現在アナボリックステロイド関連、というかその周辺のことを調べているが。
脂肪を減らし、筋肉を落とさないための薬ということで使われているものがいくつかあった。
知ってる方は知っている、知らない方は知らないという筋トレなんかやって居る方には周知のものらしいが。
今回はそのうちスピロテロールについて調べてみることにした。
もちろん大丈夫そうであれば購入して試してみるつもりである^^;
前回まで、すでに購入して使っている肝臓のケアをするウルソとか。
利尿剤のラシックスについて書いてみたが。
ダイエットにも効果!利尿剤ラシックスジェネリック の効果を試してみた フロセミドは副作用があるのでそれを気をつければ体調を整える薬としてかなり使える
ウルソはめっけもんのスグレモノ。
利尿成分のラシックスは使い方に気をつければかなり使えそう。
ということで、今の所ハズレはないな、というところである。
ただ、薬オタクの方々が追求している薬はある機能を抑制し、ある機能を活性化させることによって自分の目的に叶うようにコントロールしようとするものなんで。
気をつけて使わないと体全体のバランスを崩してしまう。
なので、ケア剤のことも含め、確実な知識が必要だ。
思うに、いわゆるサプリの多くはそこまでの効果が弱いからこそ、副作用もない。
なのでサプリから薬に移っていく人たちの気持ちはわかる。
なおサプリに関してはその成分の多くは食事で補える。
マルチビタミン・ミネラルは一般的には量が少なすぎて健康に好影響を与えるとは言えない。
私が推奨するものが一種類しかないのは効果を与えるだけの量が入っていて品質も高く、コスパが良いものが少ないからだ。
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ビタミンA(β-カロチン、酢酸塩として) 5000IU 100% ビタミンC(アスコルビン酸、ナイアシンアミド、アスコルビン酸カルシウムなど) 500 mg 833% ビタミンD3(コレカルシフェロールとして) 2000 IU 500% ビタミンE(D-アルファトコフェリルスクシネート、D-アルファトコフェロール) 100IU 333% チアミン(ビタミンB1)(チアミンHClとして) 75 mg 5000% リボフラビン(ビタミンB2)(リボフラビン、リボフラビン5′-リン酸) 50 mg 2941% ナイアシン(ナイアシンアミド、アスコルビン酸ナイアシンアミド) 50 mg 250% ビタミンB6(ピリドキシンHCl、ピリドキサール5′-リン酸として) 75 mg 3750% 葉酸塩(L-5-メチルテトラヒドロ葉酸カルシウム塩として) 400 mcg 100% ビタミンB12(メチルコバラミンとして) 300mcg 5000% ビオチン 300mcg 100% パントテン酸(D-パントテン酸カルシウムとして) 100 mg 1000% カルシウム(パントテン酸D-カルシウム、アスコルビン酸Ca、リン酸二カルシウム) 10 mg 1% ヨウ素(ヨウ化カリウムとして) 150 mcg 100% マグネシウム(酸化マグネシウム) 100 mg 25% 亜鉛(クエン酸亜鉛、L-オプティ亜鉛亜鉛モノ-L-メチオニン硫酸塩として) 30 mg 200% セレン[亜セレン酸ナトリウム、セレンエキセル高セレン酵母、セレンL-セレノシステイン] 200 mcg 286% マンガン(クエン酸マンガン、グルコン酸塩として) 2 mg 100% クロム[クロミネックス3+クロムがカプロス・アムラ抽出物(果実)、PrimaVie Shilajitで安定化したものとして) 200 mcg 167% モリブデン(モリブデンアミノ酸キレートとして) 100mcg 133% カリウム(クエン酸カリウムとして) 25 mg 1% アルファリポ酸 25 mg ** ホウ素(ホウ素アミノ酸キレートとして) 3 mg ** コリン(コリン酒石酸塩として) 20 mg ** イノシトール 50 mg ** マリーゴールドエキス(花)[std。 5mgのトランス – ルテイン、155mcgのトランス – ゼアキサンチン] 11.12mg ** リコペン[Tomat-O-Red天然トマト抽出物(果実)由来] 1 mg ** 天然混合トコフェロール(ガンマ、デルタ、アルファ、ベータを提供) 20 mg ** アピゲニン 5 mg ** [/wc_row]
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それでもこれは保険として飲む意味が大半で。
不足しているビタミン・ミネラルを摂取するというのが目的。
もしその成分で効果を高めようとしたらマルチビタミン・ミネラルに入っているよりも多く摂取しなくてはならない。
だが、微量で効果があるミネラルなんかはやはりマルチビタミン・ミネラルで摂取するのが合理的だ。
このサプリの場合、ビタミンK が入っていないが。
それは納豆で補うのが最も効果的で。
サプリを摂るよりも安価で且つ様々な成分を摂取することが可能だ。
この様に、食事に気をつけてさえいればマルチビタミン・ミネラルを摂取する必要はないのかもしれない。
有効成分クレンブテロールとは
オオサカ堂で販売しているスピロテロールの有効成分はクレンブテロールというものである。
クレンブテロールを含む薬としてはもう一つあったが、コスパがぜんぜん違うのでパス。
スピロテロール購入の前提で記事を書いていこうと思う。
Spiroterolは、非常に強力なベータ2作動薬で、脂肪燃焼と筋肉増強作用がある医薬品です気管支拡張薬です。日本国内で承認されているスピロペント錠と同一有効成分であるクレンブテロール塩酸塩を含有しています。
Spiroterolは、気管支を拡げて呼吸を楽にする薬です。
Spiroterolに含有されている有効成分のクレンブテロール塩酸塩は、気管の平滑筋に存在する特定部位を刺激することで、気管支を取り巻く筋肉の緊張をゆるめ、気管支を拡げて呼吸を楽にします。
クレンブテロール塩酸塩は、第三世代のβ刺激薬に分類され、作用時間が8~10時間と長いのが特徴です。
◆効果
下記疾患の気道閉塞性障害に基づく呼吸困難など諸症状の緩解
気管支喘息、慢性気管支炎、肺気腫、急性気管支炎下記疾患に伴う尿失禁
腹圧性尿失禁
1本 | 2,498円 |
この薬。
表向きの効果ももちろんあるんだが。
筋肉増強剤としてドーピング違反薬品にもなっている。
その一例がこれ。
【ローザンヌ(スイス)=共同】国際オリンピック委員会(IOC)は12日の理事会で、2004年アテネ五輪の重量挙げ男子77キロ級3位のオレク・ペレペチェノフ(ロシア)をドーピング違反で失格とし、銅メダルの剥奪を決めた。昨年、保存してあった検体を再検査した結果、筋肉増強剤のクレンブテロールが見つかった。
IOCは大会当時に検出できなかった禁止薬物でも、新たな検査方法が確立した場合に再検査できるよう検体を8年間保存。昨年12月にも、アテネ五輪の陸上メダリスト4人を失格とした。
しかもこれ。
アナボリックステロイドほどの副作用もない。という。非ステロイドということもあって人気がある。
もちろん効果が強烈だし、長期で使うと健康を害するし、効果が弱くなるんで、サイクルを決めて間隔を空けなくてはいけないということである。
また痩せるというよりは脂肪を減らして筋肉を落とさないために使う方が多いということである。
これはネットで調べたらでてきた情報なんで。
正しいかどうかはわからない^^;
ただ、脂肪を燃焼させ、筋肉を増強する作用があることは間違いなさそうである。
アナボリックステロイドよりも筋肉増強力は弱いようであるが^^;
副作用が少ないし、その割に筋肉増強能力もあるんで、アスリートの方々には「喘息持ち」の方が多いという。
理由なくクレンブテロールを摂取しているとドーピング検査で引っかかるが、予め喘息であるからクレンブテロールを飲んでいます、と届け出を出しておけば大丈夫らしい。
本当かどうか調べていないが、このクレンが人気があることは確かなようである。
様々調べていたところ。
5ちゃんねるでは【大人気】クレンブテロールというスレッドかなり長く、かつ連続的に立っていた。
clenbuterol 筋力低下を防ぎ脂肪除去、副作用に注意
大勢使ってる割に情報が少ないクレンについて、使用量や効果など語りましょう
これがなかなかに読み応えもあるし、参考になった。
まず言えることはこの商品、筋肉増強・ダイエット用の隠れた人気商品であるということ。
色んな人がいろんなことを書いているが。
クレンは薬物だよん
間違っても摂取するなよんというのもあれば。
ドーピング指定だから効果抜群らしい
というのもある。
クレンブテロールの作用機序
どんな作用機序で筋肉の維持が行われるのか?
食品安全委員会の記事によると
クレンブテロールはβ2 作動薬で、平滑筋の弛緩作用があることから、動物用医薬品としては気管支拡張作用による馬用の呼吸器疾患の治療薬や、牛用の子宮弛緩薬として国内外で承認されている。
ということであるが。つまりクレンはアドレナリン作動薬ということになる。
アドレナリン作動薬については様々なところで書いているが。各受容体との関係が複雑である。
様々な働きがあって体内の調整をしているため、知識がない状態で使用すると目的が達せられない。
ちなみに精力剤成分としてED治療薬が出現するまでは人気があったヨヒンペピンもアドレナリン作動薬であって。
ヨヒンビンは、血管壁に分布するα1受容体遮断作用だけでなく、交感神経系に分布するα2受容体遮断作用をも示す。血管拡張に作用する抗アドレナリン作用のα1受容体遮断作用より、交感神経に作用するα2受容体遮断作用の方が強い。抗アドレナリン作用の発現量では副作用を示すため、臨床では用いられない。獣医学領域では、イヌやシカで鎮静状態からの回復に用いられる。さらに、中枢におけるセロトニンに対する拮抗作用も知られている。(ウィキ)
とあってα2受容体選択的遮断薬として作用する。α2受容体は脂肪の分解を抑制するので、ダイエットにも効果があると言われる。
現在はどちらかというとそっち方面の需要が多いようだ。
しかしヨヒンピンの場合、それはかなり体を絞った人にとって有効なわけで、デブはその前に食事のコントロールと運動が必要なことは言うまでもない。
またインスリンが分泌されると効果がなくなるため、空腹時に飲むというような工夫が必要だ。
この様に、アドレナリン作動薬は使用が難しい。
クレンはどうだろうか。クレンブテロールのテロールはアドレナリンβ2 促進作動薬であることを示す。
なので、β2受容体を活発化させ、その事によって平滑筋を弛緩させるとともに、代謝を活発にさせる。
なので脂肪の燃焼を活発化させるということなんだと思う。
様々みているんだが、
まだ現時点で私的には確実なことがわかっていない。
というのも様々に調べてみても客観的な例えばウィキとか医療専門のサイトには痩せるとか、筋肉増強というスタンスでの記述がほとんど見つけられていないからだ。
例えばウィキの記述を観てみると。
β2刺激剤の有益な効果は主に、気管支平滑筋の弛緩による気管支の拡張と、運動や他の刺激物によって誘発される気管支狭窄の阻害、の二つである。
β2刺激剤はβ2アドレナリン受容体に結合し活性化させる。β2アドレナリン受容体は7回膜貫通型のGタンパク質共役型受容体スーパーファミリーのメンバーであり、受容体と共役したGタンパク質はアデニル酸シクラーゼを活性化させる。この酵素はATPからcAMPへの変換を触媒し、cAMPはセカンドメッセンジャーとしてcAMP依存タンパク質キナーゼ(タンパク質キナーゼA、PKA)を活性化する。タンパク質キナーゼAはさまざまな活動に寄与し、過分極、細胞内カルシウムの減少、カルシウム依存性カリウムチャネルの活性化、Ca-K ATP系の刺激などを起こす。細胞内カルシウム濃度が下がると、平滑筋の弛緩が導かれる。
これは、アドレナリンの分泌が気管支平滑筋の弛緩を引き起こすのと同じ経路である。β2アドレナリン受容体刺激剤は、いくつかあるアドレナリン受容体のうち、平滑筋弛緩にかかわるβ2受容体に選択的に作用して、それ以外のアドレナリン症状が起こらないように作られている。
β2刺激剤はまた、血管透過性と浮腫を低下させ、粘液繊毛のクリアランスを増大させる。そしてヒスタミン、メタコリン、アデノシンなどの不特定の気管支収縮物質に対して保護をする。加えて炎症性細胞、特に肥満細胞からの、メディエーターの放出を抑制する(抗炎症能力)。
と私が赤で強調した部分のみである。
メディエーターとは媒介物のことで。これを抑圧することで脂肪の蓄積が抑えられるのかも。
果たして別の効能い重きを置く薬で痩せたり、筋肉がついたりするものであろうか?
このクレン。
実際に筋肉増強に関する臨床実験の文献があるかと思ってみてみたら。
Clenbuterol increases lean muscle mass but not endurance in patients with chronic heart failure.
(クレンブテロールは、痩せた筋肉量を増加させるが、慢性心不全患者の持久力は増加させない。)
というものがあった。
上腕神経叢障害の患者を2つに分けてクレンを注入したグループとプラセボのグループに分けての実験である。
つまり筋肉を動かせない患者ということ。
運動しないからそのままでは筋肉が減少するんだが。クレンを投与した患者は筋肉が維持されたのに対し、プラセボの患者では筋肉がかなり落ちてしまった。
その結果から。
脂肪を落とし、筋肉量を減らさない、ということに関しては非常な効果があるとしている。
うーむ。
とりあえずスピロテロールを注文した^^;

単純ね
クレンブテロールの副作用
それでは副作用はどうなんだろうか。
ネットの記事を読むと、製造元の帝人ファーマ株式会社の公的な資料があった。
それによれば。
副作用
効能・効果が気管支喘息、慢性気管支炎、肺気腫、急性気管支炎の気道閉塞性障害に基づく呼吸困難など諸症状の緩解では、スピロペント錠承認時、効能・効果追加承認時、スピロペント顆粒承認時及び使用成績調査における安全性評価対象13,517例中499例(3.7%)に624件の副作用が認められた。主な症状は振戦270件(2.0%)、動悸158件(1.2%)等であり、副作用とされた臨床検査値の変動は、AST(GOT)上昇 3 件(0.02%)、ALT(GPT)上昇 3 件(0.02%)等であった。(再審査終了時)
効能・効果が腹圧性尿失禁では、スピロペント錠承認時、スピロペント顆粒承認時及び使用成績調査における安全性評価対象2,674例中265例(9.9%)に352件の副作用が認められた。主な症状は振戦96件(3.6%)、腹痛24件(0.9%)等であり、副作用とされた臨床検査値の変動は血圧上昇 6 件(0.2%)、AST(GOT)上昇 3 件(0.1%)等であった。(再審査終了時)
数%の臨床者に副作用が見られた。
つまり、それほど強い副作用は見られないということ。
商品安全委員会のレポートには。
クレンブテロールについては、食品安全委員会で食品健康影響評価が実施され、JECFA や EMEA の評価と同様の考え方に基づいて、クレンブテロールの ADI を 0.004 µg /kg 体重/日
とする評価結果を厚生労働大臣あて通知(平成 21 年 6 月 18 日付け)している。
とあってもし体重70キロの人であれば、0.28 µgの一日摂取量であれば生涯摂り続けても害ににはならない量だとしている。
ところが実際に痩せるために服用する量は最低で40µgである。
副作用も出るはずである。
具体的な摂取の仕方とか。
そういうのはまた次の記事で書くことにしたい。
今回はここまで。
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