活性酸素やフリーラジカルというのがどういうものか。
そして猛毒であるこれらの物質を体内で防御するシステムというものがどのようになっているのか。
少しずつわかってきて、非常に楽しい。
ただ。
調べるのに時間がかかりすぎて、それが辛い。
少し前、活性酸素とフリーラジカルの違いなどを詳しく知りたいと思ったが、あまりきちんと書いている記事がなくて。
記事を書くのに苦労をした。
いまきちんとした記事がみつからないなどと書いたが。
もちろんきちんとした立派な記事はネット上にいっぱいある。
だが、その多くは単一キーワードなんかでは見つけられなかったりする。
作用機序なんか書いてある記事は人気がないのかもしれない。
まあ本当に役に立つ記事が上位に来ないのにはわけがあるんだけどね。
どうしてそんなことになるのか。そのうちそれらの手口についても書いてみたいが。
まだグーグルのアルゴリズムが「本当に内容があるもの」を選び取るだけ、そこまで精密になっていないんだろうな。たぶん。
私も勉強をしていく過程でアクセスを上げるテクニックとか、裏を掻くやり方などを色々と教えてもらったりしたが、もしそういうことだけでアクセスが増えてもあんまり嬉しくないので。
私としては正攻法でやっていきたい。
ちゃんとした記事を書かれている方の文章からはその方の匂いが伝わってくる。
私もそんなサイトを作ってみたいと思う毎日ではあるんだが。
まだまだ未熟で思うようにはいかない。
今、作りはじめて8ヶ月ちょい。
一年以内にはそんな目標に近づけるように頑張ってみたい。

応援するから頑張って
アレヤコレヤ障害は常にあるけど。
今手を付けている抗酸化物質については多少理解が深まってきたので、今回大まかではあるが、その防御システムを私なりに俯瞰して、今まで調べた成分の全体としての位置を確かめてみたいと思う。結構難しいので読む人は少ないかもしれないが。
基本的なことは理解していないとさらなる深掘りはできないので、記事だったとしても通過点としては仕方がないと思っている。
ジグゾーパズルにピースをはめ込むような快感があって私としては思いの外楽しい。
今記事はその二回目だ。
第 二 防御ラ イ ンを担うラ ジ カ ル捕 捉 型抗酸 化物
前記事で抗酸化活動の4段階について説明をした。再掲する。
活性 酸素, フ リーラ ジカル の発 生 を未然 に防ぐ抗酸化物質とは 猛毒の酸素から身を守る 4段階の防衛システム1
抗酸化活動の4段階。
(1)活性 酸素種, フ リーラ ジカル の発 生 を未然 に防ぐ。
(2)フリー ラジカル を捕捉, 安定化 させる。
(3)傷害 をひ き起 こす酸化 物の無毒化, 排除, 損傷 の修復, 損失 の再生 を行 な う。
(4)酸化 ス トレスが生 じた とき, 適切 な抗酸化物 を必要な場 に必 要 な量,送り込むという 適応 機能

https://www.jstage.jst.go.jp/article/kagakutoseibutsu1962/37/8/37_8_554/_pdf
それで。
第一防御ラインが最も強固な防衛ラインではあるんだが、それを突破して体内に生成されてしまったリ、体外から取り込まれてしまった活性酸素・フリーラジカルも当然出てくる。
それを放置しておくと生体 を構成 す る細胞膜 の脂質 ・蛋 白質・核 酸 などを攻 撃 し破壊活動を開始する。
血液中のリポ蛋 白質 を酸化させ、動脈 硬化 をひ き起 こす こともある。
脂質を血漿中に安定に存在させるには、補因子や金属を抜いた形のタンパク質(アポタンパク質と呼ぶ)と結合させる必要があり、この状態のものをリポタンパクという。
つまりはリポ蛋白というのは血液中に浮かんでいる脂肪のことだ。
前記事でも書いたが活性酸素やフリーラジカルは破壊力は強いが、存在するのは一瞬で、すぐに消滅してしまうが。
活性酸素によって作られた酸化脂質はいつまでも存在し、排出されない。
そして酸化脂質連鎖反応を起こして、他の脂質をどんどんと酸化してしまう。
この被害が甚大なのである。

まるでゾンビみたいね

なのでゾンビが増えていかないためにも、既に体内に生成されてしまったラジカルや活性酸素を速やかに捕捉して安定化する必要がある。
ここで用いられる抗酸化物質がビタンEや ビタミンC、ユビキノール, 尿酸 などだ。
これらをラジカル捕捉型抗酸化物と言うんだそうだが。
体外から取り入れるべきラジカル捕捉型抗酸化物
ラジカル捕捉型抗酸化物には体内で作られるものもあるが、たとえばビタミン類は、体内で生成されないか、されても極微量なので体外から補給しないといけない。
つまり。
第二防御ラインと言うのはシステムはあるが、それを活かすためには外から必要な成分を取り入れなくてはならない。というもののようである。
なので、ラジカル捕捉型抗酸化物を食事やサプリとして摂取する必要がある。
ラジカル捕捉型抗酸化物に該当するものをみてみると、ビタミン類は当然だとしても、植物などに含 まれてい る天然の抗酸 化物も取り入れる価値が有ることが現在はわかってきてて、研究も進み、サプリとしても商品化されている。特に,緑 茶, イチョウ葉, チョコレート、ココア、ブドウ などに含 まれて いるフラ ボノイド,やタンニン 。 アカゴマやゴマ に含 まれ るリグナンやその中でも強力だと言われるセサ ミノール。
カ レー粉 に含 まれ るクルク ミン。 ニ ンニ クな どの抗酸化作用に対して注目が集まっている。
今のところその効果については玉石混交で、販売会社が広告宣伝でその効果を謳う程にはエビデンスも多くはない。今後の研究がまたれる。
いちいち書かないが、「健康食品」の安全性・有効性情報 (国立健康・栄養研究所)によると。
俗に、「抗酸化作用がある」「肝臓によい」「発がんを抑制する」などと言われているが、ヒトでの有効性・安全性については信頼できるデータは見当たらない。
などとその効果に対してバッサリ切られているものも少なくない。
実際フラ ボノイ ドなどはそれ自体に抗酸化能力については保証付きだとしても、体内に消化・吸収される量はごくわずかなので、果たして経口摂取でどれだけの効果が得られるのか。
またサプリで大量に摂取した場合に害はないのか?などわからない部分も多い。
だが、これらの成分には他にも魅力的な効能があるので。
選択肢の一つとして加える価値はあると思う。
私はスマドラの位置づけでイチョウの葉エキスを飲み、ニンニクに関しては精力剤として医薬品として販売されているキヨーレオピンやキューピーコーワゴールドなども飲んでいるが。
それらが抗酸化物質としても効果があるのであれば一石二鳥だ。と思っている。
ニンニクの歴史や効能 精力はつくのか?その面白エピソードや最低限と知識をまとめてみた アリシンやオキソアミヂンってどんな成分?
ということで多少怪しくても検討に値する抗酸化物質は多いんだが。
どう考えてもイマイチかなと思うものもある。
ユビキノン(コエンザイムQ10、CoQ10、ユビデカレノンなどとも呼ばれる)は、かつてビタミンQと呼ばれたこともあるが、動物体内で合成することができるためビタミンではない。
だが、体内で生成されるし、消化器で分解されるため、経口摂取することは無駄だとの評価があって、医薬品としての認定も取り消されている。
体内でユビキノンは絶大な効果を発揮しているわけだが。
少なくても経口摂取で摂取した場合。
俗に言われている効果があるという、客観的に評価ができるエビデンスは見当たらないと言ってよい。
まだこれからの研究がまたれるものだとは思うが、私としては現時点ではサプリを購入する気にはなれない。
ともかく自分で判断できるようになることが大切なんだと思う。自分で選べると楽しくなる。

下の画像って文章の流れからすると関係なくない?

良いんだよ、記事を書いていていろいろわかったりしたときの喜びの表現をこの写真に託しているんだから。
ラ ジ カ ル捕 捉 型抗酸化物は諸刃の剣
選択肢の一つといえば、今回の記事の参考にしている研究レポートの中に、 一 酸化窒素NOが抗酸化物質として働くというものがあった。
そのまま引用をしてみたい。
NOに は内皮 由来 血管 弛緩 因子 (EDRF) としての重要 な生 理作用 があ るが, それ以外 に も興 味深 い作 用 を及ぼす.
その一 つが ラジカル捕 捉作 用 であ る. NOは 脂 質過酸化 反応 の連 鎖担体 で あるペ ルオキシルラジカル を速や か に (k>109M-1S-1) 捕捉 し, ラジカル捕捉型抗 酸化物 として作用 す る ことがで きる.
in vitro で は多 くの系で確認 され てお り, また動物実験 で もそれ を支持 す る事実 を認 めた報告 が ある. 先述 の よ うに, NOは ス ーパ ーオ キ シ ドとも速 やか に (k>109M-1S-1) 反 応 して, ペルオ キ シナ イ トライ トとい う活 性種 を生成 す る こ とが ある. 結 局, トー タル な意 味 で, antioxidant として働 くか, prooxidant として作 用す るのか, 状 況, 条件 によ り変わ り得 る とい うこ とであ ろ う.。
ペルオキシナイトライト[peroxynitrite] とは。
ONOO-,ペルオキシ亜硝酸,過亜硝酸イオン,ペルオキソ亜硝酸イオンとも呼ばれる.活性窒素分子種の一つ.活性酸素種のヒドロキシルラジカル(・OH)と並んで最も酸化反応性の高いラジカル分子種である.生体中では,活性酸素のスーパーオキシド(O2-)と活性窒素種の一酸化窒素(NO)との反応により生じる.NO +O2-→ONOO-(k=6.7×109M-1S-1).強アルカリ溶液中では比較的安定である.プロトン化すると(ONOOH, pKa=7.3)速やかに硝酸に異性化する.ONOO-はチロシン残基および不飽和フェノール性化合物をニトロ化する.(光合成事典)
上記引用部分で何を言っているのかといえば。
一酸化窒素は様々な働きがあるが、抗酸化作用もあり、脂質過酸化反応の重要なイニシエーターでもあるペ ルオキシルラジカルを速やかに消滅させる。
しかしまた、硝酸由来のもっとも破壊的なフリーラジカルであるペルオキシナイトライトを活性化させ、逆に脂質過酸化反応を推し進める結果となる場合もある。
このようにラ ジ カ ル捕 捉 型抗酸 化物は反応性が高いので、抗酸化物質として働く場合もあるが、中には同時に酸化を促進させてしまう場合もある。
というのである。
詳しいことはそれ以上はわからないが。特に窒素化合物は反応性に富むフリーラジカル。様々な反応を行うようである。
非常に興味深い。
もともと一酸化窒素は公害の元凶とも言われていたのに。
血管を広げる作用があることが明らかにされて、心臓病の治療薬として使われたり、神経伝達物質として有意な働きをすることがわかったり。
このサイトで言うと勃起関連には非常に効果がある物質だ。
それが抗酸化物質としても働くとなると興味津津である。
私は当然一酸化窒素を体内で作り出すアルギニンやシトルリンを飲んでいる。
最初は勃起のみに焦点が当たっていた。
飲んで勃つか勃たないか。これが問題だったんである。
でも当たり前だが、シトルリンを飲んだからといってすぐに勃起するなどということはない。
精力剤の誇大広告は嘘八百なんである。
でも、だからといって効果がないということもない。
血管を丈夫にしてくれ、勃起の手助けもしてくれ、そしてなおかつ抗酸化物質として働いてくれるとなれば。
それだけでも嬉しいことだ。
このサイトを作り始めてから。
体の様々なところが関連しあっていることがわかってきて、多少は深く考えられるようになったというのが今の私のレベルである。

まだまだ低いレベルね
こうやって見るとシトルリンの素晴らしさがかえってわかってくる。すぐに勃たないからと言って服用をやめるのはもったいない話だ。
誇大広告の精力剤業界の罪は重い。
最初の頃に書いた記事は今読み返すと流石に見劣りがするが。
一酸化窒素がどんなふうにして勃起につながるかを書いてみた。
現在はシトルリンに関しては国産のものが海外で販売されているので。
それを摂取しているがその理由などについても書いてみた。
私が海外のシトルリンを購入していたのは主にコスパの問題であった。
ただし、日本の協和発酵のシトルリンは化学合成ではなく。
発酵法によって製造されていたんで、違いがあるのではないかと思っていた。
ただ高かったんで、やめておいたんだが。
少し前に協和発酵のシトルリンが輸入サプリとして格安で購入できることが解り。うれしかった。今はそれを服用している。
私がいまいち押しなのはこれ。絶対オススメ。
商品説明
科学に基づく栄養
KQ – 協和の品質
循環と筋肉のメンテナンスを向上
ビーガン
栄養補助食品
非遺伝子組み換え
グルテンフリー
大豆フリー
L-シトルリンは、一酸化窒素の代謝と調節で重要な役割を果たすアミノ酸です。L-シトルリンは、体内でL-アルギニンと一酸化窒素レベルをサポートするために、L-アルギニンに変換されます。一酸化窒素の産生の増加は、血管拡張を促進するので酸素と血液の循環が体全体で改善されます。研究によるとL-シトルリンはプラズマL-アルギニンを上昇させるので、運動中の筋肉においてタンパク質の合成を高め、タンパク質含有量が増加します。一酸化窒素の代謝をサポート
筋肉のタンパク質の合成をサポートし、筋肉疲労を和らげます
心血管系の健康をサポート
人口の香料、着色料や防腐剤を追加していません
ご使用の目安
毎日ワークアウト前に1さじを240mlの水かお好みの飲料と飲むか、栄養の情報に通じた医師の推奨に従って飲みます。
1スクープ(3グラム)
L-シトルリン(協和品質) | 3g |
¥2,049 一日のコスパ ¥2,049÷66=31円
これであれば今まで飲んでいたアメリカ産のシトルリンよりもコスパが良い。パウダーなんで扱いが少し面倒だが。
品質も協和発酵のものであるから間違いがない。それでいて3g31円なんて。信じられない値段。
国産品で同じものを買うと、Amazonであっても800mgで一日のコスパが158円強なんである。
実質16倍近い価格差だ。
日本のサプリメーカーは間違っているとしか思えない。
勃起サイトとしてはシトルリンの摂取は必須だが。
いずれ一酸化窒素の抗酸化能力と酸化作用については気に留めておき、後で詳しく調べてみたい。
必須ラ ジ カ ル捕 捉 型抗酸 化物 ビタミンEとビタミンC
なおラ ジ カ ル捕 捉 型抗酸化物質には水溶性 の もの と脂 溶性 の ものが あ り, それぞれ の持 ち場で働 いてい るが、これ らは単独 に作用 して いるだ けではな く, 互 い に影響し合いながら働 いてい る。
一例を上げると。
ビタミンEはフリーラジカルを消失させることにより脂質の連鎖的酸化を阻止するが、代わりに自らがビタミンEラジカルとなる。
しかしビタミンEラジカルは、水溶性ビタミンCなどの抗酸化物質によってビタミンEとして再生され、再度酸化脂質の酸化を食い止める働きをするのである。
このような協業関係がみられるのが、捕捉型の抗酸化物質の特徴である。
ちとわかりづらいかもしれないが。
代表的な捕捉型抗酸化物質であるビタミンEの作用機序を観てみたい。

難しそう。でもここが核心ってことね
先程も書いたがビタミンEは活性化酸素やフリーラジカルが引き起こす酸化反応のうち、最も悪質なものの一つである脂質過酸化反応を止める働きがある。
ゾンビのように次々に酸化していく自動酸化 は脂質か らの水 素引 き抜 きによ る脂質ラジカルの生成が行われて、そこから開始される。
さ らに,分 子状酸素 との速やか な結合によ り生 じる脂質ペルオ キシラジカルを介 して、最後に最悪のは会物質である脂質 ヒ ドロペルオキ シ ドとなって次々に体内に蓄積され る。
LH→L・+・H
L・+02→LOO・
LOO・+LH→LOOH+L・
(LH, 脂 質;L・,脂質ラ ジカ ル;LOO・,脂質ペル オ キ シラ ジカ ル;LOON,脂 質 ヒ ドロペ ルオ キ シ ド)
ビタミンEは以下の図のような構造と機能を持っていて。

https://www.jstage.jst.go.jp/article/kagakutoseibutsu1962/37/8/37_8_554/_pdf
迅速にフリーラジカルを補足し、電子を送り込んで消滅させる。
且つ重要なことだが、電子を放出して自らがラジカルになっても安 定しており、自らが脂 質 な どを攻撃 しない。
そしてすぐにも う1分 子別 のラ ジカルを捕捉 して安定生成 物 とな る。
それを手助けするのが、 先程も書いたように、ビタ ミンCや ユ ビキノール な どで。
これらによって還 元 されてビタ ミンEに 戻リ、再度抗酸化物質として働くのである。
その抗酸化システムを図にすると以下のようになる。

https://www.jstage.jst.go.jp/article/kagakutoseibutsu1962/37/8/37_8_554/_pdf
ラジ カル捕捉 型抗酸化 物 の特徴なんだが。
まずラジカルが体内基質である脂質や蛋白質を攻撃する前にラジカルを捉えて消滅させなくてはならない。
だから動きが速いというのが必須条件となる。
またラジカルを消滅させると今度は自分がラジカルになってしまうが。
その際今度は自分が攻撃的になるのでは抗酸化物質として役に立たない。
ラジカルになっても安定してたを攻撃しないことが重要だ。
これらの点をチェックしてみると、ビタミンEは優等生だということがわかる。
トコトリエールとは
このビタミンEだが、調べてみると、トコトリエールという成分が出てくる。
これが通常のビタミンE成分の40倍もの効力を示すということなんで。
ちと調べてみた。
今の時点でこの記事をみてみると、製造元の資料に偏っているきらいがあって本当にエビデンスがあるのか?というのはわからない。

でも高級化粧品にはトコトリエールは定番よ。普通のビタミンEよりも40倍以上の力を持っているし、細胞膜の浸透力がトコフェロールよりも強いのよ。
タミイは某化粧品会社に勤めているので、こういうのは詳しいが。
ただの宣伝文句だとも言える。

失礼ね

あまりにもダマシが多いんで、最近疑り深くなってしまって(^^ゞ

でも今飲んでいるビタミンEが無くなったら次はトコトリエール配合のビタミンEに挑戦してみるつもりだ。
私が選んでみたのはこれ。
遺伝組み換え原料含まず
天然
大豆不使用
正常な心血管の健康をサポート
臨床的にテスト済みのトコトリエノール複合体
標準Tocomin OE フォーミュラよりも最大300%高い吸収率
ビタミンEファミリーは、化学的に8種類の化合物で構成されている: 4種類のトコフェロールと4種類のトコトリエノール – アルファ、ベータ、ガンマ、デルタ。トコトリエノールは、著しく異なる生物活性をもたらす不飽和側尾を持つことでトコフェロールと異なっている。Healthy Origins Tocomin SupraBio®は、バージンレッドククルードパームオイルから濃縮された天然トコトリエノール複合体。 Tocomin SupraBio®は、皮膚、脳と心血管の健康のための臨床試験の題材となっている。
ご使用の目安
食事と一緒に、ソフトジェルを1日2回、1粒、または医師の指示に従って服用してください。
ビタミンE(d-α-トコフェロールとして) | 22 IU | 73% |
パームトコトリエノール複合体 | 312.5 mg | † |
総d-混合トコトリエノール: | 50 mg | † |
d-α-トコトリエノール | 14.3mg | † |
d-β-トコトリエノール | 2.5 mg | † |
d-ガンマ – トコトリエノール | 26 mg | † |
d-デルタ – トコトリエノール | 7.2mg | † |
植物スクワレン | 12.5 mg | † |
植物フィトステロール複合体 | 4.3 mg |
¥2,671 一日のコスパ ¥2,671÷75=36円弱 トコフェロールだけのサプリに比べて、コスパは約2倍だが、この程度であれば、こちらを選ぶ価値はあると思う。
ラ ジ カ ル捕 捉 型抗酸 化物として必須なのはビタミンEとビタミンC
様々なラ ジ カ ル捕 捉 型抗酸 化物があってそれぞれに魅力はあるが。
体外から取り入れるべきラ ジ カ ル捕 捉 型抗酸 化物ということでいうとあとはビタミンCだけでも良いと思う。
前記事で書いた「第 一 防御 ラ イ ン を 担 う 予防的抗 酸 化 物」の中でグルタチオンの力について書いてあるんだが。
ビタミンCは代謝の過程で発生する活性酸素種である過酸化水素(H2O2)を解毒化する代謝経路であるグルタチオン-アスコルビン酸回路で重要な働きを行う。
そしてビタミンCがビタミンEラジカルを再生させてビタミンEに復活させるのと同じように、ビタミンCがデヒドロアスコルビン酸(酸化されたビタミンC)に酸化されても各種酵素により還元・再生されて、消滅することがない。
なおビタミンCは吸収が悪いということで、さまざまな科学的操作が施されたビタミンCが開発されている。
肌に直接塗るとか。そういう場合にはそれらは効果が違うが。
だが経口摂取に関する限りでは高価な操作性ビタミンCがより良い効果を発揮するというエビデンスはない。
なので私は加工されていない、でも医薬品に準拠したビタミンCを摂取している。
コスパも最高だし、これを一日数回摂取するのが良いと思う。
アスコルビン酸原末
高溶解性
NutriBiotic社のアスコルビン酸は100%医薬品グレードのビタミンCで、身体の健康に総合的な利益をもたらす必須栄養成分です。この高溶解性形態のビタミンCは、抵抗系への抗酸化保護として働きます。健康な骨格や組織の維持や発達などを含むいくつもの有益な目的を有し、多くの生化学的反応において重要な役割を果たしています。ビタミンCは体内で生成されないので、日常的に他から補給される必要があります。 NutriBiotic社のアスコルビン酸はアレルギー性の高い方でもあまり刺激を感じることはありません。
ビタミンC(L-アスコルビン酸USP-FCC *として) | 2500 mg | 4167% |
*米国薬局方 – 食品化学コーデックス |
1回当たり摂取量: 1/2ティースプーン(2.5g)
¥4,307 一日のコスパ ¥4,307÷400=11円弱
ビタミンCは水溶性で数時間しか体内にとどまらないので、一日に何回も分けて、少しづつ摂取すれば効果がある。
さまざまに加工したものと比べて効果が同じであれば、圧倒的なコスパである。
終わりに
ということで今回はここまで。
ラ ジ カ ル捕捉型抗酸 化物というのは活発な働きをするので、ある意味抗酸化物質としてだけで働くとは限らない。
フリーラジカルとして働き、体に害を与える可能性もあるのである。
なので摂取の仕方には気をつける必要がある。
そういうことで見ると、ビタミンEはラジカルになっても決して体を傷つけないという点で素晴らしい抗酸化物質だということがわかる。
またビタミンCはビタミンEを再生させるだけでなく、過酸化水素の消滅に重要な役割を果たす。
色々書いてみたが。ラ ジ カ ル捕捉型抗酸 化物に関してはビタミンEとビタミンCさえ十分に摂取しておけば。
活性酸素やフリーラジカルから身を守るための基本装備はほとんど終わりなんだが。
後は用途と好みに応じて天然の抗酸化物質をサプリで摂取すればよいのではないかと思う。
というのが結論かな。
現在参考にしている研究論文に従って、第三段階・第四段階防御システムについても次回気力があれば・・・・・・観てみたい。
ちなみに前記事はこれである。
活性 酸素, フ リーラ ジカル の発 生 を未然 に防ぐ抗酸化物質とは 猛毒の酸素から身を守る 4段階の防衛システム1