メガマックスプロの成分で出てきた鹿茸。
この成分は100以上の成分を配合しています、などと宣伝している精力剤によく出てくるものなんだけど。
私は昔はかなり馬鹿にしていた。どうして鹿の角が勃起関連に効くんだって。
そして日本で”秘薬”として売られている鹿茸は異常に高価だ。
でも鹿の角は欧米サプリに配合されていて、高価なことは高価だが、”秘薬”よりはずいぶんと安い(笑)
それを実際に飲んでみたら最近は寝たきりの{息子」がむっくりと起き上がってきた。効果があった。不思議だ。
まだ成分の科学的な分析などは進んでいないようだが、漢方は底知れないところがあるので、今回調べてみることにした。
鹿茸ってなに?
もともと漢方では鹿茸は優れた効能を持つ薬として大切にされてきていたそうだが、具体的には馬鹿(赤鹿)と梅花鹿(花鹿)の雄鹿のまだ角化していない、もしくは、わずかに角化した幼角(袋角)を乾燥したもの。だそうだ。花鹿というのは奈良とか宮島なんかで見かける鹿でなじみ深い。馬鹿は日本語ではとんでもない意味になってしまうが^^;日本にはいない種類の大鹿で、この二種類の鹿のまだ固くなっていない出始めの頃の角を切り取ったものを使用する。年二回まで採集できるそうだ。

筍を採取する要領だね。

まあそういう見方もできるかもしれない^^;よくそんなたとえ思いつくね
昔は頭蓋骨をつけたまま取り出す方法もあったというけど、今は殆どやられていないという。
国内に輸入されているものはロシア産の馬鹿茸だという。
それを表面を焼いて毛を取り、酒に漬けて柔らかくし、それを切って乾燥させたものを調合して薬として使う。
鹿茸の効能
馬鹿および梅花鹿(花鹿)の雄鹿の角のことを馬鹿茸、花鹿茸と呼ぶ。
『中華人民共和国薬典』には「生命の根本機能壮んにする気血を補う、精髄を強める、の効能がある。虚労羸痩、精神疲労、めまい、耳聾、目暗、腰膝酸痛、陽萎、滑精、子宮虚冷、崩漏、帯下を治す」とあってインポや精子増強をはじめ、様々な効果があると書かれているそうな。
何千年もの歴史の中で数限りない人体実験をしてきた中で、よっぽどその効果が認められているようで、中華系の薬局では看板に「参茸」と書かれているそうな。そういえば、シンガポールにいったときに見かけた。思い出した。
漢方の中では人参と鹿の角が最も効果があるってことだろう。
鹿茸の70パーセントアルコール抽出エキスをパントクリンという薬にした。
最近ではアンチエイジングの効果に対する研究も行われている。マウスへの実験だけどね。
でもその結果鹿茸エキスが抗酸化作用、フリーラジカル消去作用などを持つことが、明らかにされた。
ともかくまだ解明されていない部分が多いようだが、子供から年寄りまで様々なそうに効果があるんじゃないかって期待されている。
当然あっち方面への期待も高い。 鹿は本来「牡鹿一匹はよく牝鹿数百頭と遊ぶ」(枹朴子)と言われたりしていて精力が強い動物であると言われてきた。また「気を益し、志を強化し、歯を生じ老いず」と言われ長寿動物だと信じられてきた。
人参と鹿茸 中国では古来からのスーパースターであったが、最近はその効果が研究によって実証されるようになってきた。
今後が楽しみ!
おすすめサプリ
ちなみにこの鹿の角だが、漢方薬には効果なものが多いけど。そんな漢方薬の中でもかなり高価なものだ。
ただ輸入サプリでも売っていて、そっちは高価ではあるが、日本で売られている漢方薬に比べればそれほどでもない。
単成分サプリをいろいろ調べた結果iHerbが一番安かった。
iHerbって最強かもしれない。
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ニュージーランドのNational Velvet Standards Bodyの基準にのっとって丁寧に捕穫
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ハーブ補助食品
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マイケル・ティアラ、東洋医学医師、認定鍼師による認証
Planetary Herbals Full Spectrum のロクジョウは、中国で2000年以上の間、幅広く使用されている強壮薬です。ロクジョウとは鹿の幼角で、コラーゲン、グリコサミノグリカン、そして、グリコプロテインを豊富に含有しています。鹿は毎年新しい角が生えます。特別な訓練を受けた農家や獣医が、ニュージーランドのNational Velvet Standards Body (NVSB)にのっとって人道的な方法で丁寧に捕穫しています。ロクジョウは、体調の回復とバランス、関節機能のサポートに効果があり、伝統的に使用されてきました。また、体を強化し、全体的な健康維持を促進します。
2錠あたりの成分
カルシウム | 256 mg | 26% |
ナトリウム | 5 mg | <1% |
アントラーベルベット | 500 mg |
¥3,213 60錠 一日あたりのコスパは107円。これは粉末だと思うが。トンカットアリなどの抽出エキスに比べても高価である。
¥8,554 高けええええええええええええええ^^;
これはエキスになっていて、一滴あたり0.75ml 含まれていて80回分である。一日3滴~ということは26日分ぐらいと考えてよい。
¥8,554÷26=329円のコスパ。かなり高価!とはいえ日本で売ってる漢方薬に比べれば格安ではある。
Serving Size: 1 Dropper (.75 ml) | |
Servings Per Container: 80 |
今回は以上。
鹿の角が効果があることはよくわかったが誇大広告サプリで鹿茸が入ってますよといってもおそらくは顕微鏡でも手も見えづらいほどの量だろう。
どんな有効な成分でもある程度の量がなければ効かないであろう。
ただ確実に効果があるので。
鹿の角がひょっとして素晴らしい精力剤成分としてスターダムに登る日が来るかもしれない。
ただ値が張るからなあ。
スターになる日は鹿の角に含まれている成分が分子レベルで解明され、その成分が別のもっと安価な原料で作られるようになったときなのかもしれない。