘剤」や「乳化剤」が入っている場合が多く、 コンビニで安く売っているものには50~90%が増粘剤でできていたりする。この増粘剤。
単に有効成分が少なくなるだけでなく、アレルギーを引き起こしたり、血液をどろどろにさせるなど。副作用があるのである。
こんな粗悪なサプリを飲んでいると、健康のために飲んでいるのにかえって健康を損なうなんてことになりかねない。

これも成分表示が義務付けられていればなくすことができる害悪である。表示されていれば誰がそんなものを買うだろう。

②きちんと溶けるのか?

先程日本のサプリには増粘剤が入っているという話を書いたが。
サプリというのは体内で溶け、腸管から吸収されて血液中に入り込んで体内細胞で効果を発揮する。
驚くべきことにそもそも体内で溶けないサプリもあるんだという。
普通にサプリで使われている天然成分が吸収されないというのは無いことなんで。
おそらく添加物のせいだと思うが。

もしそうだとしても厳しいと言われる(嘲笑い)日本の糞薬事法ではそれをチェックすることができない。
なんせ成分表示は適当でいいですよ、と言っているわけだから。まさにやり放題。

その点アメリカのサプリメントには消化管に入って何分以内に溶けなければならないか、という「崩壊基準」がある。
サプリがそのままウンコのなかに錠剤の形のままの固形物として排出されるというようなバカげたことは起こらないんである。

日本でこの「崩壊基準」が定められているのは医薬品だけであってサプリには適用されない。

おかしいだろうがーハゲー

アメリカでは当然のことなので、ラベルに表示はされていない。でもアメリカの正規代理店のサプリであれば、少なくてもてもちゃんと体内で溶けると信頼できる。

日本のサプリについても当然義務付けてしかるべきだと私は思う。

③加工方法はどうなのよ

サプリに関しては国産のものはほぼ海外サプリにコスパで負ける。
それを日本産は安全だからなどと言って、高いことを正当化しているサイトやショップが数多くあるが、上記見てきたように。
安全性効能そして内容の明示などほとんどの点で、日本のサプリは負けているのである。

日本の安いサプリにはもう一つ問題があって、成分や成分量が同じでも、製造の過程で高熱処理をしている場合が多い。
高熱処理をすると、それまで成分の中に入っていたビタミンなどの栄養素や酵素が破壊されてしまう。
日本では表示があいまいなので、どんな加工をしているのかを知るのが困難である。

そのあたり、アメリアのサプリでは明示してあるところが多い。

一つには海外は国民保険などはないので、医療費が高いので。
だから予防のためにサプリを飲んでいる人が多い、
効果がなかったら大変なことになる。

医薬品に準じた扱いになるのも当然なのである。

タミイ静止画1

海外サプリのほうが安全だなんてびっくり

日本のサプリ業界は猛反省を

私は昔から海外でサプリは買っていた。
その理由はただただ安いからであった(^-^;

でも日本のサプリがなんで高いのかとか、そういうことについて考えたことはなかった。
日本は人件費も高いからしょうがないか、などとあさはかにも思っていたのである。
また日本のものはやっぱり安心だなあなどと根拠なく思っていた。

でも今回サイトを立ち上げて様々調べ始めたところ、ます日本精力剤は表示がいい加減だなあということがわかった。
しかもべらぼうに高い。

怪しいのはまず成分と成分量がはっきりと明示されていないものが多いということ。
そして仮に成分量表示がなされていても。複合成分のそれぞれの成分量が少ないこと。

かつ成分量表示されていてもそれが本当かどうか判断がつかない。
虚偽記載が横行しているけど、罰則がないので野放しである。
そしてそれを補うかのような誇大広告が目立つ。

それは精力剤だけでなくて他の効果を謳うサプリも同様だった。

それで比較の意味で海外サプリを検討し始めた。
最初はただコスパが良いということだけだったんだが。

コスパが良いというからには成分の内容がどうかということもわからないと比較できない。

すると。

海外サプリのほうが様々な点で信頼できるという事がわかってきた。
何しろ必要な情報の多くが、アメリカのサプリであればほぼ開示されていたからだ。

この違いは大きい。
でもそれは個別のサプリ会社の問題だけではなくて、厳しいと言われる日本の薬事法にもl問題があることがわかってきた。
やたら制限がある割には成分表示が曖昧でも良いことにしてしまって、消費者のことを全く考えていない法律なんである。

どうしてこんなふうになってしまったのかは今後また勉強していきたいし、わかったことは記事にしていきたいが。

タミイ静止画1

日本の薬事法ってどうなってるの?はじめて知ったわ

ともかく、上記で記したような最低限の基準を設けてサプリをチェックしてみると、私的には日本のサプリの多くは対象外になってしまうんである。
だから最近はサプリ成分で気になるものがあると、海外サプリを調べるか、日本のもので調べるとすると医薬品があるかどうかを調べるようになった。
医薬品であれば、海外サプリとな滋養なチェックは働いているからである。

先程述べた基準でいうと、日本のものでも医薬品であれば、成分・成分量がきちんと明記されていること。そしてその表示には嘘がない。
だから余分な成分も入っているのかいないのか、また効果が出るだけの量の有効成分も入っているということがわかってから購入できるし。
医薬品であれば「崩壊基準」が満たされている。

もちろんアメリカで販売されているサプリは日本の医薬品と同等の基準を満たしている。(ただし成分の効能のチェックについては別)

今は国際化社会なので、競争力をつけるために日本のサプリにもまともなものが出てきているが。
まだまだ少ないのが現状だ。
理由の一つには日本語障壁がある。
アメリカのサプリはキチンと成分表示してあるけれど、もちろん英語で書かれている。
だからいい加減でも日本語で書かれているものを選びがちだ。

だが今は日本語で書かれてあるアメリカのサプリ個人輸入代行会社がある。
Amazonもその一つだが、アマゾンでは成分の詳細が書かれていないことが多く、かつほかのショップよりも高いことが多い。
サプリに特化したiHerbではそのあたりがしっかりしている。
とはいえ私もこのサイトを作っていろいろ調べ始めてからこのショップのすばらしさを知ったんだけど。

iHerbで精力剤・健康サプリを探そう! 最安で情報もバッチリ!使いやすい個人輸入代行行サービス

ED治療薬なんかはオオサカ堂やその姉妹ショップは成分量表示がきっちりとなされているし。
おすすめ。

精力剤関連のおすすめ輸入代行会社2つ 日本のサプリは高すぎる!オオサカ堂 iHerb

さらなるサプリの選別

先程の基準をクリアしても、そこから成分の有効性だとか、成分が体内で有効に働くようなタイムリリース加工やリボソーム加工などの工夫とかをチェックしなくてはならない。
それらが本番なのに、まともに成分が入っているかどうかを心配しなければいけないなんてどうかしている。

いずれこのサイトでは、漢方薬や伝統医学から出てきた一部の薬以外についてはこれらの基準をもとにして選別をしていきたい。
日本のサプリ業界はほんとシッカリしてほしい。
日本人の多くがサプリなんか効果がないというのももっともなんである。

私も実はサプリ懐疑派の一人だったんだが、決してそんなことはなく有効成分を適切に摂取すれば効果があることは今はわかっている

そして今このサイトの記事を書くのが楽しい。
皆さんの役に立つような記事が提供できたら幸いである。

ということで、今回はここまで。