さて今回はグルタチオン濃度を増すと言われているαリポ酸について調べてみたい。
いま。

最強の抗酸化物質の一つであるグルタチオン濃度を高めようと思っている訳だけど。
グルタチオンをそのまま摂取してもほとんど代謝されてしまうために効果が薄い。

それである論文を手がかりにして違う成分を複数摂取することでt体内のグルタチオン濃度を高めようという試みをし始めた。
それがN-アセチルシステイン・αリポ酸・マリアアザミ・L-グルタミンの4成分。

 

グルタチオンは最強アンチエイジング成分!N-アセチルシステイン・αリポ酸・マリアアザミ・L-グルタミンで倍増するってホント?

それでいままで、他の成分について詳しく調べて記事にしてみた。今回はその4回目。それ自体が非常に強力な抗酸化物質であるα-リポ酸について詳しく調べてみることにした。

過去記事はこちら。調べてみたら、どれも素晴らしい成分であることがわかって、わたしは嬉しい。今回も楽しみ。

 

肝臓に効くシリマリンとその10倍効果があると言われるシリフォスについて!グルタチオンを増加させるマリアアザミの凄さとは

 

最強!N-アセチルシステインの性質と効能について グルタチオンの前駆体としての優れた働きとは

Lグルタミンがある意味万能成分なのはなぜ?魔法の白い粉と言われる訳とは

α-リポ酸ってなに?

リポ酸(lipoic acid、別名:α-リポ酸、チオクト酸)は、細胞のミトコンドリアに存在し、生体のエネルギー産生反応におけるピルビン酸脱水素酵素の補助因子として欠かせない有機化合物。

ということでウィキなどを参照してみたが、のっけから難しい。要約してみると。

ミトコンドリアの内膜に囲まれた内側がマトリックス。
ここにTCA回路(クレブス回路・クエン酸回路)やβ酸化などミトコンドリアの代謝機能に関わる酵素群が数多く存在していて、リポ酸はTCA回路で行われるエネルギー生産に不可欠な成分である酵素の働きを助ける。

具体的には、TCA回路はアセチルCoAが反応系に組み込まれることで始まるが、その手前の反応

ピルビン酸 + NAD+ + CoA → アセチルCoA + NADH + CO2

α-ケトグルタル酸 +NAD+ +CoA-SH→ スクシニルCoA +NADH + H+ +CO2

の触媒となるピルビン酸デヒドロゲナーゼ複合体(PDC)の補因子としての役割を持つ。

タミイ静止画1

はあああああよくわかんない

がっちゃん静止画1

この辺りはそのうち詳しく説明してみるけど今はパス!我々は急がねばならぬ!!

マリちゃん静止画1

逃げてない?

 

 

つまり・・・・

ピルビン酸からアセチルCoAに変換する過程。
αケトグル酸からサクシニルCoAの変換の過程の両方で。

αリポ酸は、補酸素として働く。αリポ酸は糖を効率よくエネルギーへ変換する働きを持つ。

ということだ。

歳をとってきたらαリポ酸はサプリで補給すべし

α-リポ酸は腸内細菌で生産され、体内合成ができる。また食物からの摂取も可能だが、微量しか摂取できない
だけどαリポ酸は歳を取ってくるにつれてかなり減ってくる。リポ酸の体内での生産量は40歳頃を境に減少してしまうので防衛能力が弱って、体内の活性酸素は増加する。
食べ物として摂取できない以上、私のように歳をとってる人間にはαリポ酸は必須サプリだということが調べているうちに分かった。αリポ酸は食事と同時摂取すると吸収率が落ちる。食前に摂る方がよいということだ。

 

α-リポ酸の作用機序をまとめてみた

α-リポ酸は補酵素として働く含硫化合物なんだが、抗酸化物質でもあるという。
様々な効果が言われているけれども、なぜそうなのか?ということを詳しく説明しているものがなくて困った。
疲労回復・運動時に効果発揮・ダイエット効果・糖尿病に効く・アンチエイジングなど様々な効能が謳われているし。

おそらくはその効果はあるんだと思うんだが。

調べている中で、病院のサイトには

ビタミンCやビタミンEの400倍の抗酸化力があるアルファリポ酸

と書いているいるところもあった。

キノコ中毒の患者にアルファリポ酸を注射した結果、劇症肝炎が収まったとか。

アルファリポ酸は、グルタチオンやシステインよりもずっと優れたフリーラジカルの掃除屋なので、細胞内のグルタチオンの濃度が、アルファリポ酸によって十分な量に保たれれば、細胞に毒が回ったとしてもすぐに回復するとか書いてあった。

お医者さんにはとても好評であるようだ。サプリ成分の場合は医療関係者がクソ味噌に批判しているものが多いが、どうも本物である。

ただ前の記事で参考にした論文以上のものがなかなかなかった。以下超訳を転記。

Alpha-lipoic acid is a water- and fat-soluble antioxidant that has been shown to elevate glutathione levels and regenerate vitamin C and vitamin E. Alpha-lipoic acid has successfully raised glutathione levels in HIV patients and been shown to block other steps in the progression of this disease. A clinical trial of 11 AIDS-diagnosed patients taking 450 mg lipoic acid daily for 14 days resulted in increases in plasma ascorbate, total glutathione and total plasma thiols, decreases in lipid peroxide levels, and a significant elevation in CD4 and CD4-to-CD8 ratios.

Lipoic acid has been shown to help diabetic and prediabetic patients by increasing insulin sensitivity and successfully treating early-stage diabetic neuropathy. Alpha-lipoic acid protects the central nervous system from free-radical damage, which makes it an important nutritional consideration in cases of neuropathy as well as MS, ALS, Parkinson’s disease and possibly Alzheimer’s disease.31-38

αリポ酸は抗酸化物質としては珍しく、水溶性と脂溶性両方の性質を兼ね備えている。ビタミンCやコエンザイムQ10などほとんどは水溶性のものか脂溶性のものに限定されるので働きが水の中もしくは脂肪の中のどちらかに限定されている。しかしαリポ酸は細胞の外側を覆っている細胞膜にある脂肪分によっても、細胞内に含まれている水分によってもより強い抗酸化力を発揮してくれる。

それによってグルタチオン値を高めることと、ビタミンC、ビタミンEの再生を行う
HIV患者ではαリポ酸によってグルタチオンの値が高まるので、疾患の段階的な進行を遮断する。
臨床試験ではAIDSと診断された患者が1日に450mgのリポ酸を14日間毎日摂取した結果、総グルタチオンレベルと総血清チオールレベル、血清アスコルビン酸の改善、AIDSに重要なCD4とCD4/CD8の比率、過酸化脂質の減少がみられた。

リポ酸は糖尿病患者と、糖尿病予備軍患者に対しても効果的だ。インシュリン感受性の改善と早期の糖尿病ニューロパチ―(末しょう神経障害)の改善に効果がある。
またαリポ酸は中枢神経におけるフリーラジカルによる攻撃から守る
ニューロパチ―と同様にMS(多発性硬化症)、ALS(筋委縮性側索硬化症)、パーキンソン病、もしかしたらアルツハイマー病にも効果があるのではないかと言われている。

これでは深堀したことにならないので、それで他に見ていくと、詳しいものは詳しすぎるというか。難しすぎるので。それで化学式とかは置いといて。
いろいろとあったので。

私なりに作用機序をまとめてみた。

引用元
パブリック・ドメイン, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=1397068

αリポ酸の効果に対するエビデンス

インスリン感受性を改善する


糖尿病についてのαリポ酸の効果は様々な臨床実験によって裏付けられていて。
糖尿病にかかると、インスリン感受性が弱くなるので、血中のブドウ糖が細胞に取り込まれずに血糖値が下がらない。
αリポ酸はブドウ糖を体内に取り込む際に働くインスリン受容体の働きを活発化させる(インスリン感受性を高める)ため、血糖値が下がる。
それによって糖尿病が改善する。

 

糖代謝を改善する。

先ほど書いたが。

ピルビン酸からアセチルCoAに変換する過程。
αケトグル酸からサクシニルCoAの変換の過程の両方で。

αリポ酸は、補酸素として働く。αリポ酸は糖を効率よくエネルギーへ変換する働きを持つ。
糖尿病の患者にαリポ酸600mg/回以上の経口投与したところ、糖代謝を促進して、血糖を低下させたという報告がある。

その他の臨床実験例

アルファリポ酸の経口投与後の2型糖尿病患者の血糖値および酸化状態:無作為化二重盲検プラセボ対照試験。
     

マリちゃん静止画1

素晴らしい効果があるんだね

抗酸化作用

抗酸化剤として働き、活性酸素や一酸化窒素ラジカルを直接消去する。

多くの科学者が、アルファリポ酸を理想的な抗酸化物質と考えている訳は。
簡単に素早く吸収されるので、フリーラジカルをすぐに中和できることが確かめられているから。老化を遅らすと考えられている。
アルファリポ酸は高い抗酸化作用を持っているため。脳、血液、体脂肪、心臓、脾臓、腎臓、骨、関節、肝臓など、あらゆる臓器のあらゆる細胞の中で働く。
このことは様々な実験から、エビデンスがある。


リサイクル作用

グルタチオン・ビタミンC・ビタミンE・コエンザイムQ10・NADを還元してリサイクルする。
以下は病院などのサイトに書かれていたものである。

アルファリポ酸はビタミンCと共に使うと、信じられないくらい効果的です。ビタミンCは水溶性で、効果的にガン細胞を破壊し、ガンを引き起こす可能性のある毒物を中和し、免疫システムを活発にすることができる。アルファリポ酸も同じことができます。さらに、使われたビタミンCをリサイクルすることもできます。アルファリポ酸があれば、ビタミンCは何度でも仕事ができるのである。

アルファリポ酸は、ビタミンEの仕事の多くと同じことができます。さらにアルファリポ酸は、ビタミンCもリサイクルできる。ビタミンCは、今度は、使われたビタミンEをリサイクルします。つまり、アルファリポ酸が十分な量あれば、ビタミンCもEも再生され、再びガンを防ぐために働けるようになります

リサイクルの仕組みは面倒なので今回は省く。

金属イオンのキレート

αリポ酸はフリーラジカルを発生させる鉄や銅などの金属イオンをキレート(結合)することによって、活性酸素の産生を抑制する。
目に入ってしまった金属をキレートすることで白内障も治るというんだが・・・・

 

グルタチオンの産生を高める。

グルタチオンは最も重要な細胞内の抗酸化物である。
グルタチオンが効果的であるためには、細胞内で作られなければならないが、グルタチオンはαリポ酸なしにはミトコンドリア内に入っていけない

白血球が侵入する徹生物を破壊したりガン細胞を殺したりする時に、グルタチオンを大量に必要とするが、αリポ酸はグルタチオンの生産を増やし、リサイクルもする
αリポ酸はグルタチオンの産生を高め、セレンはグルタチオン・ペルオキシダーゼの活性を高める。
それぞれが異なる機序の抗酸化作用をもっているため、両者を併用すると相乗的に抗酸化力を高めることができる。

 

抗がん作用

NFκBの活性化を抑制して炎症が悪化するのを防ぐということなんだが?
ちと分からない。
ちなみにウィキによると

NF-κBは真核生物の細胞に広く分布し、細胞の増殖や生存に関与している。多くの腫瘍細胞ではNF-κBが恒常的な活性化を受けている。NF-κBを阻害することにより細胞増殖を抑制し、抗がん剤への感受性が増大する。このようなことより、NF-κBは癌の化学療法におけるターゲットとして注目されている[6]。NF-κBはその他にも気管支喘息や炎症性腸疾患、関節炎、敗血症などの疾患の病態形成に関与している。

ということで、どうもNFなんちゃらが増えるのは好ましくないようで、αリポ酸はそれを抑えてくれるのかな?

αリポ酸は癌の発生を抑えるんだが、その過程には様々な働きがあってそれが相乗的に癌細胞を封じ込めているようである。

 

がんの発生や進行の原因となるフリーラジカルを消去して細胞膜のダメージを減らす


フリーラジカルが引き金となって細胞をがん化させる転写因子NFκBの活性を阻害して、がんの発現を阻止する


Tリンパ球の活性を高めることで、がん細胞を死滅させる。

αリポ酸の投与により、ミトコンドリア内での酸素を使っての好気的解糖が、がん細胞の中で活性化されると、その代謝環境に応じられなくなったがん細胞はアポトーシス(細胞死)を起こす。


αリポ酸はがん細胞のアポトーシスを阻害する因子(bcl-2)を抑える一方アポトーシスを促進させる因子(bax)を活性化しアポトーシスを実行するチトクロムCやAIF(アポトーシス誘導因子)のミトコンドリアから核への移行を促進させるなどの働きにより、がん細胞のアポトーシス(細胞死)を起こりやすくする

 

すごい!!

 

まとめ

とりとめがなくなってきたので、まとめておきたい。
調べていて途中から医療の専門家のサイトにαリポ酸のことが書かれていることが分かって様々観てみたが。

このαリポ酸の評価は非常に高い。医薬品として治療に使われているから当然かもしれないが
万能感すらある。

エネルギー代謝を高めるから糖尿病にも効くし。糖尿病ということで言うと細胞を活性化されるんでインスリン受容体を活発にさせて、血中ブドウ糖を細胞に取り込むから、糖尿病の改善にもなるし。金属をキレート(結合)するので、体に悪い重金属を輩出してくれる。
体のいたるところにαリポ酸が入り込んでいて、かつ抗酸化作用が強いから、癌にも効果あるし。全身の免疫防御態勢を強化してくれる。
単体でもそうだが、このαリポ酸にはリサイクル作用があり、ビタミンCやビタミンE、グルタチオンといった抗酸化作用も持つ物質をリサイクルで再活性化させる働きもある。
当然抗がん作用もあり、様々な波状攻撃によって癌細胞を死滅させる働きがある。

しかも経口投与しても効果が減らないということなので、サプリの有効性は高い。
当然アンチエイジング効果がある。

こういうことが医療現場で確認もされているということだが。
普通はいろんな効果が謳われているけど、証拠はない!と言われれることが多いサプリ成分。
医療専門家の評価が高いのは安心できる。

非常に力強い。

美容効果についてもかなりなものがあるようだが、簡単に書いておく。
以下のようなことに効果があるようである。

肌の衰えが気になる
体脂肪が気になる(ダイエットの必要がある)
シミ・くすみが気になる
顔や手がむくむ

タミイ静止画1

そういうのもちゃんと調べてよね

疲れたのでとりあえずここまでにしておきたいが。

私もさっそく注文をしてみた。

ヘルシーオリジン(Healthy Origins)のαリポ酸は、ビタミンE、ビタミンCやグルタチオンといった他の酸化防止剤と相乗的に機能する、強力な抗酸化物質です。

アルファリポ酸 600 mg

¥1,916 一日のコスパ¥1,916÷150=13円弱

基準の8倍量

効果のほどを調べてみて思うが、非常に安い。

実際に試してみたらまた報告をしたいと思う。

重大な修正

その後色々と調べた結果、S型とR型がある事が判明。というか2つあることはわかってはいいたんだが、わたしはてっきり自然界で利用されているR体がサプリにも入っていると思いこんでいた。でもそれは間違いで、何も書いていないサプリはS体かもしくは半々の混合体である、とわかった。Rリポ酸のサプリはその旨記されている。

Rリポ酸のほうがお勧めである。

更にスーパーRリポ酸なるものもあって、それについては客観的な評価は見つけられていないが。
わたしの推奨はともかくもRリポ酸のサプリである。

ソースナチュラル(Source Naturals)のRリポ酸は、あなたの体が合成し安全に代謝できる、リポ酸の自然な形です。それは、抗酸化剤としてαリポ酸よりもより良く吸収され、より有効であり得ます。Rリポ酸は、それ自体でリポ酸の他の形態よりも10倍より効果的であり、動物の自然老化プロセスを遅らせるために役立つミトコンドリアデヒドロゲナーゼ複合体の重要な構成要素であるために、「ミトコンドリア抗酸化剤」と呼ばれています。また、動物の研究では、Rリポ酸は、年齢とともに減少するコエンザイムQ10、ビタミンC、ビタミンEおよびグルタチオンなどの抗酸化剤のレベルを、リポ酸の他の形態よりも効率的に維持できることが示されています。

R-Lipoic Acid 100 mg

¥1,873 一日一錠摂取するとして¥1,873÷60=31円強

いわゆるαリボ酸と比べると2.3倍の価格であってやはり高価である。

なおスーパーRリポ酸に関しては現在のところ評価ができない。
詳しくは以下の記事を読んでいただきたい。

αリボ酸には二種類あった^^; 更にはスーパーR-リポ酸?その圧倒的な効果の差に愕然!!徹底比較