テストジャック100に続いてテストジャック200について調べていきたいと思う。
テストジャック200
それでは今度はテストジャック200を検討してみることにする。
テストジャック100の検証はこちら
2カプセルあたりの成分は以下の通り。100のときと違って精力剤関係の有名成分が目白押し。
①トンカットアリ(根)(Eurycoma longifolia Jack Extract) | 200 mg |
②有機マカ・ルート(Lepidium meyenii)(6:1濃縮物) | 500 mg |
③エピムジウム抽出物(角質ヤギ雑草) (空中部/葉)(Epimedium brevicornum)(最小3%イカリン) |
250 mg |
④トリビュラステレストリス抽出物(フルーツ) | 250 mg |
⑤アメリカ人参根(Panax quinquefolium) | 75 mg |
⑥パナクス人参根(Panax ginseng) | 75 mg |
⑦Muira Puama(Ptychopetalum olacoides)(根/茎) (12:1濃縮物) |
50 mg |
順番に説明してみたい。
①トンカットアリについては100のところでも書いたけど。
Eurycoma longifoliaとははトンカットアリのこと。それのJack Extractジャックエキスということはこのサプリ独特の抽出方法で得たエキスということなんだろうか。
これってテストジャック300と同じ成分なんだと思うけど。300にはこれしか入っていない。
問題はLJ100は特別の抽出法で、別記事で「トンカットアリの活性成分を特定し、それを「ユリペプチ」として商標登録した。そしてユリペプチを特許の水抽出法を使用して自分離抽出すると同時に、毒性の生物活性物質を取り除く作業を行う。こうしてできたのがLJ100という最低22%のユリペプチ含有量を含むトンカットアリエキス。」だと書いた。
そして他の抽出法ではそれより劣る成分しか抽出できないというようなことがいろいろ調べてみると書かれたりしてたんだが。
更に調べてみたら、LJ100は確かに優れたものかもしれないけど、マレーシアには何千というトンカットアリの抽出工場があって、それなりのレベルを保っているようだ。
ユリペプチドやユーリコマノンの抽出度は少しは落ちるかもしれないが、生のトンカットアリをそのまま粉末にしたわけではないので効果があるというのが私の結論。
またトンカットアリは天然のテストステロン充填剤と言われるようにホルモン剤を外から注入しなくても不足分については体内で作り出してくれるすぐれものである。
詳しくは以下の記事を見てほしい。
②は有名なマカ。
以下、一般的なマカ粉末100gあたりの主要な栄養成分の分析結果を示す。
ウィキから転載
分析項目 カルシウム 586mg 鉄 11.5mg タンパク質 11.3g 亜鉛 7.93mg アミノ酸 アラニン 0.39g アルギニン 0.61g アスパラギン酸 0.67g グルタミン酸 0.73g グリシン 0.35g ヒスチジン 0.19g イソロイシン 0.28g ロイシン 0.45g リジン 0.31g メチオニン 0.11g フェニルアラニン 0.29g プロリン 2.49g セリン 0.33g トレオニン 0.33g チロシン 0.20g バリン 0.39g 日本食品分析センター調べ
マカには下半身関係に効果があるベンジルグルコシノレートという成分があって、それがマカの効果を特徴付けている。マカ特有の効果の根源だったのである。
なので天日干しをそのまま粉末にして錠剤にしたものよりも、何らかの方法でグルコシノレートを中心とした養分を抽出してサプリにしたものの方が効果がある。
これには勃起関連=男性の性機能の改善はもとより女性では不妊改善、妊娠促進、月経サイクルを正常化させるなどホルモンを調節する作用があると言われている。
また成長ホルモンの分泌を促進させる。
根を天日干しにして粉末にしたサプリよりはマカから有効成分を抽出したもののほうが遥かに効果があるということ。
とは言えベンジルグルコシノレートだけが単独で効果を表すのか、他のグルコシノレートや成分と共同して効果を発揮するのかどうかはまだわかっていないということだ。
なので抽出しない成分を大量に摂取するのが良いという考えもあって、そのままの粉末サプリも売られていて量も多く、安い。
マカは精力剤成分としては安価だが、嘘の広告宣伝であたかも特別であるかのように見せかけ、高額で販売する業者が多いので注意が必要だ。
国産サプリで使用されるマカは90%以上が日本の輸入元会社から仕入れており、ほぼ同じ成分である。現地農家と契約して特別に作らせているとか、嘘っぱちである。
輸入元業者はほぼ現地の農業組合と契約して作らせている。販売会社がそうしているわけではない。
また天日干しをしたものを粉末にしたサプリもありだけど、まずそれは安く買えるものだ。
海外のサプリをみても仮に1000mg摂取するとして一日のコスパは14円程度である。
またマカを特徴づけるベンジルグルコシノレート量は天日干しを粉末にしたサプリでは表示できない。
環境が違うと成分量が変わってくるからだ。抽出エキスで標準化したものだけが成分量を表示できる。
それをただの粉末を売っているにも関わらず、ベンジルグルコシノレート量を、しかも高濃度の量で偽の表示をしている有名サイトもあるから要注意である。
テストジャックの場合は有機マカ・ルート(Lepidium meyenii)(6:1濃縮物)ということなので、ちゅうすつエキスであることがわかる。
高価な材料を使っていると判断できる。
詳しくは以下の記事を参照
③ホーニー・ゴート・ウィード
次々に強力な成分が出てくるが、ホーニー・ゴート・ウィードもすごい。
単なる個人的な意見だけど・・・と思って調べてたら、アメリカでED治療薬といえば一番人気はこれ!信じがたい人気を誇っているという。
そんなバナナ!

古ーーーーーいオヤジギャグだね、年がわかるよ!

タミイはなんでそんなことがわかるの?ひょっとして歳ごまかしていない?
だってホーニー・ゴート・ウィードは漢方薬だよ。それなのにバイアグラじゃなくて漢方薬が一番とは。
ホーニー・ゴート・ウィードは別名イカリソウとも呼ばれる多年生のハーブであり、中国では陝西省、遼寧省、山西省、湖北省、四川省、広西チワン族自治区などに広く植えられている。
このイカリソウは淫羊霍(いんようかく)という名前の漢方薬として2000年以上中国で多くの人たちが摂取し続け、人体実験をしてくれた結果、統計的に効果があると認められたものだ。
漢方って現代の科学とは違うけど、経験値から導かれたそれなりに説得力がある薬。あなどれない。
ホーニーゴートウィードは、中国本草学の伝統的な利用の長い歴史を持っている観賞植物である。中国では、女性(イン)および男性(ヤン)のための強壮剤であるため、ホーニーゴートウィードはインヤンフオと呼ばれる。イカリソウは“正常な状態にする生命の門”という男性の”活力“を参照するために使用される用語と考えられていた。
私が成分及び成分量表示がない場合でも漢方薬を勧める場合があるのは、現代的科学的データが無い場合でも効果がある物が多いから。
実際ホーニー・ゴート・ウィードだけを使った臨床 実験のデータは今のところほとんどないんだそうな^^;
これが漢方なんだよなああ
このホーニー・ゴート・ウィード!テストテトロン、ドーパミンの分泌をうながし、前立腺と生殖器周辺の筋肉を活性化し、生殖器の感覚を敏感に する働きがある、といわれている。
中国の販売サイトを見てたら、以下のような効果があると書かれていた
1.エピメジウムはまた、 角質ヤギの抽出物粉末 と呼ばれ 、 性機能を強化し、アンドロゲンホルモンを刺激し、感覚神経を活性化することができる。
2.イカリンは低血圧を治療することができ、抗骨粗鬆症機能を有する。
3. エピムジウム抽出物は、抗老化、抗細菌、抗ウイルスおよび抗炎症効果の機能を有する。
4.エピメジウム抽出物は、免疫系および心血管系を改善し、血管拡張を促進することができる。
そしてニューヨークでホーニー・ゴート・ウィードを主成分とした精力剤を使った臨床実験をしたら、男女とも6割近く の人たちが効果があると報告してきたと言う。
ぜひ本格的な研究を待ちたいものである。なぜ天然のバイアグラと呼ばれているのかは別記事に書いておいた。
テストジャックに含まれているのは
エピムジウム抽出物(角質ヤギ雑草) 空中部/葉)(Epimedium brevicornum)(最小3%イカリン)というもので、ホーニー・ゴート・ウィードの効果を十分に引き出せるようにしてある。
ともかく漢方は確かに勃つ!効果があるものが多い。でも当然偽薬も多い^^;
話はそれるけど、これなんか高価だけど、確実に効く。
■成分効果説明
龍覇王(Ryu Ha Ou)は漢方精力剤の”最高峰”と呼ばれる成分を高濃度凝縮配合した、正に「覇王」という名に相応しい、「中国・タイ」2ヶ国共同制作による漢方精力剤です。
主成分のひとつである海狗腎(オットセイペニス)は漢方大国中国で古くから精力剤、また生薬として使用されてきました。
末梢血管を拡張し、血液の末端組織の流入を亢進させる特性が強く、新陳代謝機能を増進させ、必然的に男性機能へ活力を与える効果が実証されています。
そして継続力(早漏防止)を高めてくれるのが、淫羊藿(いんようかく)。こちらもまた、中国で古くから、精力剤として使用されてきた実績のある成分です。新陳代謝を盛んにして疲労回復、滋養強壮に効果を発揮します。
そして、タイ国内で絶大な人気のある「赤プエラリア」を配合。「赤プエラリア」は天然バイアグラと称される成分で、タイ王国メコン川流域に生息する希少な天然成分です。勃起不全、性機能の低下、体力不足、早漏への効果に名高く、タイ国内で絶大な人気を誇る精力剤成分となります。
男性の悩みを瞬時に解決し、より強く、そしてより満足できる効果を実感できる2ヶ国の代表的な成分を主成分とした「龍」という名を持つ”覇王”の底知れない実力を是非実感してください。
④トリビュラスも欧米やアフリカ、インドではむかしからつかわれていて、有名な精力剤成分。
多くの有名精力剤に成分として加えられている。日本ではハマビシと呼ばれ、自生しているが絶滅危惧種に指定されている。

By Bernard DUPONT from FRANCE
詳しくは別記事にしてあるのでそれをご覧いただきたい。頑張って書いてみた。
トリビュラスもテストステロンの分泌に効果がある成分として有名。かつアフリカ欧州インドなど多くの地域で数千年にわたって人体実験が行われてきて、統計学的に効果が実証されている。
でも副作用があるというんで、日本では医薬品扱い。逆に言えば医薬品に指定されているということは効果があると認められていること。
大量に飲んだりすることがなければ問題はない。
トリビュラスは数年前このテストジャックでは飲んだことになってるんだが、ちゃんとわかって飲んだわけではないんで最近改で飲み始めて実験中である。
即効性があるわけじゃないんで、3ヶ月ぐらい飲んでみたい。
今飲んでるのはこれ。
iHerbのNow Foods, スポーツ、トリビュラス、1,000 mg、180タブレット
一瓶¥2,552÷180日=14円強
⑤アメリカ人参と朝鮮人参根
今見てこんなのが入ってたんだって思った^^;まあマカもアンデス人参と言われたりするんで滋養強壮効果がある根っこは人参という名前がつくんだろう。
朝鮮人参(パナクス)は有名だが、エゾウコギはシベリア人参といわれ、アシュワガンダはインド人参と呼ばれている。
人参類の効能についてはまた別記事にするが。
このアメリカ人参はネイティブアメリカンが古くから薬として使っていて、頭痛、皮膚病、風邪、発熱、結核などの治療や滋養強壮に使われてきたと言う。
だが、薬としての効能に注目されたのは18世紀とかなり遅く、そのため統計学的な効能についてわからない所も多いようだ。
トトチバニンジン属の植物は、数十種類のジンセノサイドと呼ばれるサポニンを含有し、これらが重要な有効成分であるとされているが、不明な点も多い。が重要な有効成分であるとされているが、不明な点も多い。(ウィキ)
ただ日本では馴染みがないけど、色々調べてみると、かなり評判が良い。朝鮮人参に比べると効果がまろやかなんだという。
解熱鎮静作用があるんで、パナクスなどの滋養強壮剤を飲んだときにありがちなほてりやのぼせ動悸などがないと言う。
サプリも数は少ないが良心的な値段である。
その点朝鮮人参は高額なものが多い。
私は朝鮮人参には恨みがある。
このテストジャックをやめてしばらくあとに、高額の朝鮮人参サプリを定期購入してしまった。広告に乗せられてしまったわけだが。
いまの知識を持ってその「なんとかの○○力」という高麗人参だかの成分を見てみようと思ったら、なんと。
まったく成分量が書かれていなかった。詐欺とまでは言わないけど。今の私であれば絶対に選択肢には入らない。
まあそのことは別記事に書こう。無知ってのは恐ろしいね。そのために総額にしたら10万円単位を溝に捨ててしまった。
私よりも愚かな人はそうはいないとは思うが、恥ずかしい体験を書くことで皆さんのお役にほんの少しでも役立てれば嬉しい。
詳しい記事は別記事で。
⑥ムイラプアマMuira Puama
このムイラプアマなんだが、調べてみると矛盾した記述が出てきて、よくわからないところがある。
一つはアマゾン原産の低木だということ。アマゾン熱帯雨林とブラジル北部原産の高さ5m程の低い木で、アマゾンの支流リオネグロ川沿いの部族で使われてきた。
でも漢方薬だという話も出てきて、
【薬効】…強壮作用 強精作用
【薬理作用】…ボロボロノキ科のムイラプアマの根を乾燥させたもので、アルカロイド、ムイラプアミンなどを含み、神経衰弱などに応用され、滋養強壮剤などに配合されます。
とある。
更には日本においては九州地方から南西諸島まで広く分布するボロボロノキ科のビャクダン目に属する植物だという記述も出てくる。
一体どうなっているのか?つまりはブラジル特産のような事を言っているけど、日本や中国でも自生してるってことかな。
いずれ日本では根の部分は医薬品として認められているので効果は保証付きなんだと思う。国産サプリメントには配合されない。
効能については様々調べてみてもそれほど違いはみられない。以下ざっとまとめてみると。
主に根皮から抽出した成分は滋養強壮の作用を持っている。精力剤ハーブとしても商品が開発されている。
根は煎じて風呂に入れたり、マッサージに利用したりする。ムイラプアマの葉からは胃腸の働きを手助けするハーブティーが作られる。
根と樹皮から作るお茶は、リューマチ、麻痺や脚気などの神経筋肉の不調の治療に使われたりする。
軽度のうつ病の改善や、ストレスの緩和、女性においては生理痛を抑えるといった効果も期待できる。
古くから(ブラジルの)先住民族には、『性機能を維持する木』として知られていた。性欲維持や滋養サポートに使用されてきた。
勃起関連で効果があるのはムイラプアマの根の部分にあるムイラプアミンに着目。
ムイラプラマにしか含まれていない成分「ムイラプアミン」は体内の血液の循環を維持し、体温を上げる働きがある。
ムイラプアミンには「クマリン」という成分(抗酸化物質として働くポリフェノールの一種)が含まれていて、この成分は血液を固まりにくくさせるはこの働きがある。
その働きで、血液をさらさらに保ち、循環をよくする⇒血流の流れが良くなってペニスに血液が流入⇒勃起力を高める。
ただしこのクマリンは多量摂取すると肝障害を起こすそうで、適切な摂取を心がけたい。

http://pamera-buy.com/p_attribute/at_3_8.php
とまあこういった形で勃起能力改善に貢献するんだそうだ。
ただ様々な実験も行われているようだけど、未知の部分が多くて、わかっていないことも多いとか。
今後に期待ってとこだね。
あそれで
Muira Puama(Ptychopetalum olacoides)(根/茎) (12:1濃縮物) |
50 mg |
とあるが、ムイラプアマと呼ばれているものにはolacoidesの他に uncinatumと言うものもあるが全く別物。注意した方がいい。
順番に説明してみたい。
いずれ詳しくは別記事に書いてみたい。

いろんな成分が入っているのね。これだけ入って幾らぐらいするの?
iHerbの現在価格で120カプセル¥3,622かな。一日2カプセルで60日分。一日のコスパは60円強だね。
悪くないと思う。けど流石にこれだけ詰め込むと一成分あたりの量は少ない。
倍の量を摂取すると120円。
複合精力剤について
テストジャックの100と200をみてきたが、成分と成分量がきちんと表示されていれば自分でその精力剤サプリを評価できる。
外国の輸入サプリは漢方を除くとそのへんが非常にクリアだ。
もちろん信頼できるショップで買うのが必須条件だけど。
今回調べた200は全部で7つの成分を配合することによって下半身の元気を回復させるために必要な養分を送り込もうとしている。
人によって必要な成分が違うので、多種類を組み合わせたほうが効果が出る場合が多い。
複合精力剤のメリットはそこにあるわけだけど。
逆に言うと複雑になって、コスパに関してよくわからくなっているケースも多い。
特に100種類配合しました、などという精力剤がたくさんあるけど。
私からするとそういう宣伝がされているものを買う気にはならない。
何がどうなってその値段になっているのかがわからないからだ。
国産は特にそう。一ヶ月のコスパで1万円を超えるサプリも多く出回っているがなぜそんな値段になるのかわからないものが多い。
最近はそれでもきちんと成分と成分量を示す精力剤が増えているのが喜ばしいことだと思うが。
もしその表示が嘘でないのなら、と疑ってかからなくてはいけないのが辛い。
国産は安全だという話があるけれど、それもモノによりけりだと思う。
シトルリンに関しては製造方法の問題で国産サプリを一押ししておいた。
でもそれはあくまでも私の判断であって、言ってみれば独断と偏見である。
大切なことは何が自分にとって大切なのかということを自分で判断ができる基準を持つことだと思う。
そういう意味もあって今回テストジャックと言う定番サプリを検証しているってわけ。
その上で判断は各自がすれば良い。
長くなったんでテストジャックの成分をそれぞれ単品で比較した場合のコスパについてはまた別記事で書いてみたい。
今回は勉強になった。
テストジャック100の場合では単品で揃えたほうが安いという結果になったけど。
はたしてテストジャック200はどうだろう。調べるのが楽しみ。

お疲れ