前記事でヨガの話をちらっと書いたら、もっと書いてみてという話があった。
たみいやその友達ともたまに一緒に行ったりしたんで。
その周辺からのリクエストである。

あの仙人みたいな先生元気かな?
実は最近は自分でやってるんで行ってない。ヨガって最終的には自分の修行だから。
それもあって今まで書いたことはなかったし、ヨガっていかがわしいとか怖い(オウム事件の影響で)イメージもあるんで。
書くのはマイナスかなあと思ったりもしていた。
だから今やってるラジオ体操とか、そういう記事しか書いてこなかったんだが。
今回も少し触れてみたい。
私の先生は男性で、今40代である。
ヨガの本場インドのリシケシで修行をし、しばらくヒマヤラの麓で穴をほって生活をしていたという方である。
そのためかどうか感覚が現実離れしていて。
感覚だけでなく外見もたみいが言うようにかなり特徴的である。
そしてお金儲けとか一切できない人である。
今は生徒がたくさんいるが、全く宣伝というものをしない・・・・・というかできない。
本人は勧誘してるというが、傍から見てるとそうは見えない。
押し付けなど一切しない方である。
ただしその教え方は本質を突いていると私には思える。
決して無理をさせず、あるポーズがあるとして、それを分解し、誰でもできるような形にして同じ効果を得られるようにしてくれるんである。
だからかどうかレッスンの半分以上はヨガマットの上に寝転んで自分で自分の体をマッサージをしているような感じになって。
私などは鼾をかいて寝てしまったりする有様。
度々起こされた。
かっこいいポーズを求めるような若い女性は、体験に来てもこりゃあだめだとばかり入会はしない。
場所も公民館みたいなところを借りてやってるだけだし。
結果おばさんばっかりの異様なレッスン風景となるんである。
しかし長くやっている方たちはブリッジでも鋤のポーズでもシルシアサナ(逆立ち)もラクラクとできる。
しかしそんな素振りは一切見せないで一見簡単なポーズを繰り返す。
それが大切だと知っているからだ。
ポーズが決まったからなんだ、そんなの関係ねー!!というのが本来のヨガである。
40も過ぎた人たちはヨガをやって腰痛を治したり、50肩を治したりするために。
自分では歪みを治しにくいから教えて貰うんである。
かくいう私は私は最初は病人みたいなもので。
体が枯れ木のように硬かった。
当然ヨガなんか全く視野には入っていなかった。
ただ最初1000円ヨガがあるというので試しに行ってみただけである。
近所だったし、「1000円ポッキリで1時間半レッスン」という餌に釣られたまでのことで。
やる気はまったくなかったんだが。
やってみたらこの先生は只者ではないなと直感した。
大した動きはしないんだがバリバリと効いてくるんである。
見かけは仙人みたいで、茫洋としてて、なぜかわざわざしつらえた体験レッスンなのに、全く勧誘しない。(本人は一生懸命勧誘したと言っているんだが・・・・・)
だから体験に来た人は20人ぐらいいたにもかかわらず、入会したのは私だけであった。
私の場合座って片足を伸ばしたとき、手が膝のところまでしか行かなかった。
どうしたら手が足に届くんだろうと絶望的な気持ちになったが。
先生は紐を持ってきてそれを足の裏に回し、それを持ったまま力を抜いて呼吸をしろという。
そんなことで足に手が届くようになるはずがないと最初は思ったが。
半年ほどやってると足の指に手が届くようになった。
続く・・・・・
カーボンブロックの薬を買ってみた
さて本論に行ってみたい。
最近の記事を読んだ方はおわかりのように、アナボリックステロイド周辺で危ない?痩せ薬を見つけては買ったりしてるんだが。
サプリにも強力な痩せ薬があるという。
今まで一切そういうダイエット物に興味が湧いたことがなかったんだが。
本来の使い方とは違う使い方をしてダイエットするというやり方が面白くて、痩せ薬について調べたり買ってみたりしている。
しかし、薬より前にサプリでしょ、という当たり前の意見もある。
サプリと言っても中にはリポドリンのように麻薬成分が入っているものもあったりして。
決して普通ではないんだが。
まずは定番の炭水化物をブロックする薬というのを買ってみることにした。
そして今回はその成分について調べてみたい。
定番といえばこれ。
Irwin Naturals, 3-in-1 Carb Blocker®(3イン1 炭水化物ブロッカー)、最強、150液体ソフトゲル
本品はパスタ、パン、炭水化物量が多い食事を好む方用に最適です。トリプルアプローチ処方で:
でんぷん酵素の中和: 白花豆は自然で刺激性なしの原料で、でんぷん質を消化する酵素である体内のアミラーゼを抑制し炭水化物分の悪影響を押さえます。このパワフルな植物エキスは、消化されるでんぷん質炭水化物のカロリー軽減に働きます。
消化強化: リパーゼとタンパク質分解酵素は脂肪とタンパク質の分解に必須です。これらの酵素はこのフォーミュラに消化を正常化する目的で処方されています。
代謝サポート:ピコリン酸クロムは炭水化物と脂肪の健康的な代謝の補助となります。このフォーミュラはシナモンエキスも含有しています。
適正なカロリー減量計画と運動で計画にマキシマムストレングス 3-in-1 カーボブロッカーを取り入れることで減量ゴールの達成のお手伝いとなります。私たちの違い:
液体ソフトジェル – 飲み易いソフトジェルにつまった栄養がすばやくリリースされます。その他の形状の場合、粘着剤、増量剤が含まれている場合があり胃腸の負担になることがあります。また栄養価はありません。アドバンスド液体ソフトジェルは 栄養の最適なデリバリー形状です。
2錠あたりの含有物
クロム(ピコリン酸クロムとして) | 125 mcg | 104% |
亜麻仁油(50%ALA) | 1050 mg | † |
コモンビーン(白豆)抽出物(20:1)(ポッド) | 1000 mg | † |
シナモン(カシア)(Cinnamomum aromaticum)抽出物(6:1)(樹皮) | 100 mg | † |
リパーゼ | 20 mg | † |
プロテアーゼ | 20 mg | † |
バイオペリンコンプレックス バイオペリンブラックペッパーエキス(95%ピペリン)(果実)、ショウガエキス(5%ジンジャー)(根) |
¥3,532 一日のコスパは47円強。
成分的には炭水化物ブロック、消化強化、代謝アップと、3種類の効能を高める成分が入っている。
ただし、今回私が購入したのはこちら。
コスパが違うだけでなく様々な成分が入っている。
食欲抑制の成分が入っているとのことだったし、2本買うと一本おまけが付くといことだったんでこっちにしてみた。
Sample Content
(バイタルミープレミアム)カーボリッシュ[サファイアヘルスケア社製] 【1本180カプセル】
“食べたい!”をケアする「チラコイド」配合。
5つの作用で手軽なスリムをサポートします。カーボリッシュは、理想のボディを目指す方を、5つの作用でサポートするサプリメントです。2種類、3種類の作用じゃ、もう物足りない!という方へ。「炭水化物の吸収ケア」から「消化サポート」「代謝にアプローチ」「燃焼サポート」、そして「食欲ケア」までを凝縮しました。効率的なダイエットやボディメイクをバックアップします。
■注目の成分・チラコイドとは?
そのダイエット作用で今注目のチラコイドは、ほうれん草の葉緑体に含まれる成分です。スウェーデンの大学にて、「食欲ケアに有用」との研究結果が出て以来、世界のセレブに愛用者が急増、話題を集めています。ほうれん草をそのまま食べてもチラコイドは体に吸収されないため、食欲ケア作用を得るために、特殊な製法で抽出しました。■カーボリッシュの5つの作用
1.炭水化物の吸収ケア
白インゲン豆に含まれる成分が、炭水化物を糖に変換する酵素の働きを抑制。無理な食事制限せずにダイエットができるとして話題の成分です。2. 消化サポート
消化酵素のリパーゼとプロテアーゼが、脂質やたんぱく質の消化をサポートします。3. 代謝へアプローチ
クロム、シナモン、スルフォラファン、亜麻仁を配合。代謝に働きかけます。4. 燃焼サポート
コレウス・フォルスコリは、脂肪に働きかける成分を含むシソ科の植物。近年、燃焼サポートで注目されています。5. 食欲ケア
チラコイドは、消化の時間を延長するとされています。これにより満腹感が長続きし、空腹を感じにくくなります。カーボリッシュは、5つの作用でアプローチする究極のダイエットサプリメントです。健康的な食事や運動と組み合わせることで、効率よくすっきりスリムを目指すことが可能です。飲みやすさを考慮した小さめサイズで、サプリメントが苦手な方でも使用を続けやすくなっています。
3粒あたり:
インゲン豆(白インゲン豆エキス)1000mg、チラコイド 177mg、シナモン樹皮エキス(シナニッケイ)100mg、亜麻仁パウダー 51mg、コレウス・フォルスコリ 51mg、リパーゼ 21mg、プロテアーゼ 21mg、スルフォラファン 15mg、コショウコンプレックス(コショウエキス&ショウキョウエキス) 6mg、クロム(ピコリン酸クロム) 126mcg
2本+[無料プレゼント]1本(計3本) |
13円 |
2,267円 |
6,800円
($60.15)
|
一日あたりのコスパは38円弱。
カーボンブロッカーと(バイタルミープレミアム)カーボリッシュは同一成分の中ではシナモンの量だけが違う。
カーボンブロッカーのほうが10倍多い。
ただカーボリッシュにはカーボンブロッカーに入っていない成分がある。
しかも今どき流行りの成分である。
チラコイドとコレウス・フォルスコとスルフォラファンである。
これらが注目されてからまだ日が浅い。
スルフォラファンの偉大な効果については、前に記事にしたので興味がある方はご覧いただきたいが。
今記事ではその中でチラコイドとコレウス・フォルスコについて検証をしてみたい。
チラコイド
“食べたい!”をケアする「チラコイド」配合。
などとしてカーボリッシュでも全面に押し出し。
奇跡のダイエット成分などともてはやされているチラコイド。
だが私はこのサプリではじめてチラコイドという名前を知った。
しかし・・・・・早速ウィキで確認したところチラコイドは一般的にはただの場所のことを指すということがわかった。
チラコイド(Thylakoid)は、葉緑体やシアノバクテリア中で膜に結合した区画である。光合成の光化学反応が起こる場所である。チラコイドという言葉は、「嚢」を表すギリシャ語の θύλακος (thylakos)に由来する。チラコイドは、ルーメンの周りを取り巻くチラコイド膜から構成される。緑色植物の葉緑体のチラコイドは円盤状で、積み重なってグラナと呼ばれる構造をなしている。グラナはストロマとつながり、単一機能を持つ構造を作っている。
それにミランダ・カーやマドンナが愛用しているとか。
そんな記事ばっかりで、あまり参考になる記事が見当たらない。
場所がなんでダイエットに関係するのか?
丸いコインのようなものがチラコイド。それを重ねたものがグラナと呼ばれるものである。それを包む全体がストロマと呼ばれている。
高校の生物で習った光合成を行う場所である。懐かしい。そこが葉緑体の本体であって、緑色をしている。
植物の葉が緑色なのは葉緑体があるためである。
要はこのチラコイドという場所というか入れ物の中に入っているものがダイエットの役立つ、とこう言いたいんだと思う。
それで。
特にほうれん草にはたくさん含まれているということで。
ほうれん草から抽出したチラコイドが商品化されている。
本物のチラコイドはGLM社のAPPETHIL ® (アペシル)を使用していること!
スウェーデンのルンド大学のシャーロット博士が長年の研究によりほうれん草の葉緑体の膜だけを外し、チラコイドを抽出することに成功しました。この製法はGLM社が特許を取得、APPETHIL ® (アペシル)として使用しています。
この特許というのは体内で吸収可能な状態でチラコイドを取り出す方法ということのようである。
ウィキを見てみると
チラコイドは、重力遠心法と分画遠心法を組み合わせることによって、植物細胞から単離される。機械せん断力が働くと、ルーメン分画が流出してしまい、チラコイドの単離は上手くいかない。表在性膜や内在性膜は、膜画分の残渣から抽出される。炭酸ナトリウムによる処理により表在性膜タンパク質を分離し、界面活性剤や有機溶媒による処理により内在性膜タンパク質を可溶化することができる。
とあってそれを取り出すのはかなり難しいようである。
そして現在チラコイドとして流通している成分はAPPETHIL ® (アペシル)だけであるようだ。
スウェーデンやアメリカでは2014年に発売され、新しいダイエット成分として、ブームに。すでに5万店舗以上で販売がされています。
原材料メーカーの概算ですが、半年で100万個以上は販売されているとのこと。アメリカではニュートラコン賞という、全米最大の健康食品や成分について、革新性、安全性、効果などを審査する大会で2013年に大賞を受賞。
そのため、セレブを中心に、最新のダイエット成分として話題に
どうも様々な記事を読んでると、ミランダ・カーとかマドンナだとかダレノガレ明美とかがダイエットに成功とか、やらせ臭い匂いがプンプンする。
APPETHIL ® (アペシル)を世界戦略に基づいて販売しようという意図が透けて見える。
大元の出している効能がどの宣伝文句にも使われている。
例えば以下の様なものである。
満腹感の持続や血糖値の抑制、糖分欲求の抑制
チラコイドは、食事をした際に脳が出す満腹ホルモン「 CCK」「結成レプチン」の発生を促進、満腹感を持続させ、さらに食後の血糖値の上昇を抑制することで肥満ホルモン「インシュリン」の発生を抑える効果が確認されている。
血糖値の大幅な上下を減らすことで、体が脂肪を吸収しようとする働きや糖分を必要以上に取ろうとする働きを抑える効果も。
素晴らしい効能ではあるが・・・・・・しかしチラコイドに関して権威ある研究機関でのレポートが見当たらない。
まだいわゆるダイエット商品として販売されてから間もないんで。
仕方がないのかもしれないが。
アメリカの研究レポートをいくつか発見したんでそれを見ていきたい。
食後の血中トリグリセリド値の上昇は、冠状動脈疾患の独立した危険因子であり、野菜が豊富な食事は多くの慢性疾患に対する保護を提供し得ることが多くの研究によって示されている。リーフ野菜は、一般にβ-カロチン、ゼアキサンチンおよびチロコイドを含むクロロフィルを含有する。この研究では、インビトロでのチラコイドの胆汁酸結合能力を調べた経口脂肪負荷/負荷試験(OFTT)を用いたラットの食後高トリグリセリド血症に対する脂質食事の投与前の抑制効果を示す。その結果、チラコイドは用量依存的に胆汁酸に結合した。脂質食事の投与後、血清トリグリセリドレベルの増加は、脂質食事の直前にチラコイド300mg / kg bwを与えたラットにおいて有意に減少した。さらに、曲線の下の領域は、高用量チラコイドが食物脂肪の吸収を有意に阻害することを示した。さらに、糞便量および糞便総脂質レベルに有意差はなかったものの、糞便中の胆汁酸のレベルは有意に増加した。
これらの結果は、脂質飼料を食べる前のチラコイド摂取が食後の高トリグリセリド血症の抑制効果を誘導して胆汁酸を排泄し、健康増進の可能性のある食物チラコイドの結果を確認することを示唆している。チラコイドのこの健康上の利点は、野菜の消費を実質的に増加させることによって達成することができる。
つまり葉野菜を食べさせることで、胆汁が分泌され。脂肪の吸収を阻害することがわかった。
チラコイドは胆汁酸と結合し、胆汁酸を増加させる働きがある。ネズミを使っての研究ではあるが、効果はあるようである。
目的:脂肪消化を遅らせることにより、緑色植物の内部光合成膜系であるチラコイドが満腹ホルモンの放出を促進する。本研究では、ほうれんそう、食物摂取、脂質、およびグルコースに対するチラコイドの濃厚抽出物の単回用量をプラセボと比較して消費する効果を試験した。
デザイン:二重盲検無作為化クロスオーバー試験に登録された60人の太りすぎて肥満の個人は、ホウレンソウ抽出物またはプラセボを無作為に少なくとも1週間おきに消費した。標準朝食前に脂質およびグルコースの評価のために血液を採取し、4時間後に5g用量の抽出物および標準的な昼食を続けた。視覚的アナログスケールは、昼食前および間隔で、4時間後に自由摂取のピザ夕食が提供されるまで投与した。昼食後2時間に2回目の採血が行われた。応答の変化を分析するために、混合モデルを使用した。
結果:プラセボと比較して、ホウレンソウ抽出物を摂取すると飢餓が減少し(p <0.01)、食物の欲求は2時間以上(p <0.01)減り、食後血漿グルコース濃度が増加した(p <0.01)。夕食時の血漿脂質およびエネルギー摂取量に差はなかったが、男性はエネルギー摂取量の減少傾向を示した(p = 0.08)。
結論:この用量で、チラコイドを含有するホウレンソウ抽出物は、プラシーボと比較して2時間にわたり満腹感を増加させる。チラコイド消費は、性別に特有の食物欲求に影響を与える可能性がある。
上記は人間での実験であるが。
チラコイドを摂取すると食欲が減退し、摂取量が減ったということである。
ただ元記事を見るとわかるが、研究全体をみてても、食欲の減少というのは気持ちの問題であってなかなか数量化されにくいし、あくまでも可能性があるという結論でしかない。
またそもそもこの研究は
This study was funded by Greenleaf Medical, Stockholm, Sweden. This study is supported in part by 1 U54 GM104940 from the National Institute of General Medical Sciences of the National Institutes of Health, which funds the Louisiana Clinical and Translational Science Center.
とあってチラコイドを抽出する特許を持っているグリーンリーフメディカルという会社が資金を出し、APPETHIL ® (アペシル)の効果を検証するために行わせたものである。
いわゆる紐付きの研究であるから信頼度は低い。
そういう効果があると言いたいがための意図的な研究でも「痩せる可能性がある」としか言えないということはそこまで効果があるとは言えないんじゃないかと疑ってしまう。
Consistent with previous research, a single meal supplemented with 5 g of a concentrated extract of thylakoids from spinach increases satiety over the 2-hour period following consumption. Thylakoids supplementation may influence food cravings by acting on the reward system, thereby offering a novel way to address a positive energy balance in a manner that is minimally burdensome on the consumer. Gender-based studies of the effect of thylakoids consumption on appetite regulation, employing appropriate sample sizes, are needed.
上記最終結論のところでは。
以前の研究(動物実験)と一致して、ほうれん草からのチラコイドの濃縮抽出物5gを補充した一回の食事は、消費後2時間にわたり満腹感を増加させる。チラコイド補給は、報酬システムに作用することによって食物欲求に影響を及ぼし、それによって、消費者にとって負担が最小限である方法で、正のエネルギーバランスに対処する新規な方法を提供する。適切なサンプルサイズを用いて、食欲調節に及ぼすチラコイド消費の影響に関するジェンダーに基づく研究が必要である
とあって性別のもっと厳密な研究が必要であると書き加えられている。
まだまだチラコイドと肥満の関係に関しては研究を続ける必要があるということだ。

ずいぶんと疑り深いのねえ

もうこのサイトを作り始めてからは研究でも紐付きのものは嘘をついてる可能性があるってわかってきたからね。慎重になっちゃう。
まあ。
チラコイドはもちろん緑色野菜の力を最大限に引き出すために作られたもののようではあるが、すんごい効果があるというもんじゃなさそうだというのが今の所の結論かな。
まだ販売されて数年しか経っていないので、もう少し様子を見ても良いと私は思った。
コレウス・フォルスコ
ほかにカーボンブロッカーには含まれていなくてカーボンウィッシュに含まれているものとしてはコレウス・フォルスコがある。
これもお初にお目にかかるものなんで。
興味津々である。
コレウス・フォルスコリ(学名:Plectranthus barbatus、シノニム:Coleus forskohlii、C. barbatus)とはインドやネパールに自生するシソ科の植物でインドの伝統医学・アーユルヴェーダにおいて用いられてきたハーブ。低木であり青い花を大量につけ、葉はベルベットのように柔らかい
ということでアーユルベータ由来のもので期待ができそうであった。
インドでは高血圧を下げる薬として長年使われてきたという。

By Jurema Oliveira – 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 3.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=4116194
しかし。ウィキには・・・・
近年ダイエットにも効果があることが判明したとされ、成分を抽出したダイエット食品も販売されるようになった。しかしながら2011年現在、この植物からそのような作用に関連する成分は見つかっていない。
ということである。
俄然調べる意欲をなくしてしまった私だったが・・・・・・・・・・・
ウィキでそう書かれていても2011年のこと。サプリとしては人気があるということなら今はダイエットに関する効能が発見されたのかもしれないと調べてみた。
その結果ホルスコリンという物質がコレウス・フォルスコリから抽出され、その働きで痩せるという研究レポートなども見つかった。
改めてホルスコリンで検索し、ウィキを見てみると。
ホルスコリン(英: Forskolin)は、インド原産の植物であるコレウス・フォルスコリにより産生されるラブダンジテルペンである。フォルスコリンあるいはコレオノール(Coleonol)とも呼ばれる[2]。ホルスコリンは、一般に細胞生理学の研究や実験でサイクリックAMP(cAMP)の濃度を上げるためによく利用されている。ホルスコリンは、アデニリルシクラーゼの酵素活性化とcAMPの細胞内濃度を高めることによって細胞受容体を再活性化する。cAMPは、ホルモンおよびその他の細胞外シグナルに対して細胞が適切な生物学的応答に必要な重要な信号伝達を行う。これは、視床下部又は下垂体軸における細胞の情報伝達のために必要とされ、さらにホルモンのフィードバック制御に必要とされる。サイクリックAMPは、プロテインキナーゼAとEpacのようなcAMPに反応する経路を活性化する役割をする。
などとあってなかなか魅力的な成分であるように見える。
作用機序などについては今回詳しくは調べていないが。
もしウィキの記述の通りのとおりだとすると、かなり有効な成分なようだ。
医療面での利用の可能性
ロリプラムに加えてホルスコリンは、大腸癌細胞の増殖および生存を阻害する可能性がある。また、これら2つの薬剤は、共同して神経組織の長期増強をもたらす。ホルスコリンは血管拡張作用がある。 現在までに、ホルスコリンの減量の補助剤としての効果を調べる2以上の臨床試験が行われた。1つの研究のみが査読の対象となって、医療学術雑誌に掲載された。また、この臨床研究では、ホルスコリンの効果として、太りすぎや肥満の男性での顕著な体の引き締まり、骨量およびテストステロンの増加が認められた。この研究は、ホルスコリンのボディービル用のサプリメントとしてのマーケティングにつながっている。ホルスコリンは、緑内障の根本的な原因を管理するために役立つかもしれない。ホルスコリンの使用が眼圧を低減させることがあるが、これはアデニル酸シクラーゼ活性を刺激し、眼球から内部の液体を外部に移動させるのに必要な細胞エネルギーのために必要な重要な酵素を調節し性化するcAMPを増加させるなど独自の能力が原因である可能性がある。紫外線による日焼けに対して肌の自然な抵抗力を高める。局所的に塗布されたときに日焼け反応を促進する。尿路感染症を減少させ、通常生存する細菌を殺す抗生物質の能力を高める。
ホルスコリンは、cAMP濃度を増加させることによって、神経修復の促進に利用することができる。ホルスコリンは、線維芽細胞成長因子または ベータ形質転換成長因子とともに、培養中のシュワン細胞の増殖を活性化又は良好に制御することができる。パーキンソン病、外傷や事故による神経損傷などの疾患の治療における補助としてホルスコリンを使用した様々な実験的研究が進行中である。
痩せるというのは売るためのレッテル貼りであって、それだけの効能を持つものではなさそうである。
知らなかったが、まともに検証してみる価値がある成分だと感じた。
ホルスコリンの肥満に対する効果であるが。
以下のような研究文献があった。
Body composition and hormonal adaptations associated with forskolin consumption in overweight and obese men.
過体重および肥満男性におけるフォルスコリン消費に関連する体組成およびホルモン適応
これによると。
DISCUSSION:
Oral ingestion of forskolin (250 mg of 10% forskolin extract twice a day) for a 12-week period was shown to favorably alter body composition while concurrently increasing bone mass and serum free testosterone levels in overweight and obese men. The results indicate that forskolin is a possible therapeutic agent for the management and treatment of obesity.
12週間にわたりフォルスコリン(250mgの10%フォルスコリン抽出物を1日2回)を経口摂取すると、体組成が良好に変化する一方で、体重増加および肥満男性の血清中テストステロンレベルが同時に増加することが示された。結果は、フォルスコリンが肥満の管理および治療のための可能な治療薬であることを示している。
とある。

私もそのサプリ買ってみたい
カーボンブロッカーとカーボリッシュのどちらを選ぶか?
カーボンブロッカーよりもカーボリッシュのほうが成分が多いんだが。
安い。
一本おまけのうちであればカーボリッシュがおすすめである。
ただし追加分は量が少ない。
私はスルフォラファンは定番サプリとして考えているんで。
別に摂っている。
チラコイドとフォルスコリンを付け足すかどうかだが。
野菜の力は非常に強力だとして。それはチラコイドではなく、別の形で摂取してもいいかなあって思う。
チラコイドは私はまだその効能については疑いを持っているんで。とりあえずパス。
なので追加するとしたらフォルスコリンなんだが。
カーボウィッシュにはコレウス・フォルスコリ 51mg入っている。
そこから抽出したフォルスコリンはあまりにも少なすぎる。
もしこれを単体で補充するとすると。
以下なんかがいいかな、って思えた。
フォルスコリンは、アセチルチロシンとともにアーユルヴェーダハーブのコレウスフォルスコリの標準化抽出物を含む、科学的に設計された健康補助食品です。
フォルスラン(Coleus forskohlii) (10%フォルスコリン) |
250 mg |
N-アセチル-L-チロシン | 50 mg |
¥1,703 一日のコスパ28円強。
25mgのフォルスランを摂取できる。
今回はここまで。
次回はカーボウイッシュに含まれている定番成分について調べてみたい。