今回はウコンについて調べてみたい。
少し前肝臓に効果があると言われているシリマリンについて調べていたときに。
ウコンのほうがずっと有名だが、他にもいろんな肝臓に効果がある成分があるんだなと思った。
私は酒飲みなんだが、今までウコンが効いた記憶がなくて。
あまり信用していない。
きちんと調べてその効能などをまとめてみたい。
ウコン(ターメリック)って何?
ウコンは、インドが原産であり、紀元前からインドで栽培されている。インドの伝統医学の書アーユルヴェーダではタ-メリックは重要な医薬成分として扱われていたそうな。
「鬱金」の原義は「鮮やかな黄色」。呉音「ウッコン」が転訛しウコンとなった(ウィキ)
日本には平安時代中期に中国から渡来。
ショウガ科の植物で、主にインド、中国、インドネシアおよび他の熱帯の国々で広く栽培されている。
一般にウコンという名称がつくものには、ハルウコン (Curcuma aromatica) 、アキウコン (Curcuma longa) 、ムラサキウコン (Curcuma zedoaria) 、ジャワウコン (Curcuma xanthorrhiza) があるが、正式な和名のウコンは香辛料として用いられるアキウコン (Curcuma longa) をさす。

By 英語版ウィキペディアのRajkumar6182さん – 原版の投稿者自身による作品, CC0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=28015709
ということなんだが。
ウコンと言っても種類はいろいろあって、それぞれ成分が違っているようだ。
基本的にはウコンには約5%前後の精油成分(エッセンシャルオイル)、と約5%前後のポリフェノール類(クルクミン)が含まれているが。
クルクミンと精油成分の、各々の含有比率は、秋ウコンと類似種の春ウコン、紫ウコンで異なる。秋ウコンはクルクミン含有量が豊富で精油成分には乏しく、春ウコンは精油成分が比較的豊富である。紫ウコンはクルクミンに乏しく精油成分のみの組成になる。上記にあげた、主な有効成分の他にウコン根茎には、ミネラル(鉄分)などの微量元素や、食物繊維、デンプン、カリウム、ビタミンC、および、カロテンなどが含まれている。特に秋ウコンには鉄分が豊富に含まれており、ウコンをそのまま利用する場合に、ミネラルの豊富さが生体に影響を及ぼす場合がときおり報告されている。(ウィキ)
いろいろ見た結果私的にはウィキとかの客観情報と海外サプリ情報などがもっとも参考になる。
そこから深掘りしていくとまた新しい情報が得られるからだ。
いろいろな記事を見ていくと、素晴らしい効能が書いてある物が多いが、何千年も使われてる割には。
俗に肝機能を増進するといわれ、二日酔いの抑止効果があるかのような宣伝を行う錠剤やドリンク剤が多数発売されている。沖縄の鬱金茶は、二日酔いを防ぐということで、飲酒の前後に飲まれている。また、居酒屋では、鬱金の粉末が常備され、泡盛などに入れて飲まれている。もっとも、国立健康・栄養研究所のデータベースによると、消化不良に対しては一部にヒトでの有効性が示唆されているが、信頼できるデータは十分ではないとされる(ウィキ)
ということでウィキや他の専門的な記事をみても。二日酔いに効くなんてなことは今のところ俗説の域を出ないという意見も多いということだ。
私も宣伝文句に乗せられたものだから、ウコン全体に対して不審を抱く様になってしまったんだが。ウコン自体は有効成分の吸収力が悪い。コンの有効成分であるクルクミンは吸収されにくい。
なのでその欠点を補う必要がある。
調べてみるとクルクミンの生物活性を生み出すために、ホスファチジルコリンと組み合わせた特殊なエキスにしたり、またはパイオペリンなどと組み合わせて吸収力が増すようにして摂取するのが効果的だということで。
実際の商品開発も行われている。
私が昔摂取したものにはそういう処置が施されていなかった可能性があるんじゃないかって調べているうちに思った。
実際効果があるという様々な研究もあって。
ハウス食品のグループ会社であるハウスウェルネスフーズの「ウコン研究所」は勉強になった。
このサイトによれば、ウコンは二日酔いに効くという実験結果を得られたとあり、クルクミンの他にビサクロンという成分が二日酔いには効果があるということもわかったということだ。
ただこの研究成果が発表されたのが2,014年のことなので、ウィキなどには出てきていない。
それとウコンには効果は確実じゃないのに副作用は確実にある。
危険性情報としては、摂取量、摂取期間、また、摂取した対象者は不明であるが、薬剤性肝障害22例のうちウコンによるものが11例ある等が述べられている。また日本肝臓学会の診断基準を満たした薬剤性肝障害症例(14施設 84症例)のうち、ウコンによる薬剤性肝障害は25%を占めたとされた。なお医療機関で処方される医薬品漢方薬の中には、ウコンを含有するものは存在しない。クルクミン大量摂取による肝臓の脂肪変性も報告されている。(ウィキ)
という具合にさんざん難癖をつけたが、もちろん何千年も利用されてきたものであるから、様々な効果はある。
効能について
よくウコンに入っているポリフェノール類のことをクルクミノイドと言ったりクルクミンと言ったりしているが。
これはクルクミノイドの大半がクルクミンなのでほぼ同じだと思ってよい。
ただ、ウコンの成分の働きについてはまだわからないことも多くて今後の研究待ちである。先程書いたようにハウス食品では「ビサクロン」という成分は二日酔いに効果があるというエビデンスがあると言っている。
このようにウコンの成分分析はまだ途中の段階なので、他にも優れた成分があるのかもしれない。
だから抽出したクルクミンを摂取するのではなくて、ウコンをそのまま摂取した方がいいという記事もあったが。
ウコンの副作用で肝機能障害を持った人が重体に陥ったりするのはウコンに豊富に含まれているミネラルのせいだったりする。

By Simon A. Eugster – 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 3.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=31748137
クルクミンの効能は?
ターメリックの有効成分クルクミノイドは、フリーラジカル(活性酸素)によるダメージを停止させる抗酸化物質であり抗炎症物質であることが知られている。天然の抗酸化物質、抗炎症物質として有名な成分だ。
クルクミノイド及びその豊富な精油成分やミネラルといった有効成分に非常に強い抗炎症作用と抗酸化作用、抗がん作用、胆汁の分泌を促進する作用などがあると言われているが、その医学的根拠は弱いとされている。
なのでターメリックの効果として有名な、抗炎症作用たとえば、痛風やリュウマチに伴う炎症を抑える作用については有効であるという報告がある反面その効果を疑問視する研究者もいるなど、まだそこ効果は確実視されていない。
クルクミノイドにおける効能の真髄は、なんといっても天然物として、他に類をみない強力な抗酸化作用を持ち、細胞内でグルタチオンS-トランスフェラーゼという酵素濃度を高めて細胞核内へ誘導し、生命維持の根幹をなすグルタチオンを産生させる働きがあるという。
もしそれが本当であれば、かなり期待ができる。
でもなんだかウコンというのは効果があるという研究と効果がないという研究が入り混じっていて、不思議な成分ではある。
ただグルタチオンが効果があるのであれば、グルタチオンをそのまま摂取すれば良さそうなものだが、口径摂取は全く効果がないなどとも言われていて、体内で作りだすにはどのような成分を摂取すべきなのかという記事も見かける。
だからグルタチオンの生成を促すクルクミンを摂取すればいということだが、そうなるかどうかのエビデンスについて書かれた記事を探すことはできなかった。

なんだかはっきりしないのね
おすすめサプリ
ターメリックの抗酸化特性は、心臓血管系、関節および肝臓に対して保護的な栄養補助を提供する。標準化ウコン抽出物はクルクミノイドと呼ばれる成分の活性化レベルを高める。科学的研究は、BioPerineの添加が、クルクミンの吸収および生物学的利用能の向上を改善することを示している。
一日3錠
ウコン根茎(Curcuma longa) 95%クルクミノイドに標準化された粉末抽出物 |
825 mg | * |
オーガニックウコン根茎(Curcuma longa) | 525 mg | * |
ブラックペッパー(パイパー・ニグラム)フルーツエキス (BioPerine)を95%ピペリンに標準化 |
¥5,122 一日のコスパ¥5,122÷40日=128円
かなり高いなあああという印象。でも成分量は半端じゃないからそんなもんか。
さらにもっと吸収率を高めるために開発されたはもっと高いが、服用するならこれかな。
ウコン(ターメリック)は昔から世界中で親しまれてきたせいか様々な研究が進んでいて、吸収力が悪いという欠点を補い商品がたくさんある。
ただしそれなりに高価だ。
Theracurminは、より速い分散性と優れたバイオアベイラビリティを提供するための研究で示されているクルクミンの最も進化した形態の1つと、体の健康な炎症反応を支援します。クルクミンは、ショウガ科の植物の根茎から作られた深い金のスパイスであるターメリックの重要な成分です。
Theracurmin(微粉化した水分散性ウコン根茎[Curcuma longa]抽出物60mgクルクミンを産生する) | 600 mg |
¥4,447 一日あたりのコスパ ¥4,447÷60=74円
こっちのほうが良いかも。
終わりに
医学的見地からいうとウコンに関して巷間言われているような効果については見受けられないというものと、いや効果はあるというカオスの状況だが。
抗酸化機能など重要な効果については検証されている。
だから服用する価値はあるということは今回調べてわかった。
ただし高価だよね。
それだけ摂取するんだったら良いけど。今のところ多成分とにあわせ技で目的を達成したほうが良いんじゃないかって思える。
まあこういう考えもいつ変わってしまうかわかったものではないけれど^^;
調べているうちに様々な複合成分を単体で摂取したほうが良いんじゃないかという。
最初にこのサイトを作ろうとした時には複合サプリで日本のものを、と思っていたのにそれらの思い込みが次々に粉砕されてきている。
私は今書いているような試行錯誤しながら当たりをつけていくようなサイトを作ろうと思っていたので。
それで良いわけだ。
自分が勃起しない成分を紹介する意味はまったくない。
それに今下半身は充実し始めているが、それはサイトの記事を書くために調べて、自分でも効果があると思ったものを買って飲んだ結果である。
それで。
もう一つ、精力剤の中で直ぐに勃起をするものを最初は求めてたんだが。
複合精力剤の成分を二種類分析検討をした結果。
精力剤の成分といっても体を健康にして元気になって、その上で勃起もするという。
そういう趣旨の成分が半分以上占めていたりすることがわかった。
すぐ勃起したければED治療薬か漢方薬が良い。
ED治療薬はわかるが、漢方薬って成分量が書いてあるものは殆ど無いから本当のところ信用できないと思われるんだが。
何故か勃起に関しては信頼できるものが多い。
■成分効果説明
龍覇王(Ryu Ha Ou)は漢方精力剤の”最高峰”と呼ばれる成分を高濃度凝縮配合した、正に「覇王」という名に相応しい、「中国・タイ」2ヶ国共同制作による漢方精力剤です。
主成分のひとつである海狗腎(オットセイペニス)は漢方大国中国で古くから精力剤、また生薬として使用されてきました。
末梢血管を拡張し、血液の末端組織の流入を亢進させる特性が強く、新陳代謝機能を増進させ、必然的に男性機能へ活力を与える効果が実証されています。
そして継続力(早漏防止)を高めてくれるのが、淫羊藿(いんようかく)。こちらもまた、中国で古くから、精力剤として使用されてきた実績のある成分です。新陳代謝を盛んにして疲労回復、滋養強壮に効果を発揮します。
そして、タイ国内で絶大な人気のある「赤プエラリア」を配合。「赤プエラリア」は天然バイアグラと称される成分で、タイ王国メコン川流域に生息する希少な天然成分です。勃起不全、性機能の低下、体力不足、早漏への効果に名高く、タイ国内で絶大な人気を誇る精力剤成分となります。
男性の悩みを瞬時に解決し、より強く、そしてより満足できる効果を実感できる2ヶ国の代表的な成分を主成分とした「龍」という名を持つ”覇王”の底知れない実力を是非実感してください。
でも私だっていつもあっち方面のことばっかり考えているわけじゃないから。
総合的に健康的な体を作るということをやっていきたい。
そんな中でウコンも、以前は全く選択肢には入っていなかったがもっと調べてみようと思えるようになった。
ってことで今回はここまで。疲れたび―!!ウコンが良いのか悪いのかはっきりしなくて申し訳ない。
追記2018-04-19
ターメリックの高価について検証した記事。
やはりターメリックは効果抜群だった。
ただし、吸収力を増すように加工したものに限るけど・・・・
おすすめサプリは以下
クルクミンは、バランスの取れた免疫機能をサポートすることで知られる強力なフリーラジカル中和剤ですが、生物学的利用能が低いことも周知の事実です。NOWクルクブレインの主成分Longvida オプティマイズドクルクミンは、一般的なクルクミンと比べて遊離クルクミノイドのバイオアベイラビリティーが最大65倍に達するとの研究結果が発表されています。Longvidaは消化管に吸収され、体内で活性型の遊離クルクミンとして体の他の部分に送達されます。Longvidaは、健康な神経組織をサポートするため、血液脳関門を貫通することが実証されています。
ご使用の目安
1日1カプセル服用します。
Longvida最適化Curcumin Extract [Curcuma longa(ウコン)根から](Rhizome)(最小20%Curcuminoids) | 400 mg |
¥2,574 一日のコスパ51円。