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記事を読んでる人のほうが知識があるんじゃないの?

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それでも良いと思うんだ。自分なりの体験や考えた事が役に立つ場合があればそれだけで嬉しいよ

尿酸の価値

 
前回尿酸について調べてみて色々と驚かされることがあった。

痛風の原因となる尿酸だが。
動物の進化の中で尿酸をさらに分解する「尿酸酸化酵素」(尿酸オキシダーゼ)を使ってアラントインという水溶性物質を窒素代謝物の最終物にしてきた進化が、何故か霊長類上位では捨て去られて痛風の素になる尿酸を最終物にするように進化に逆行するような突然変異を起こした。

それと同時にアスコルビン酸(ビタミンC )を体内で製造する仕組みが失われる形で突然変異した。

なぜかといえば尿酸は人の体の中で最も強力な抗酸化作用を示す。またビタミンCも同様である
尿酸の形で窒素代謝物を最終物質にし、体内に尿酸を行き渡らせると同時に同じ働きをするビタミンCの体内製造機能を喪失させたということだ。
予め設計していたかのような突然変異だ。驚き!これってすごくないか?

それでその尿酸だけど。
生物としての寿命に関して、霊長類の最大寿命と尿酸レベルの間に一定の関係がみられ、尿酸レベルが高いほど最大寿命が長いことがわかっている。
つまり尿酸は長寿のための必須成分なんである。

この突然変異は生物的な優位を確立させるために行われたと推測されている。

ただそれほど有効な変化ではあったけれども、尿酸は強力な抗酸化作用を示すため、活性酸素と相殺できる量以上に増えると、血管壁を傷つけ、また溶けにくい尿酸が溶けきれずに結晶化することが原因となって痛風などの症状が起きる。

ということなんだが詳しくは以下の記事でご覧いただきたい。

痛風の原因となる尿酸についてもっと知ろう!本当は体に良いものだった?進化の過程で選ばれた尿酸の驚くべき効能とは!!

それではこの過剰な尿酸を適正な範囲まで減らすにはどうしたら良いかということだが。

尿酸値を下げるには薬が一番

行きつけの医者のところに行くといつも痛風になりたくなければ酒をやめろと言われる。
まあこうやって脅されているわけだが。

でも私の別の知り合いの医者はお酒など一切飲まずに健康的な生活をしているが、尿酸値が高い。
尿酸値が高いのは遺伝的な要素も多いんだとか。
また尿酸値が高くなくても痛風は起きる。
だから痛風と高尿酸性は違う症状だと言わざるをえない。

性・年齢を問わず、血清尿酸値が血漿中の尿酸溶解濃度である7.0mg/dLを超えるものを高尿酸血症と定義される。
痛風は、高尿酸血症が持続した結果として関節内に析出した尿酸塩が起こす結晶誘発性関節炎であり、高尿酸血症と痛風は同義ではない。

たしかに酒は痛風の一つの要因ではあるが、痛風になるってことには様々な要因があることがわかった。
食生活の改善なども効果はあると思うが、いずれ高尿酸症の場合、痛風になるならないに関係なく、処方された薬を飲む必要がある。
飲めばほぼ確実に尿酸値は下がる。

高尿酸症は高血圧症や脂質異常症、肥満を合併していることが多く、さらには糖尿病発症などとの合併症の場合もあるということだが、もしそういうことがなければ体が壊れていくということではないので。
痛風の心配以外で、それほど心配する必要はないと思う。

ただ高尿酸症自体が心筋梗塞を引き起こす要因の一つになりうるということなんで、やはり高尿酸症はあまり良いことだとは言えない。
私は痛風の恐怖体験があるので、尿酸値が高いことをずっと気にしていて、薬を飲んで尿酸値を下げたとしても体は壊れているんじゃないかとずっと不安だったが、今回調べてみて、そこまで心配する必要はないということがわかって一安心。

ザイロリックの効果と副作用

尿酸値を下げる薬があるってことはとても素晴らしいことだと思う。
ただ今まで自分が飲んでいた薬についてとか、尿酸について調べたことがなかったんで。

今回尿酸のことを調べるついでに私は自分が飲んでいた薬を調べてみた。

Sandoz(サンド)社のザイロリックジェネリックは、薬効成分であるアロプリノールを含有する尿酸生成抑制薬です。

ザイロリックジェネリックは、尿酸が作られるのを抑える薬です。また、抗がん薬投与時の口内炎予防のためにうがい薬として使用する場合もあります。

ザイロリックジェネリックに含有されている薬効成分のアロプリノールは、核酸類似のプリン骨格をもつことから、プリン体から尿酸を作る酵素であるキサンチンオキシダーゼを阻害します。尿酸が作られるのを抑制することで、血液中の尿酸を減らし、足指の関節・足首・ひざ・ひじ・手の関節などに尿酸が結晶となってたまるのを防ぎます。

アロプリノールは、世界107ヶ国で承認され、30年以上の臨床実績を有する薬剤です。

2箱で2,336円 オオサカ堂がほぼ最安値

 

私が飲んでいた薬はザイロリックという薬で、もうかれこれ10年近く飲んでいる。上記はそのジェネリック。

ザイロリックはアロプリノールという成分からできている薬で、アロプリノールは「キサンチンオキシダーゼという尿酸への酸化を触媒する酵素」を阻害する成分である。
そのことで体内での尿酸の産生を抑制し、高尿酸血症を改善する。尿酸合成阻害を行う薬だ。

尿酸の製造過程は

プリン体⇒ヒポキサンチン、キサンチンのようなオキシプリン⇒(キサンチンオキシダーゼ(XO))という酵素が触媒になって)⇒尿酸]

という経過をたどる。

アロプリノールは、ヒポキサンチンの構造類似体なのでキサンチンオキシダーゼが間違ってこのアロプリノールに働きかけてしまうとヒポキサンチンと結びつかなくなるので、結果としてXOが酸化して尿酸になる反応を阻害する。
アロプリノールとくっつくかヒポキサンチンにくっつくかはわからない。競合的に阻害するという言葉が使われるのはこういうことだ。

また、重要なのは、アロプリノールがキサンチンオキシダーゼによってオキシプリノールに変換されると、このオキシプリノールもまたキサンチンオキシダーゼの酵素活性中心のモリブドプテリンユニットに対して結合することで、酵素自体の酸化能力を奪ってしまう。

つまり二重にヒポキサンチンやキサンチンが尿酸になることを邪魔するのである。

引用元
http://kusuri-jouhou.com/medi/gout/allopurinol.html

アロプリノールの副作用

先ほど述べたように「キサンチンとアロプリノールの構造が似ている」(プリン骨格という)という事はキサンチンオキシダーゼはアロプリノールをキサンチンと間違えて取り込んでしまうかもしれないが。

引用元
By selfmade by cacycle (en:User:Cacycle),modified on March 31, 2005 from the previous version to add a missing electron pair on the # 3 atom (a nitrogen). H Padleckas 13:42, 31 Mar 2005 (UTC) – http://en.wikipedia.org/wiki/Image:Purine_chemical_structure.png, CC 表示-継承 3.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=459747

このプリン骨格を認識する酵素は体内に多数存在する。そのため、プリン骨格を有するアロプリノールはキサンチンオキシダーゼ以外の酵素にも認識されてしまう。

アロプリノールはXOを阻害する尿素産生抑制薬である。だから尿酸値を下げる効果は確実なんだが。

アロプリノールはプリン体に構造が類似しているため、ピリミジン代謝酵素などXO以外の核酸代謝酵素も阻害してしまう。

このためアロプリノールは肝障害や血管炎、皮膚炎などの副作用を引き起こす可能性がある。

薬としては狙ったところだけに反応させられなくて他の反応も引き起こすから副作用を起こすわけなんだが。アロプリノールは薬の精度としてはいまいちである。だから副作用がある。

薬と精力剤の違い  精力剤の効果が人によって違うわけ

結構残念な薬なんである。

マリちゃん静止画1

なんだか難しいねr

がっちゃん静止画1

でもどうなって効果があるのかを知ると薬も選べるようになると思う。薬の説明って難しものが多いけど、なんとか自分なりに分かったことを書いてみたい

それこれしかないんだったら別だが、調べてみたら今はザイロリックよりも副作用も少なく効果も比較にならない「フェブリク」という薬が出ていることがわかった。
掘り下げてみるもんだね。やっぱり。

フェブリク

フェブリク(フェブキソスタット)は日本で開発された尿酸降下薬。

フェブキソスタット(Febuxostat、開発コードTMX-67)は、非プリン型のキサンチンオキシダーゼ阻害薬である。痛風、高尿酸血症、またはがん化学療法に伴う高尿酸血症の治療薬として帝人ファーマが開発した。欧州、米国[1]などに続いて、日本でもフェブリクとして2011年1月に承認された。尿酸産生を抑制し、痛風発作を予防する。(ウィキ)

フェブキソスタットはアロプリノールと同じキサンチンオキシダーゼを阻害する尿酸生成阻害作用を持つ。
キサンチンオキシダーゼの基質キサンチンと類似分子構造を有するアロプリノールと異なり、キサンチンとは異なる分子構造(非プリン骨格)の薬剤。

 

引用元
By selfmade by cacycle (en:User:Cacycle),modified on March 31, 2005 from the previous version to add a missing electron pair on the # 3 atom (a nitrogen). H Padleckas 13:42, 31 Mar 2005 (UTC) – http://en.wikipedia.org/wiki/Image:Purine_chemical_structure.png, CC 表示-継承 3.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=459747

フェブキソスタットはキサンチンオキシダーゼとだけくっついて、プリン体を尿酸に変化させる働きを奪ってしまう。
キサンチンオキシダーゼが酵素反応を行うポケット部分にフェブキソスタットがぴったり入り込んで結合することでキサンチンオキシダーゼの酵素としての能力を無効化する。
そのため他の核酸代謝酵素を阻害しない選択的キサンチンオキシダーゼ阻害薬となる。

アロプリノールの弱点を補う作用機序があるということについて。

①フェブキソスタットは代謝物が活性を示さないし、腎臓以外の排泄経路をもっていて、かつ脂溶性が高いために肝臓などでも代謝されるので、軽度~中等症の腎機能低下が認められる腎障害の人にも処方できる。

②フェブキソスタットはXOが酵素反応を行う狭いポケット(チャネル)内の空間を埋めるように入り込み、酵素の蛋白質(構成するアミノ酸残基)と複数の相互作用(イオン結合、複数の水素結合、疎水相互作用等)により、強固に結合することでキサンチンオキシダーゼの働きを阻害(酵素の活性中心以外の部分に入り込んで酵素の構造を変化させることにより間接的に、酵素の触媒活性等を低下させる)するので、アロプリノールのようなの核酸代謝阻害による副作用は起きない。

いやあ実に素晴らしい薬のようだ。アロプリノールを飲んでいる場合じゃないよね。

フェブリクの欠点とその解決方法

このように素晴らしい効果を発揮するフェブリクだが、欠点が一つだけある。

それは値段が高いこと!!

でもそれは解決策がある。

フェブリクのジェネリックが輸入個人代行で買えるということだ。
もちろん日本の場合保険が使えるから3割負担で済むけれども。
診察料や病院に行く手間などを考えるとジェネリックは検討する価値がある。

私のように今までのように「ザイロリック」でいいだろうと言われて医者に相手にされないようなこともある。

今まで見た中で最安なのはオオサカ堂だが。

 

2箱5,477円

フェブタズ(Febutaz)80mg
通常、成人にはフェブキソスタットとして1日10mg(0.13錠)より開始し、1日1回経口投与してください。その後は血中尿酸値を確認しながら必要に応じて徐々に増量してください。維持量は通常1日1回40mg(0.5錠)で、患者の状態に応じて適宜増減しますが、最大投与量は1日1回60mg(0.75錠)とします。

一日のコスパ 5477÷200=27円強 一日半錠で済むから5000円ほどで200日もつんである。

 

フェブタズ(Febutaz)は、先発品フェブリクのジェネリック医薬品です。主成分フェブキソスタットの働きにより、尿酸の生成を抑制する薬剤です。痛風、高尿酸血症の治療に使用されています。

フェブタズの主成分フェブキソスタットは、尿酸の生成に必要な酵素であるキサンチンオキシダーゼ(XO)を阻害し、尿酸の合成を抑えることにより尿酸値を低下させる薬剤です。
フェブタズは、主成分をフェブキソスタットとした尿酸生成抑制薬です。フェブリクのジェネリックとなっており、痛風、高尿酸血症の治療に効果を発揮します。

いやあ勉強になったなあ。
でも実は昨日病院に行って、フェブリクにしてくれと言ったら、ザイロリックを処方し続けて尿酸値が下がってるんだから変える必要はないと言って、こっちがリクエストしても薬を変えない医者ってどうなのよ。って思う。

保険に入っているわけだから、実際に支払う薬価は確かに安いとは思うけど、それでもフェブスタであれば、病院に行くよりもはるかに安上がりだ。

ということで、今回いろいろと調べた結果、私も医者には時々検査に行くだけにしてこれを購入することにした。
果たしてどうなるか。結果は試した後で報告をしたい。

今回はここまで。